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最新記事【2007年09月29日】

ユメノ銀河
小嶺麗奈
ユメノ銀河
定価: ¥ 5,040
販売価格: ¥ 5,040
人気ランキング: 27945位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-28
発売元: ケイエスエス
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

緊張感に満ちた静謐な映像美
商品の説明にある通り、「夢幻的なモノクローム映像」で描かれる、ある種の不思議な美しさに満ちた世界。
原作は読んでいないが、一つの映画作品として正しく成立していると思う。
見どころは、やはり、もしかしたら連続殺人鬼かもしれない男にどうしようもなく惹かれてしまう女の子の、
揺れ動く心情と、一種の狂気にも似た激しさ、だろうか。
男は本当に殺人鬼なのか、主人公は、いつ殺されてしまうのか──。
一瞬たりとも気の抜けない緊張感をはらみつつ、静かに淡々と場面が積み重ねられてゆく。
男を演じた浅野忠信もさることながら、主人公を演じた小嶺麗奈が秀逸。
心の空虚さを抱え、それゆえにこそ、あえて冒険的な、破滅的な道へと突き進む若い女車掌を好演している。
浅野忠信も、何を考えているのか分からない男の不気味さを、うまく釀し出している。
静謐な映像美ゆえに、いっそう緊張感が高まる。
映画好きには一見の価値あり。

沈黙の重さ
夢野久作氏、原作の「少女地獄」の一部が映画化されている。
ふんわりとした白黒の映画にレトロ感が漂う凝った撮り方だと思った。
あまり原作の雰囲気は感じられなかったが、
シーンとしてちゃぶ台に向かい合う2人の男女の重苦しい沈黙がただひたすら続く。
そこが夢野作品らしさを出していたと思った。

台詞の表現より、沈黙を表現として出した「ドグラ・マグラ」の映像化と対照的で
面白く感じた。原作は知らなくても他の作品として楽しめると思う。 

浅野くんだからと言うわけではないけれど・・・
 石井聰互の「ユメノ銀河」を観て「映像の生理」のようなものを感じた。
 この作品では、映像が生きており、脈打っている。鼓動さえ聞こえる。そうした「生体」としての映像を見事に白と黒の光の息づかいのうちに実現している。ちゃぶ台を挟んでなにも語らず向き合う男女のシーン、動物と化したバスが雨のなかじっと汽車に飛び込む瞬間をねらっているシーンなど、ひとつひとつのシーンで映像全体が脈打ち、血流が流れる音が聞こえるかのようだった。第一級の映画と言えよう。
 ちなみに「映像の生理」を知り尽くした作家でまず頭に浮かぶのは「小津安二郎」である。
 それにしても私が最近観る映画のほとんどに「浅野忠信」が出演している。手塚眞「白痴」、石井輝男「ねじ式」、塚本晋也「双生児」、相米慎二「風花」・・。「映像」にこだわりのある作家が彼を重宝がると言えるのかもしれない。
 たぶん彼を使う作家たちは彼のもつ雰囲気を求めているのだろう。私はあまり好きな役者ではないけれど。
 さて、この作品の原作は夢野久作である。松本俊夫が映画化した「ドグラマグラ」を思い出す。そう言えば今は亡き桂枝雀が主演だったなぁ。

石井聰亙作品集DVD-BOX 1 ~PUNK YEARS 1976-1983~
梅津正信
石井聰亙作品集DVD-BOX 1 ~PUNK YEARS 1976-1983~
定価: ¥ 24,990
販売価格: ¥ 22,277
人気ランキング: 24625位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-28
発売元: トランスフォーマー
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

魂の一瞬
スクリーンで『狂い咲きサンダーロード』を初めて観たとき、衝撃は新鮮だったし今思えばその衝撃は宝になっているとも言える。
その後レンタル屋でも繰り返しビデオを借り、感慨にふけった。
泉谷のサウンドが心憎いほどにハマる。
パンタの『つれなのふりあ』が流れる場面も何度繰り返し観たことか。

山田辰夫の演技もまた、この映画の異様な完成度と同様奇跡に近い。彼を含め、同じ程の迫真を今観る者に示すことができる役者はいるだろうか。

一切の説明を省き、登場人物らは激しく進んでいく。
邦画では滅多に見られないこの手法が『狂い咲き?』に一貫した緊張感を持たせているが、この作品は確かマッドマックスの前に撮られたんじゃなかったろうか。
そのことを考えても、監督や役者の熱意を超えた何かが、この映画を超絶した出来ばえに導いたのではとも考えてしまう。それほどの傑作だと断じて間違いはない。

果たしてそれは、偶然がもたらした一瞬の輝きだったのだろうか。
『シャッフル』にも類似は見られるが「熱く、激しく、心に傷い」のに、感動までもさせやがる石井聰亙独特の世界を、彼の新作でお目にかかりたいと思うのはわたしだけではあるまい。

狂い咲き
狂い咲きサンダーロードを噂で聞き買ってみました。

地上波では聴く事ができないと思われる危険なセリフ、
血みどろの殺し合い、
小林稔侍が演じるホモのスーパー右翼やクスリをやってるガキなどの濃いキャラ等
かなり強烈なインパクトがありますが、暴力映画じゃなくて青春映画だなぁと思いました。

自分を押し通してボロボロになっても最後に爽やかな笑顔を見せ駆け出したジンと
自分を曲げて色々失ってしまったケンの対照的な姿が特に印象深いです。
泉谷しげるの音楽もいい感じでした。

20年の歳月
発売が何度も延期された石井監督の初期作品のDVDボックス、それぞれの人がいろんな思いで観るのではないかと思う。大阪での発売記念イベントに関わった者としてはこのDVDボックスが陽の目をみたことに最大の喜びを感じる。
「狂い咲きサンダーロード」はよくもこんな映画が撮れたものだと思う。時代のなせる業ではあるが、山田辰夫さんはノーヘルでバイクを操る。テーマはシンプルであるがスクリーン(家で見れば画面であるが)に伝わるスピード感は何ものにも変えがたい石井監督ならではものであろう。「シャッフル」に表現されている息が詰まるほどの緊張感も石井監督独特のものである。
惜しむべくは「爆裂都市」が権利の関係でボックスに入ってないことである。付け加えるなら東映から出ているDVDの「爆裂都市」は監督によるリマスター作業がなされいない。石井さん自身も語るようにまさか20年の歳月をへて消滅してもしょうがない8mm映画がDVDという技術で生き返るとは思いもよらないことかも知れない。

五条霊戦記//GOJOE<初回限定/特別プレミアム版>
浅野忠信
五条霊戦記//GOJOE<初回限定/特別プレミアム版>
定価: ¥ 4,935
販売価格:
人気ランキング: 29689位
おすすめ度:
発売日: 2001-04-03
発売元: パイオニアLDC
発送可能時期:

時は、末法思想の流行する平安末期。京の五条橋で次々と平家武者を惨殺していく「鬼」こと遮那王、後の源義経と、その鬼を退治すべく天命を受けた破戒僧、武蔵坊弁慶の宿命の対決を描く。石井聰亙監督のアクション時代劇だ。密教や道教などの東洋思想をベースに、従来の義経伝説を覆す新解釈を施し、過酷な未来へ向かって闘い続けることの意義を説くことで現代性を訴えた意欲作である。
遮那王役の浅野忠信による、京劇の舞をとり入れた殺陣の美しさ。不動明王を通り越し、弥勒菩薩の域に達しているかのような貫禄で、弁慶を見事に演じきる隆大介の名演。そして2人の闘いを見守る永瀬正敏扮する鉄吉の、縁の下の力持ち的存在感。これら三位一体のキャスティングもすばらしい。(的田也寸志)

