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最新記事【2007年11月27日】

日本においてエキシマレーザーによる角膜の屈折異常の矯正術であるレーシック手術が認められたのは2000年です。
それまで近視矯正においてはRK手術などが主流でしたが、これには専門医の間でも問題視する声もあり、レーシック手術においても医師の技量不足や知識不足から、手術の際に問題が発生し、ついには裁判まで発展してしまったという事例もあったようです。
過去のレーシック手術に関連して起こった裁判の事例にはどんなものがあるのでしょうか。

ちょうど日本においてレーシック手術が始まった2000年に大阪地裁においてレーシックに関する裁判が2例あります。
ではこの2例は、どのような原因で裁判になってしまったのでしょうか。

まず1件目は、レーシックの手術を検討してクリニックを訪れた原告に対し、手術を受けることに対して考えられる術後の合併症や副作用といったリスクもあることを説明せず、レーシックの手術を受けることに対してのメリットばかりをあおり立てて手術を受けることを承諾させ、手術を受けた原告は術後の合併症によりレーシック手術を受ける前よりも視力が落ちたことから賠償を求める請求を起こしたものです。

当然この裁判では、医師の説明義務違反が認められる判決が下されています。
過去にこういった判例があったことから、近年レーシック手術をしているクリニックでは、術前に必ず患者に対し手術を受けることに対して後遺症などのリスクを負うことを説明した上で患者さんの承諾を得ることを徹底しているようです。

もう1件は、1件目と同じく術前に十分な説明をしなかったことと、さらにひどいことに執刀を担当した医師の技量不足によりフラップを作る際に失敗してしまったというものです。
そればかりか手術中に当然行われるべき目の消毒や洗浄も行わなかったことから、患者の角膜に異物が混入してしまい角膜が濁り、フラップの失敗によって不正乱視も起こるという最悪な後遺症を残す結果となってしまったという事例です。

近年のレーシックの技術レベルは進化しており、こういった事例が起こることはまず考えられませんが、レーシックが導入されたばかりの頃には表沙汰にならない問題が様々にあったようです。

レーシック手術は視力の低下に悩む方や、長年度が強い近視や乱視で仕事をするのにも何にしても不自由を感じてきた人にとってはまさに願ってもない矯正術のように感じられると思います。
実際に本場のアメリカでは日本とは比べ物にならないほどの多くの症例があり、多くの人がレーシックによって視力を取戻しています。
また、それは日本においても同様です。
症例こそまだ少ないですが、レーシックによってクリアな視界を取戻し喜んでいる人は多く、有名人やスポーツ選手の中にもレーシック手術を受けている人は多いようです。

ですがレーシック手術は万能な視力回復法ではないということも認識しておかなければなりません。
どんなことにおいてもそうですが、レーシックにおいてもメリットも多ければその反面デメリットも存在するのです。
レーシックにおけるデメリットにはどのようなものがあるか挙げてみたいと思います。

まずデメリットというかリスクとして挙げられるものに、レーシック手術を受けても必ずしも思うように視力が回復しない場合もあるということです。
レーシック手術によって得られる効果は、患者さんの眼の状態など様々なものが個々に違いがある為に一様に同じ結果にはなりません。
どの程度回復できるかということは術前にはわかる範囲に限りがあり、簡単にいってしまえば手術してみないと効果のほどはわからないというのが現状のようです。

こういったレーシックにおけるデメリットについては、クリニックであらかじめ説明がされることですが、考えられるリスクを理解したうえで手術を受けるかどうかを決めるということはとても大切なことといえるでしょう。

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