出来る事なら金をかえしてほしい。
これは時代劇史始まって以来の超駄作といってもいいんじゃないかと思います。なぜかというと単純に訳が分からないからです。何か意味深なように見える場面も結局はあんま意味ないし、ぐたぐたやっているうちに終わっちまったって感じがします。最期の決闘シーンだって寝ちゃいそうな感じでしたし。ともかく金を返してもらえるくらいなら返していっていう作品でした。

空を切る石井剣劇
とにかく、歯切れがいい!歯切れはいいのだけど、テンポに凝るあまり、ストーリーがどうも……。鬼切丸って刀が登場するけど、あれ、あまりにも無力だし、ラストの「どんでん返し」もなんか中盤あたりで予測がついちゃうし。いろいろなコンセプトを持ち込むのはいいんだけど、それぞれが置き去りになったままエンディングを迎えるという感じで、タランティーノとか好きな人にはちょっと物足りないかも。ただ、映像はノリノリといった感じで、テンポは素晴らしいです。素晴らしく早いです。ここらへんは石井監督も面目躍如かってところですね。一気に観れちゃいます。ただし、一つ一つのシークェンスの軽視という点では、このテンポ、完全に空を切っちゃってます。

五条霊戦記//GOJOE
浅野忠信
五条霊戦記//GOJOE
定価: ¥ 2,500
販売価格: ¥ 2,500
人気ランキング: 23393位
おすすめ度:
発売日: 2004-11-25
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

時は、末法思想の流行する平安末期。京の五条橋で次々と平家武者を惨殺していく「鬼」こと遮那王(後の源義経)と、その鬼を退治すべく天命を受けた破戒僧、武蔵坊弁慶の宿命の対決を描いた、石井聰亙監督のアクション時代劇だ。密教や道教などの東洋思想をベースに置きながら、従来の義経伝説を覆す新解釈を施し、過酷な未来へ向かって闘い続けることの意義を説くことで現代性を訴えた意欲作である。
遮那王役の浅野忠信による、京劇の舞をとり入れた殺陣の美しさ。不動明王を通り越し、弥勒菩薩の域に達しているかのような貫禄で、弁慶を見事に演じきる隆大介の名演。そして2人の闘いを見守る永瀬正敏扮する鉄吉の、縁の下の力持ち的存在感。これら三位一体のキャスティングもすばらしい。(的田也寸志)

善い人がいないダークな世界観。これは爽快感なき三国無双のようだ!!(笑)
根暗な義経と地味な弁慶がオレより強い漢(おとこ)と戦いたいというタダそれだけのどうでもいい願望を
宿命と称して五条大橋で勝負に挑む牛若丸異譚。

浅野忠信が無表情に息も切らせず目線も動かさず周囲の敵を撫で切りまくる鬼気迫る映像は触れるものを皆切るが如く凍りついた
独特の世界を醸し出していてなかなかGOODです。
しかし浅野さん、いい役者ですね。

エンディングを見ても結局何が言いたいのかよくわからなかったが重苦しい不快感だけは確実に残った。
善い人がほとんどいない。
王朝絵巻とも判官贔屓な国民感情とも無縁のダークサイドの牛若丸伝説絵巻。CGの使い方、俳優の演技に見るべきところ
があるが脚本とテンポ、台詞に難ありかな。
浅野ファンと時代劇好きなら損はないかも。(多分)

映像ロック
石井監督の映画には常に既存のものに対する破壊欲が底辺にあると思う。
その破壊欲をそのまま映像にした作品。
アクションもCGやワイヤーというものではない迫力あるものです。

悪くはないが、特に心に残る映画ではない。
うーん、いまいちかもしれません。

浅野忠信は相変わらず独特の魅力を放っていてかっこいいし、古代の日本を思わせる大自然の舞台も印象深いのですが、映画として見たときにいまいち心に残るものがないのです。

部分部分ではけっこうよいシーンがあるのですが、全体としては並の出来かもしれません。

DEAD END RUN
伊勢谷友介
DEAD END RUN
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 25310位
おすすめ度:
発売日: 2004-05-21
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

さすが浅野忠信
この作品はひどすぎる 何回も停止してやっと観終わった感じです この作品は浅野さんのFlyが撮りたくて時間が足りないから他の二つもつけちゃえって感じがしました トータルの出来は悪いけど浅野忠信の存在を噛みしめたいという方にお勧めです さすが浅野忠信 オーラが違います 浅野さんに★5つ

音楽とのシンクロは素晴らしいと思う
このDVDの映像、ストーリーについては確かに私個人は物足りなさを感じましたが、繰り返して見ているうちに気が付いたのは、バックで流れているオリジナルのBGMが、映像とストーリーを橋渡す重要な役割を担っているということでした。DVDのレビューで「そりゃないだろ」と突っ込まれるかもしれませんが、BGMがね、本当に素晴らしい。映像を見て、後から曲を作ったのかなぁ。「Shadow」の後半部、BGMのお陰で緊張感が持続している。ということで星4つ。音楽がそれなりのできであったとしたら、星3つの内容だと思う。

打つべし、打つべし。
 これは、もう、冒険心とか、遊び心とかの次元じゃないだろう。3話オムニバス(「LAST SONG」、「SHADOWS」、「FLY」)形式で描かれるのは、どれも「逃げる男」でありながら、内容自体は万華鏡のように、ころころと色を変える。なかでも、「LAST ~(伊勢谷友介、粟田麗)」の変化の応酬は驚異的だ。「逃げる」ことから始めるストーリーは、どこかクライム・ムービーの匂いを漂わせる。そこへホラーが急に飛び込み、と思えば、これまた唐突にミュージカルへと発展し、ついにはラブ・ロマンスまで顔を覗かせる。いやはや、『DEAD END RUN』の暴走っぷりは、とにかく凄まじい。
 ただ、そういう多様さが逆に作品の軽さへと繋がっている感もある。次々と形を変える本作には、掴みどころがない、というか、掴んでる暇がないのだ。さらにいうと、3話合わせて1時間弱というのもかなり軽い。僕がコーヒー一杯飲み終わる前に映画が終わってしまうぐらいに。こんな感じだから、本作に強烈なストレートの一撃を期待するのは難しいかもしれない。それでも本作を前にして決してダウンを喫しないかというと、そうでもない。何度もいうようだけどジャブが凄いのだ。一発一発が軽くても、それが止まなければ、ガードは解けず、顔を上げるのも難しい。このジャブの応酬でダメージは充分なのである。
 映画から話は逸れて、本作は俳優だけ見ても、なかなか楽しい。今まで、伊勢谷友介、永瀬正敏、浅野忠信の3人を同じカテゴリーで見てきたけど、このたび3人の演技をまとめて見たら、それぞれがかなり個性的なんだと改めて気付かされた。そんなわけで、ここにもジャブ発見。ちなみに女優陣の活躍も無視できない。粟田麗のエクソシスト・プレイ(!)には震え慄くべし。

私立探偵 濱マイク DVDヴァージョン 8 石井聰互監督「時よとまれ、君は美しい」
永瀬正敏
私立探偵 濱マイク DVDヴァージョン 8  石井聰互監督「時よとまれ、君は美しい」
定価: ¥ 3,990
販売価格:
人気ランキング: 26698位
おすすめ度:
発売日: 2002-11-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期:

1994年~96年の林海象監督&永瀬正敏主演による劇場版三部作をもとに2002年に制作されたTVドラマ。映画館横浜日劇に事務所を置く私立探偵、濱マイクが関わる事件を、各話異なる監督により描く。本巻には自主映画出身の代表的監督、石井聰互による第8話「時よとまれ、君は美しい」が、放送時のものより10分ほどの長尺版で収録されている。
ある夏の夜、マイクは何者かに追われている女に出会う。助けた女は幼い頃の友人であり、彼女の弟はカルト集団・グランクルスのカリスマ総裁となっていた。渡瀬美遊、EITA、永澤俊矢らをゲストに迎え、石井聰互ならではの、彼の初期作品を彷彿とさせるフィクショナルな世界観が光る作品。(田中 元)

1,2を争う好エピソード
放送時には何かと物議を醸した本作の中でも1,2を争うエピソードと思う。石井聰互監督はマイクの内面に深く立ち入り、ややもすれば内省的な内容ながら銃撃戦の最中にマイクが幻想(あるいはもうひとつの現実)を見るなどシリーズの中でも異色作と言える。ヒロインの渡瀬美遊が透明感あふれる演技で魅力的。マイクとの出会いも面白い。しかしこのシリーズ、全体で言うと不満も多く残る。まずマイクのキャラクターが少し紋切り型で面白みがない。それを取り巻く人物も十分に生かしきれておらずすべてのエピソードを通して100%楽しめたかというと疑問。しかし昨今のテレビドラマ事情を考えるとかなり刺激的な試みだった。DVDではTV版のオープニングが未収録で残念。この番組の某プロデューサーがある雑誌でDVDの映像特典について語っていて、濱マイクシリーズのDVDにはこれでもか、と言わんばかりの特典が入っています、と自慢気に語っていた。その割にはゲストのプロフィールはない、メイキングも製作者の独りよがりのよく分からない自己満足(時間のムダ)、オープニングは入っていないで不満がいっぱい。ディレクターズカットならどこがそうなのか解説を入れろ!作品としては◎、DVDソフトとしては×××です。某プロデューサー(仙頭武則)、パート2を作れ!

マイクの初恋
とってもせつないお話です。
いつも妹や友達をとても大切にしている
純粋なマイク。
そんなマイクの初恋の人…。
いつもとちょっと違うマイクの姿も垣間見ることができます。
ラストは本当にせつないです。せつなすぎです。
ぜひぜひ見てください。

三人三色
ユン・チェムン
三人三色
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 56429位
おすすめ度:
発売日: 2005-03-25
発売元: アップリンク
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

相棒 season4 DVD-BOXI(5枚組)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳
相棒 season4 DVD-BOXI(5枚組)
定価: ¥ 14,900
販売価格: ¥ 11,026
人気ランキング: 395位
おすすめ度:
発売日: 2007-12-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 近日発売 予約可

内容の面白さは期待できます。
シーズン3のパッケージと画面サイズにがっかりした一人です。

DVDシリーズは、連続して見るというよりは、たまたま見たい話を見る。
というスタイルが多いと思います。シーズン3のパッケージは箱に段済みするタイプ
だったので、特定の1話を見るのがすごく面倒な仕様となっています。
シーズン2までは問題ありませんでした。

それから画面サイズ。16:9はいいんですが、
従来の4:3のTVで見る人のことも配慮して欲しい。映画だったらオプションで切り替え
られたりします。従来は4:3だったので、シーズン2DVD仕様を踏襲して欲しい。

期待を込めて。

作品は面白い…
前作のパッケージはがっかりしたので今度はしっかりしたものを期待します。だいたい立て続けにDVDだしてるんだからマイナーチェンジしなくてもねぇ。次回に期待!

ケースだけしっかりしていれば・・・。
連続刑事ドラマ「相棒」season4のDVD-BOX。
内容は十分見応えがあるので是非お勧めします!

ただちょっと気になるのはやはりケースなどの類。
season2まではしっかりとしたDVD用のケースがBOXに入っていたのだが、
前作のseason3では安っぽいボール紙のBOXにCDを入れるようなケース…。
出しにくさ・見た目などでかなり劣っていたので、

是非ともseason4では内容同様、外観・包装などしっかりしたつくりであってほしいと思います。

相棒 season 4 DVD-BOX II(6枚組)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳
相棒 season 4 DVD-BOX II(6枚組)
定価: ¥ 17,880
販売価格: ¥ 13,231
人気ランキング: 365位
おすすめ度:
発売日: 2007-12-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 近日発売 予約可

待ってますよ
プレ→season1→season2と来て、いまかいまかと待っていた奴らが帰ってきますよ♪
9月にseason3が発売され、12月にはseason4、年が開けて3月にはseason5までも…
評価は当然ですが、★5です!これ以外の評価はあるんですかねぇ…

相棒 season 3 DVD-BOX I(5枚組)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳
相棒 season 3 DVD-BOX I(5枚組)
定価: ¥ 14,900
販売価格: ¥ 11,318
人気ランキング: 1103位
おすすめ度:
発売日: 2007-09-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

封印作品さえなければ。
作品のひとつが封印されてしまったことは返す返すも残念。
その問題さえなければ★は五つでした。

ケチるな!
作品自体は文句無しに★5なのに、何ですか!あの仕様は!安っぽい・扱いにくい・壊れそうの3重苦じゃないですか。視聴するたび、苦痛を感じる程です。 どういう意図であの仕様にしたのか、ほんと理解に苦しみます。Season4からは「普通」にして下さいね。

次回からはちゃんとしたケースにしてね!!
内容はもちろん星5つですが、あと、全員プレゼントも嬉しかったですが、なんすか、あのケースは?他の面々もコメントされていますが、とにかく取り出しにくいです。しまうときもオマケのブックレットがぐにゃっとなっちゃうし、いちいち順番に並べて戻さなきゃなんないし。大体、続き物なんだから同じ仕様でつくるでしょっ、普通は。責任者出てこ?い!!

ということで、次回からはちゃんとしたケースに戻してね。今回の分も普通のケースを別売りしてほしいなあ。

相棒 season 3 DVD-BOX II(5枚組)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳
相棒 season 3 DVD-BOX II(5枚組)
定価: ¥ 14,900
販売価格: ¥ 12,064
人気ランキング: 1001位
おすすめ度:
発売日: 2007-09-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

画面
画面の比率が変っているとの指摘がありましたが、
相棒はシーズン3からハイビジョンで放送しています。
ほとんどのドラマがそのような現状です。
それに将来、地上波デジタルに変る際、今のブラウン管のTVでは対応できない部分があります。
現時点で画面の比率に困っている方は、TVのリモコンで比率を変えることも可能な場合があります。


シーズン3は登場人物の心情の変化が際立ってよく描写されていると思います。
「ありふれた殺人」は傑作ですが、その他の作品もマンネリ化せず、
新しい一面を創造して行こうというスタッフの意気込みが感じられてとても面白いです。
とくに最終回の、再シーズン化を予感させるような終わり方は、日本のドラマでは珍しいと思います。

DVDの映像が・・・
縦方向に伸びてる感じが、するんです。
最近のTV再放送では、そんなことなかったですし。製品化で起きた問題だと思われます。
特に第6話。右京さんの顔が、面長で悲しい。 作品自体は、文句なしの☆5です。

待ちに待った発売です!
いやぁ士ワイからの相棒ファンとしてサイコーに嬉しい限りですねぇ DVD発売は決まるし来年春の(ゴールデンウイーク頃かな?公開の映画化は決まるしとにかく相棒は質の高いドラマだと言う事ですよ 他の刑事ドラマとは視点の違った内容土ワイの頃からseason Dまで質の高さを維持している事に感激してます DVD発売で新しい相棒ファンが増えますように
拳銃をぶっぱなす派手なシーンがないのがまたいいのですよ 早速予約します!

相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳
相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
定価: ¥ 14,900
販売価格: ¥ 11,026
人気ランキング: 648位
おすすめ度:
発売日: 2008-03-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 近日発売 予約可

傑作シリーズ
日本の刑事ドラマは、演出方法に難点があると思います。
例えば、シリアスな展開の中で、視聴者が飽きさせるのを防ぐために、
コメディー的な要素を挿入するのが定番ですが、それ自体は構わないのですが、
そのコメディー部分の演出と、それまでのシリアスな展開がいささか
かみ合っていないような気がするのです。

相棒は、ミステリーの定番と言えるコメディー要素を取り入れているのですが、
それが自然と話にとけこんでいるような気がします。
要するに押し付けがましくない。

さらに本題のシリアスな部分の演出も、他の刑事ドラマとは明らかに一線を画していて、
刑事ドラマと言っても、今日本で量産されている刑事ドラマとは質が全く異なります。

1クールの作品たちは、どれも個性的なものばかりです。
「せんみつ」、「ツキナシ」、これらは評価が高く、1クールの中で一番面白いと思います。
しかし、酷評だった「悪魔への復讐殺人」。
この重厚感のある相棒ならではの話も、もうちょっと評価されてもいい気がします。

マンネリどころか
シリーズを重ねるごとにキャラやストーリーの魅力が増してるように思えます。
5シーズン幕開けは往年の西武警察のノリで亀山が死んだ?!?
と思ったら、これは杉下が新人の頃に関わり未解決のままだった
名家・御手洗家強盗殺人への導入に過ぎなかった…。

妻を殺し、自らの社会的地位を捨ててまで事件を隠蔽しようとする当主の信念。
敵とも味方ともなりうる小野田官房長官の貫禄。
そして最後は若い頃は刑事役をこなしてきた、あの方の好演が光りました。

心理戦の果てに明らかになる当主ですら知らなかったかも知れない犯人の本当の動機。
理と情が高次元でバランスのとれた本作ならではの素晴らしいラストです。

作品内容に文句はないんだが
商品イメージを見た限りでは、リリース済みseasonと同様のパッケージングのようですが、
せめてこれからリリースされるseasonは、もうちょっと工夫できないもんですかね。

普通のケースにディスク1枚ずつ収めて、ただ紙箱に入れただけのものが 6season 分もたまると
ウサギ小屋の住人(古いか?)としては収納スペースの確保に一苦労。
「時効警察」や「吾輩は主婦である」のBOXように、遊び心に溢れかつ省スペース、出し入れのしやすい
デジパック仕様にすることなどまったく考えつかなかったというなら、それは制作側の怠慢ではないかと。
「いや、それも一案として出たんですが諸事情で見送りに」ってんなら仕方ないですが、
オフィシャルブックの上澄みすくい取っただけ、みたいな貧弱な〈事件簿ブックレット〉なぞ付ける余裕が
あるんなら、もっと基本的なところに目配りしていただきたい。
「コアなファンが多いから、どんな体裁でも出しゃ売れるよ」ってな思惑が見え隠れしてる感じで、
作品内容そのものには文句のつけようがないだけに、DVD化時の詰めの甘さが惜しまれます。

重箱の隅ほじくるようなことばっか書いてますが、それでも買いますよ、BOX全部。
金払う以上、言いたいことは言うよ、ってことでのこの評価です。

相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳
相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)
定価: ¥ 17,880
販売価格: ¥ 13,231
人気ランキング: 659位
おすすめ度:
発売日: 2008-03-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 近日発売 予約可

小野田に始まり小野田に終わる
この第5シーズンはそんな感じです。

年末SP「バベルの塔」はちょっと不思議な話。
右京達警察は自力で事件を解決するには至らず、犯人側も一人が発狂?
被害者も政治家先生は自分の経歴に大きな傷を残すし三方痛み分けな感じです。
そんな中、誘拐された子供が無事だった事と長官の狸親父ぶりが清涼剤になります。

そして最終回「サザンカの咲く頃」。
信念を持って挑んでくる諜報のプロという相棒コンビにとってかつてない強敵!
しかしラストは彼らの存在が霞むほどの怪物ぶりを長官が発揮します。
杉下も亀山も、よくこんな人とお友達でいられるなぁ…。

傑作シリーズ
2クール目、シーズン5を迎えた相棒は傑作を続けざまに放映することになります。
中には、1クール目より劣る作品もあるのですが、高水準の話がそれをカバーします。
これだけ興奮して、翌週が楽しみになった刑事ドラマはありませんでした。

まず、元日スペシャルの「バベルの塔」。子供が誘拐されて、立てこもって、
と、定番のようですが、演出と出演者たちの演技、最後の一ひねりの展開によって
怖ろしく面白い話になりました。

次に「裏切者」。社会派ドラマを得意とする相棒ならではの話です。病室での寺脇康文の
演技が素晴らしく、涙を禁じえません。相棒お得意の最後の数分でがらっと変わる展開、
すがすがしさまで感じてしまいます。

「イエスタデイ」「女王の宮殿」「殺人シネマ」と良作を出した後、ついに最終話の
「サザンカの咲く頃」が登場します。
この話は歴代の相棒の話の中で、トップだと私は思います。
これが映画だと言われても疑いません。むしろ、刑事モノの映画より面白いかもしれません。
「軍事衛星」など非現実的な要素があり、まるでSFですが、
本当に起こり得るんじゃないかと思うほど面白かったです。
日本でもまだこのような質の高いドラマが作れるんですね。

ちょと先ですが
プレ→season1→season2と来て、いまかいまかと待っていた奴らが帰ってきますよ♪
9月にseason3が発売され、12月にはseason4、年が開けて3月にはseason5までも…
評価は当然ですが、★5です!これ以外の評価はあるんですかねぇ…

相棒 pre season DVD-BOX
水谷豊
相棒 pre season DVD-BOX
定価: ¥ 8,940
販売価格: ¥ 6,698
人気ランキング: 594位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-06
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

連ドラで知った方でも十分楽しめます。
私が相棒を知ったのは、2ndシーズン後半でした。

それまで相棒というドラマが放送されていたのは知っていたのですが、
「テレ朝のあの時間帯の刑事モノは年配層が見るモノで自分の世代には合わない(筆者20代)」と勝手に決め付けていました。
しかしたまたま友人に勧められ、仕方なく見てみると・・・良いですね?!おもしろい!!
それまで変な先入観を持っていた自分に腹が立ち、と同時に1話から見れなかった事を後悔しました。
結局、私にとっての2ndシーズンは最終回を含め計4話という事に・・・↓

その後、相棒について調べまくり、連ドラになる前に単発としてSP版が放送されていた事を知りました。
当然見たい衝動に駆られ、放送局に幾度となく再放送をリクエストするメールを送ったのですが、未だ放送される事も無く、半ば諦めていました。
そんな時、このDVDの存在を知り即購入!

連ドラを先に見ていた方でも十分楽しめる内容で、もっと言うと連ドラで知った方にこそ見てもらいたい!そんな作品です。
ストーリーはもちろん、主演のお二人の現在までの変化なんかも楽しめます。
素人レビューで恐縮ですが、参考にして頂けると幸いです。



「相棒」のルーツ
『相棒』が連続ドラマになる前に、『土曜ワイド劇場』で放映された長編3本をコンプリートしたBOX。私は今の連ドラになってからは実は見ていないのですが、この長編3本は見ていて好きだったので、BOX発売はうれしかったです。
こういうシリーズものは、途中でだんだんキャラ設定が変わってきたりすることもありますが、『相棒』シリーズについては、はじめから「右京・亀山コンビ」やその周辺にいる人のキャラに安定感があるので、見ていて安心します。ストーリーも面白いし、ミステリ好きの人にもオススメできると思います。
★を1つなくしたのは、一部の音楽がTVの時と違ったから。使用権の問題かなにかだと思いますが、あの盛り上がりの場面の音楽が好きだったので、それが残念で1つなくしてしまいました。

やっぱり水谷豊でしょう。
熱烈なファンというわけではないのですが、以前から、水谷豊さん主演のドラマは欠かさず見てます。水谷さん主演でがっかりした経験がなかったので、このドラマも迷わずチェックしてました。これまでのドラマも面白かったけれど、この作品はその中でもダントツだと思います。
脇役さん達もそれぞれ癖のある方ばかりですが、ちっともうるさく感じません。上手にドラマに溶け込んでいるので、彼らの掛け合いも見所の一つかと。

沙耶のいる透視図 デラックス版
高樹沙耶
沙耶のいる透視図 デラックス版
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 18644位
おすすめ度:
発売日: 2002-07-25
発売元: パイオニアLDC
発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送

音楽はあの一柳彗
現代音楽の世界で名を馳せた一柳彗が音楽を担当しています。怪談のような音楽で、全体の暗い雰囲気をさらに暗くしています。(笑)端正な貴公子のような一柳氏とこの映画の組み合わせは、吉田喜重の絡みで実現したのではないでしょうか。この映画の主題はエロスータナトス、性と死の不安で単なるポルノではないです。

性愛にまつわる情念の世界
この作品ではやはり「男根」が重要なモチーフとなろう。土屋演ずる編集者の男根を誰が破壊したのか結局のところ解らない。本人なのか、沙耶なのか。それとも編集者の母親なのか。いずれにせよ、本作品では肉体的な「性」は精神的「愛」に敵対する形で現れ、その象徴としての男根は怨恨の対象として描かれる。
 ちょっとレトロな感覚で楽しく見れた。名高達郎は本当に70年代後半から80年代の味で、高樹沙耶も心に瑕を負った暗さをうまく出している。稚拙な台詞回しもここではプラスに作用している。またこの作品では、雨や水が穢れを浄化する存在として重要な働きをしている。性愛のひとつの表現として面白く見た。

やはり、原作者の伊達一行。
小説家は、たくさんの話を書く人でも、テーマがかぶることが多い。
不能な男が、自分に近い男を使って、愛する女性を愛する。
伊達一行さんのが、別の作品でも、似てる感じの話を書いていたなぁ
と、思い出しつつ、なるほどー、とみましたね。
オープニングから、エッチです。
成人男性向けです。
エンターテイメントです。
でも、考えさせるところもあって、伊達一行さんらしいなぁ。
この脚本が、石井隆さんてところも、僕的には、いいな。

湘南爆走族
江口洋介
湘南爆走族
定価: ¥ 3,150
販売価格:
人気ランキング: 13637位
おすすめ度:
発売日: 2007-06-01
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期:

セックスドキュメント 連続婦女暴行魔
珠瑠美
セックスドキュメント 連続婦女暴行魔
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,442
人気ランキング:
おすすめ度:
発売日: 2002-08-23
発売元: エースデュースエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

タンポポ
山崎努
タンポポ
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 1665位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

とにかく楽しい
ストーリーは宮本信子のラーメン屋を繁盛させることだ。洋画「シェーン」っぽく作られている。冒頭はむしろ「浦島太郎」か。随所に出てくる食べ物のうんちくが楽しい。途中に挟まるエピソードも楽しい。宮本信子が朝食を作るシーンはマーラーの交響曲第5番の第5楽章が流れる。軽快でさわやかだ。役所広司のエピソードでは同じ曲の第4楽章が流れる。これは洋画「ベニスに死す」でも使われていて、どちらも退廃的で美しい映像とよく合っている。ついに完成したラーメンの、汁まで飲み干すシーンではリストの「プレリュード」だ。この曲は洋画「愛と哀しみのボレロ」の中でパリの凱旋門のシーンで使われている。たんぽぽではラーメンで、大げさな感じがまた楽しい。

新人とベテランの必死さが伝わる一品。
大友柳太朗が遺作ですって。あの例の有名なチャーシューを右肩に置きなど、ラーメンの食べ方講習なんてものをやってました。また、渡辺謙の若々しい熱演が光ります。伊丹十三の配役を選ぶのが光ります。安岡力也も異色。格闘家がうまくマッチしている。役所広司と黒田福美の好演。映画にちょっとあきたかなという方にピッタリ。

右上方に沈ませ加減に安置・・・・・
大きく3つの部分で構成されている。
A:役所広司と黒田福美のエピソード
B:メインの「ラーメン・ウェスタン」ドラマ
C:様々な俳優たちによる食べ物についてのエピソード。
柱となるBは王道を行く作りだが、AとCが天才的に面白い。
伊丹作品の中でもっともエスプリの効いた作品。
中でもAの卵の黄身を使ったプレイは何度観ても呆気にとられる。

伊丹十三DVDコレクション お葬式
山崎努
伊丹十三DVDコレクション お葬式
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 4070位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-24
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

井上侘助(山崎努)とその妻・千鶴子(宮本信子)、ともに俳優のふたりがCMを撮影中に、千鶴子の父・雨宮真吉(奥村公延)が死んだとの知らせが入った。ふたりは、マネージャーの里見(財津一郎)らとともに伊豆の病院へ向かい、千鶴子の母・きく江(菅井きん)を喪主に、通夜と葬式を執り行うことになるが……。
俳優・伊丹十三の記念すべき監督デビュー作。エッセイストとしても著名な彼は、妻・宮本信子の父の葬儀を体験し、死という悲しい出来事の中、繰り広げられる滑稽な出来事の数々に驚き、それを基にまさにエッセイのような映画を作り上げた。争議を経験したことのある者なら実によくわかるエピソードが満載だが、やがては人間讃歌をかなであげていく手腕がお見事。ラストの菅井きんの挨拶のシーンは感動ものだ。またそれぞれつぼをわきまえたキャスティングも絶品である。キネマ旬報ベスト1などその年の映画賞を独占。世界に誇る伊丹映画の輝かしい幕開けはここから始まった。(増當竜也)

本当の日本のお葬式の風景
お葬式でのスピーチを練習している風景、葬儀屋さんとの打ち合わせ、数珠の購入、など、日本のお葬式の風景を醒めた視点から描いている。特に好きなシーンは、参加者が撮影したという設定の白黒のところです。式の準備が一通り終わって、しばらくぶりに再会した親戚の女性たちが楽しそうに屋根に登る。亡くなった老人の奥さんまで子供みたいにはしゃいでいる。確かに、葬式では久しぶりの親戚との再会が妙になつかしくもあり楽しくもあるものです。ただ、音としてはバッハの音楽だけが流れていて、なんとも物悲しい。こんなに楽しくて悲しい映像が他にあるだろうか。

高瀬春奈の下半身ヌードにぶっ飛ぶ
「お葬式」というテーマだけで、飽くことなく2時間強ももたせてしまう素晴らしい映画です。
香典が風で飛ばされてしまうのは、やり過ぎのような気はしましたが、随所に見られる大人の
反応や行動は、どれもありがちで思わず笑ってしまいます。
大人の社会を知らない子供たちには、面白くないかもしれません。

しかし、この映画の一番のハイライトになってしまった高瀬春奈の下半身ヌードはいろいろな
意味で衝撃的でした。


土壇場での人間の本質を鋭くついた内容!
この映画で最初に驚いたのが『お葬式』というタイトル! 殆ど映画そのものの題材にはしなかったであろう葬式を見事に伊丹監督は描いている。舞台となった住宅も自分の家で撮影。それにしても雨の中、棺桶を数人がかりで階段から降ろす場面や風で香典が舞い上がる場面。正座して足のシビれをひたすら我慢の滑稽さ!人間の本質や本音を鋭く描いた秀作だと思います。

マルサの女
宮本信子
マルサの女
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 4561位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-24
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

がさ入れの迫力がいい
脱税の証拠を固めていき、一斉にがさいれをするシーンの緊張感がとてもいい。山崎努の自宅への突入、ホテルの調査で部屋を1つひとつ確認するところ、愛人宅のドアに安全靴を挟み込みドアチェーンを切るところなど。どなる迫力もある。愛人宅での「受話器から手を離しなさい」、銀行での「これはあんたの字じゃないか。とぼけるんじゃない」というところ。最後に山崎努が少し自分の心情を述べた後、自分の血でハンカチに番号を書いて宮本信子に渡す。ここまでくると、お金にかける執念に対して、嫌悪感を通り越して敬意すら感じてしまう。そのあと、都市の遠景を見せながら全編で随所に出てきた不気味な音楽が鳴り響き、終わる。

伊丹映画としては最高傑作であり、全ての欠点もここにある
 この映画をピークに伊丹映画は興行収入、内容とも低下していきますが、その原因のいくつかこの映画の中にすでにあります。
 第1に宮本信子のリアリティのない熱演で、髪型のわざとらしさもそうですが、この作品以降は作りすぎの役ばかりで才能を浪費しており、「お葬式」の抑えた名演が信じられない。
 第2に余計なサービスです。デビュー作以来続く無意味なセックス・シーンなどが良い例です。小さい無駄な脇のエピソードは適度であれば息抜きにもなるが、伊丹作品の場合は過剰すぎると思います。
 第3に配役です。「お葬式」は練りに練った配役でした。「タンポポ」はスケッチ風にいくつかのエピソードを描くのである程度、個性的で有名な俳優を使う必要がありました。本作もほとんどが適材適所なんですが、何か鼻につくようになってきて、ワンシーンしか出ないのに有名な俳優を持ってくると観客は観ている最中に後でまた出てくるのか気になってしょうがない。
 これらの特徴は私だけが感じているものかもしれませんが、何か鼻につくのです。才能があるのは判っていますが、どうだとばかりに過剰に表れると、いやみでしかありません。それでもこの映画は娯楽作品としてよくできている方です。
 冒頭の雑貨屋夫婦との会話で、早くもこの映画に乗れなかった。雑貨屋夫婦に「他にももっと悪い奴がいるだろう、そっちを捕まえてくれ」と言われ、「じゃ、捕まえますから教えてください」と答えた場面でがっくりきてしまった。この夫婦の自分たちより悪い奴を捕まえろという理論は自分を棚にあげた屁理屈ですが、「悪い奴を教えてください」なんて返し方はない。それを調べるのが仕事だろう。当人たちに脱税の意識がなくても、小さな自営業の帳簿の抜けなんて、いくらでも探せるとは思うが、あらゆる手段で法の目をかいくぐって脱税する巨大企業のトップでも倒せたら観客は拍手喝采したと思う。
 この後、彼女の言葉とおり、ラブホテルの経営者とのちまちました戦いに終始し、政財界の本当の巨悪に立ち向かう姿は描かれず、最後に政治家が電話を掛けてくる程度の演出では黒澤明の「悪い奴ほどよく眠る」のラストからひとつも進歩していない。

伊丹十三監督の色
日本の湿気を含んだような質感。
電信柱の街並や雑居ビルや日本人の肌が黄色いということ。
都会の隅のでも人間がゴミゴミ住んでいることをしっかり認識させてくれる
ような独特の世界観は永久保存だと思う。
わざと入れられたようなエッチ感とかそれをコミカルに楽しんじゃうような感覚とか好きですねー。
髪型にこだわったマルサの女の寝癖とかかっこ悪いかっこ良さがイイな。
人間味が楽しいんだよねー。

マルサの女2
宮本信子
マルサの女2
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 3276位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-24
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

前作同様スリリングな作品
 空前の大ヒット映画マルサの女の続編。

 本作品では、宗教法人を隠れ蓑とし巨額の脱税を企てようとする鬼沢(三國連太郎)に対して宗教活動以外の収益には税金がかかると、やり手の国税局査察部板倉亮子(宮本信子)が戦いを挑む。

 前作同様、命をかけて悪事を暴こうと必死の覚悟の板倉、また前作の権藤(山崎努)以上に、やり手の鬼沢とのバトルは凄まじい。鬼沢はどんな手段を使っても、お金を守ろうとする、狂気がかった人物だ。

 個人的には、最後の結末が決着つかずになっている点が気になりましたが、前作同様スリリングな作品だと感じました。


冒頭でグイっと
老人のエッチ度。あれは子供に見せられないというかエグイ。
でもそのセンスがやっぱいいんだよねー。
と伊丹十三作品の中でマルサ1,2のドロドロとコケティッシュな感覚のごった煮は一番好き。
題材が人間のいやらしい金という部分をえぐっているのが他のエンターテイメント系より
バランスが面白く感じるからだろうか。
若いトレンディな俳優のトレンディな映画にはない
おっちゃん、オバちゃんが主役の人間のリアリティと面白さは
AKIRAの漫画作家、監督の大友克洋氏の書く人間を思い出してしまう。
なんていうか…面白い。

宮本と三国の公園が光る作品。
宗教法人ね。無税を理由に多額の金をしまいこむ。徹底的に悪に徹する三国連太郎。どこか、ユーモアのセンスの場面が随所に見え隠れ。釣りバカ日記の前哨戦かな?という感もあります。この2人でビシッと作品がしまったような気がします。

伊丹十三DVDコレクション スーパーの女
宮本信子
伊丹十三DVDコレクション スーパーの女
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 4480位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

売れないスーパーマーケット「正直屋」の専務・小林(津川雅彦)は、ある日幼馴染でスーパーおたくでもある井上花子(宮本信子)と再会し、正直屋改革のために花子を雇う。花子はスーパーに関する知識を駆使して、数々の障害にもめげず正直屋を建て直そうと努力していくのだが……。
伊丹十三監督が久々タイトルに「女」を冠させて繰り広げていくコミカルなエンタテインメント映画。スーパーにまつわるウンチクが次々と披露され、主婦層ならずともスーパー利用者は必見といった情報映画としての側面も強まっており、その意味では伊丹監督作品らしいテイストになっている。特に良いスーパー悪いスーパーの見分け方といったノウハウは、現代の食事情の先駆的なものとして注目すべき点も多い。ラストにはカーチェイスまで用意されており、伊丹監督らしい観客への濃いサービス精神がいかんなく発揮された作品である。(増當竜也)

伊丹十三・・惜しい才能をなくしました
ある本がきっかけで、この映画を再度鑑賞することに。
その本では、「顧客指向・現場指向とは何か?を知るには、
この映画を観るのが一番わかりやすい」と絶賛していました。

昔はそんなことはまったく考えず(当たり前)、娯楽映画として
楽しく観た記憶があります。

でも今回観てみて、伊丹十三という才能のすごいところに
関心することもさりながら、宮本信子の芸達者と気迫に圧倒されました。
夫婦ではないけれど、これも芸達者、津川雅彦夫との
夫唱婦随の活躍には、脱帽です。しばらく低迷していた頃の邦画の復活は
実は、伊丹作品から始まったのかもしれませんね。

映画を観ながら「三谷幸喜が作ったら、どんな映画になったかな」なんぞと
いう考えがよぎりました。それは、脇を固める演技人の新鮮さ、リアルさ、
庶民感覚の雰囲気を上手にかもし出している、演出に反応したせいなの
かもしれません。
しれません。

集団劇の面白さが光った作品
伊丹十三監督作品の中では比較的地味な部類の作品ですが、完成度は非常に高いと思います。例によって、スーパーマーケットの仕組みを徹底的に調べ上げて作ったストーリーの面白さもさることながら、各売り場の主任やスタッフに芸達者を集めて、個性的な芝居をさせているのがとても良いと思いました。個人的には、高橋長英の鮮魚売り場主任、あき竹城の惣菜売り場主任、三宅裕司の野菜売り場主任、矢野宣の副店長などが光っていましたね。「安売り大魔王」に移籍するか、「正直屋」に残るかを全従業員に選ばせるクライマックスは、なかなか見せる芝居でした。

お客の柴田理恵の好演が見逃せません。
本当にお客様の立場に立って商品を売るということは、非常に難しい。小さなスーパーはいつも生きるか、死ぬかの挑戦に立たされている。商売がうまくいくなら、自分の命をけずってもやるのがほんとうでしょう。一点。今でも活躍している、お客様、柴田理恵の存在。厳しくも、正直に、まさしく、舞台の「正直屋」ではないですけれども、いいものはいい、悪いものは悪い。改善するべきものは改善する。この評価の好演も見逃せません。また、悪役の伊藤四郎の徹底さが光ります。

ミンボーの女
宮本信子
ミンボーの女
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 12375位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

伊丹十三監督作品の中では最高の面白さ!
スピーディーな展開。痛快なストーリー。面白さの点では、伊丹十三監督の最高作だと思います。この映画の完成後、自宅前で暴力団に襲われ、瀕死の重傷を負った伊丹十三監督ですが、そのときの入院経験を基に「大病人」、その後の警視庁の護衛経験を基に「マルタイの女」を製作したのですから、その根性たるや立派なものです。個人的には、グロテスクなシーンが多いのが気になりましたが、だんだん自信を持っていくホテルマンを演じた太地康雄、村田雄浩そして三谷昇が良かったですね。

伊丹映画、最高傑作
伊丹監督と言えばマルサの女で有名ですが、エンターテイメント
として一番面白い映画は何かと言われたら、恐らくミンボーの女
なのではないでしょうか。冒頭からラストまで無駄が一つもなく
出来事の積み上げる順番が非常に考えられていて、ストーリーの速度は
遅からず、速からず、的確なスピードで観客に非常にわかりやすい
形で進行していきます。

また小さな事件がしだいに大きくなっていくという
エンタメの王道を行くような構成なので、物語の訴求力も格別で
冒頭から観始めたら、もう途中で観るのを止めることができません。
そういう意味では巷に溢れるエンターテイメント映画のトップクラスに
入るのではないでしょうか。ドラゴンボールのナメック星編級の
娯楽的な盛り上がりがあります。この辺りのエンタメの構成に関しては
監督ご自身、意識して作られたと思われ、以前、そういった話を
テレビでされてました。そういう娯楽映画の観点から、この映画は
ほとんど完璧に成功しており、昨今の構成の悪い映画、テンポばかり速くて
激しい映像と音楽のみに頼った映画に辟易している人、七人の侍や
ポセイドンアドベンチャー、ジュラシックパーク、ジュマンジ、
ゲームで言えばFF7のような何度観ても話の展開が面白い
純粋に楽しめるエンターテイメントを観たい人には打ってつけの作品です。

内容はヤクザの撃退で、この映画の制作後、伊丹さんは刺されましたが
文字通り、命がけで作った作品であり、伊丹映画の最高傑作と
言って良いと思います。興行的にも確かミンボーが伊丹作品の中で
最も成功していたように記憶していますが、うなづける内容の作品です。
また、ヤクザの撃退マニュアルとして企業などで採用されているという
話も聞きました。ノウハウとしても活用できるという2度おいしい作品でもあります。

伊丹流ヤクザ映画
ヤクザというと、ヤクザ映画に出てくるような男気溢れる格好良い人物を想像するかもしれませんが、
この映画に出てくるヤクザは理不尽な暴力で庶民を苦しめる非常に迷惑な連中であり、
それは現実のヤクザの姿そのものでもあります。
最高のアンチヤクザ映画であるこの作品を撮った伊丹監督の勇気には拍手を送りたいです。

伊丹十三DVDコレクション マルタイの女
伊丹十三
伊丹十三DVDコレクション マルタイの女
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 12420位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

カルト集団による殺人事件を目撃してしまった女優のビワコ(宮本信子)は、裁判の証言者として法廷に立つため、警察の身辺保護対象者(マルタイ)として常に立花刑事(西村雅彦)と近松刑事(村田雄浩)からガードされることに。一方教団側はさまざまな手でビワコに脅迫や嫌がらせを開始。精神的ストレスが重なるビワコは、やがて証言することを拒否しようと思うまでに追い詰められていくが……。
伊丹十三監督が、警察に守られるマルタイを主人公に据えたサスペンス・エンタテインメント映画。かつて伊丹監督が『ミンボーの女』で刺傷事件に遭い、妻の宮本信子がマルタイとして警察の保護対象となった事実が、企画の発端となっているとか。これまで伊丹映画では行動するヒロインといったイメージの強かった宮本が、ここでは守られる側という受身の立場の役を演じているのも新味ではあった。刑事ふたりの個性もうまく活かされている。なお本作は惜しくも伊丹監督の遺作となった。(増當竜也)

ラストシーンのオチにニヤリ!
伊丹十三監督作品の中では特にサスペンスの要素が強い作品ですが、西村雅彦+村田雄浩の刑事コンビと宮本信子の女優のやり取りも何ともおかしかったです。伊丹十三監督らしいのはラストシーンで突然現れるどんでん返し的なオチでしょうね!この作品自体、オウム真理教事件を素材にして作られていますが、ラストのオチは当然国松警察庁長官狙撃事件をパクっていますね。(これ以上は書けないので、実際に作品を見て下さい。)

やらなきゃいけないことをやるだけ
人生において勇気をもらいたい時、修羅場に陥いり這い出さなくてはいけない時、必ずこれを見る。
洋画を観て薄っぺらーく「何となく分かったような気になる」くらいなら、伊丹映画を繰り返し何回も観た方が、人として賢い。
日本映画のコメディーで本当に笑わせられたのは、伊丹十三の映画だけだったようにも感じる。
結局、人間考察のリアリティーの度合いが違うのだよ。

宮本信子の脇の下のたるみ、山崎努のポマードから漂うおとこの色気、西村雅彦と村田雄浩のクドサ満開のイジリ方、津川雅彦の丸出し助平・・・。本当に役者の使い方が分かっていた監督が、また一人いなくなった。

伊丹映画の特徴は、バタ臭く、アクが強く、洗練なんて全然されていない。
いい意味で「東映やくざ映画」「日活ロマンポルノ路線」の系譜にある昔ながらの作り込む作風であった。常に現代のタブーや体制を、人間の心底にある欲望と好奇心でもってコメディー形式で分かり易く描き出した。
どの作品も一貫して、観た後の引っ掛かりが違う。そして、しつこい。
伊丹十三とは、まだデジタル化されていなかった「昭和の最後のいい男」だった。
彼が世に生まれて好きな映画を撮らせてもらい、最後に「ホントに撮らなきゃいけないものを撮るだけ」だったのが、この作品だったとは思いたくない。











文句なし!ですね
本当に伊丹さんの映画は好きです。
中でもこの映画が一番ですかね・・・途中から見ても面白いし、文句の付け所が少しもありません。
西村さんの演技。僕は感動しました。特に舞台のシーンとか・・・
コメディーサスペンスの感じ。テーマは深刻だけどクスッって笑ってしまいます。
マルタイの女。エンディングのラストーシーンも見てみよう。

伊丹十三DVDコレクション タンポポ コレクターズセット (初回限定生産)
山崎努
伊丹十三DVDコレクション タンポポ コレクターズセット (初回限定生産)
定価: ¥ 6,980
販売価格: ¥ 3,490
人気ランキング: 13043位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

タンクローリーの運転手ゴロー(山崎努)は、ひょんなことから知り合った未亡人タンポポ(宮本信子)が経営するさびれたラーメン屋を立て直すべく、彼女を特訓し、やがて究極のラーメンを完成させる。
『お葬式』で高い評価を得た伊丹十三監督がその第2作として手がけた、本人いわく「ラーメン・ウェスタン」。そう、まるで西部劇のようなタッチで風来坊とラーメン屋の女主人との恋がつづられていくのだ。往年のハリウッド映画風の大仰な音楽も、妙におかしい。また本筋と並行して、エッセイストとしても知られる伊丹十三ならではの食に関するウンチクが次々と、時にエロティックに語られていき、ラストショットでは人間の食欲と性欲の原点までもがさらりと描かれていく面白さ。若き日の役所広司や渡辺謙がおいしい役で出ているあたりも見どころだ。もちろんその他のキャスティングも絶品。オムニバス的な内容が際立ったがために、公開時の国内の評価は戸惑い気味ではあったが、海外、特にアメリカでは高い評価を得た。食の喜びは万国共通だったということか。(増當竜也)

チョイ役に注目
 この映画の良さは、チョイ役達の演技ではないでしょうか?
たとえば、レストランに入った重役御一行とかばん持ちのヒラ
社員。重役達は、メニューが読めず(読んでるフリをする)一
人がやっと、ムニエル・コンソメスープ・ビールと注文すると
他の重役達も同じ注文をする中、ヒラは、メニューが読め料理
の味も知っていて、違う注文をして(上役が蹴ってくる)重役
達を驚かせたり、おばさん達の前で、スパゲッティーは、音を
立てて食べてはイケナイと力説するおばさんの近くで、外国人
がすごい音を立ててスパゲッティーを食べたり、虫歯(歯髄壊
疽)を起こしている人が、電車の中で点心を食べたりとチョイ
役達の名演技に注目です。

ラーメンウェスタン映画だ!
伊丹十三監督作品の中で、「マルサの女」とともに僕がメチャ気に入ってる作品です!物語のベースは長距離トラックの運転手ゴロー(山崎務)とガン(渡辺謙!若い!)が、未亡人タンポポ(宮本信子)が営む街道沿いの古びたラーメン屋を超人気店に再生するストーリーですが、町に流れ者のガンマンが現れて、困っている町の女性を助け、そして去っていく…ってな感じの古き良き西部劇のテイストで物語りは進んで行きます。ゴローはカウボーイハットで、運転するトラックには角までついてます!もちろん喧嘩もめっぽう強い!タンポポの店を繁盛させるために、ゴローの仲間が色々手助けするのですが、グルメなホームレスに、食べることが大好きなご隠居(大滝秀治)とその後妻?(なんとワハハの柴田さん!)などなど、ホントに魅力的なキャラクターばかりです!このストーリーの合間に、『食』に関するショートストーリーがいくつもちりばめられていて、それぞれが愉快で楽しいのです!例えば、色男のヤクザ(役所広司!これまた若い!)と恋人とのストーリー(かなりエロッティク!)や、スーパーの店長(津川雅彦)と商品を傷つけるイタズラお婆さんとの攻防などなど、ホントに多彩なキャストで、絶妙の味を出してます。皆さんも最後は美味し~いラーメンを食べたくてしかたがないっ!って状態になりますよ!ぜひこのラーメンウエスタン映画を観てください!!

ラーメン好き
「たんぽぽ」を見たのは小学生の時だったと思います。
エッチな映画だな~、と思ってました。
そこのシーンがインパクト強くて・・・。
でもこの映画でラーメンの食べ方を教わりました。
「スープもラーメンの一部。同時に食す。」ってのが印象的でした。
あと、死にかけのお母さんがチャーハン作る所は、ぐっときます。
食をテーマにした映画ってなかなか面白いものですね。
「スーパーの女」も好きです。食べ物扱ってるから・・・。
単なる食いしん坊ですね。

あげまん
宮本信子
あげまん
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 12638位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

文句なしに面白い
1990年製作の作品だが、古さは微塵も感じない。
政治家、高僧などが出世する、あるいは脱落する
全て影に女がいる。
家内でも愛人でもいいから、男を立てる女が居る者は
不思議に出世する。
中身は見てのお楽しみ。
「あげまん」こと宮本信子が可愛いらしく頼もしい。
脇を固める当代の俳優の演技が達者で、この映画を見れば
現在の政治家が如何にも小粒で、頼りない気がしてくる。

伊丹十三DVDコレクション マルサの女 コレクターズセット (初回限定生産)
宮本信子
伊丹十三DVDコレクション マルサの女 コレクターズセット (初回限定生産)
定価: ¥ 6,980
販売価格: ¥ 3,490
人気ランキング: 6121位
おすすめ度:
発売日: 2005-08-24
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

マルサとは、国税局査察官の通称。税務署調査員の板倉亮子(宮本信子)はやがてマルサとなって、ラブホテルなどを経営する実業家・権藤(山崎努)の脱税を暴くべく暗躍する。
伊丹十三監督の第3作目にして最高傑作の呼び声も高いエンタテインメント快作。オカッパ頭にそばかすと、身なりこそ変だが極上のキャリアウーマンを宮本信子が快演。脱税を暴くマルサのテクニックもウンチク風に描かれていくあたりも、伊丹映画の真骨頂たるものだが、脱税する側の理屈もまた妙に説得力があるのが奥深くてよい。そもそもは『お葬式』で得た利益の半分以上が税金として国に持っていかれたことから、伊丹監督が税に興味を抱いたのが企画の発端とか。キネマ旬報ベスト・テン第1位などその年の映画賞を独占。宮本信子も数々の主演女優賞に輝いた。海外でも高く評価され、実現こそしなかったが、アメリカでリメイクといった企画も持ち上がったほどである。(増當竜也)

買って観るべし!
高校の時にTV放送していたものを斜め観して以来、初めて
しっかりと観ました。冒頭を観て、「こんなシーンをTVで
流して大丈夫だったのか」と驚いていたのもつかの間、
次第に画面にグイグイと引き込まれていきました。
当時は全く分かっていなかった税や複雑な男女の心の機微が
分かる今だからこそ、楽しめたのだと思います。
また、個性的な役者さん達が総出演していたのにも拘らず、
それぞれの持ち味を消さないままで映画全体が纏まりを見せ、
大変緊張感のある作品に仕上がっていたのにも感心しました。
特に山崎努が素晴らしかったです。
メイキングには期待していなかったのですが、こちらも撮影現場を
客観的に面白く見せてくれますので、単品で買う価値はあると
思います。
惜しむらくは、岡田茉莉子と山下大介(権藤の息子)の
ミスキャストですが、税の知識を教えてくれつつ、十二分に
楽しませてくれたこの映画には、文句無しに星五つを献上します。

濃い役者がいっぱい出てます
この映画を高校生の時にみました(私の観た映画館では同時上映が吉永小百合の映画女優)が、同時上映の映画を目当てに観に行ったので全く期待していなかったのですが、オープニングからすごい衝撃をうけました。劇中に流れる音楽も頭にこびりつき(サントラのCDもこのときに購入して未だに持ってます)、とにかくおもしろくて今までにない発想の映画だと思いました。私は伊丹監督の作品の中で一番この作品が好きです。査察のことなど色々と勉強にもなりました。山崎努や宮本信子、大地康雄などとにかく濃い役者がたくさん出ていているのも魅力ですが、なんと言ってもこの映画の中の津川雅彦はかっこいい!津川さんは伊丹監督によって花開いた役者だと思います。

パッチギ!LOVE&PEACE スタンダード・エディション
井坂俊哉.西島秀俊.中村ゆり.藤井隆
パッチギ!LOVE&PEACE スタンダード・エディション
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 2,953
人気ランキング: 454位
おすすめ度:
発売日: 2007-10-26
発売元: Happinet(SB)(D)
発送可能時期: 近日発売 予約可

井筒和幸監督の代表作となった前作。舞台を京都から6年後の東京に移したこの続編では、アンソンとキョンジャの兄妹が「命」を巡ってさらなる試練に立たされる。難病の息子を治療するために東京へ引っ越してきた一家だが、若き父のアンソンは闇取引で治療費を稼ぐしかない。一方、妹のキャンジャはスカウトされて芸能界入り。在日である事実を隠し、持ち前の負けん気を活かして大作映画のヒロインへと昇りつめていく。
メインキャストは前作から一新。アンソン役の井坂俊哉は元サッカー選手だけあって、ケンカの場面もダイナミックに肉体を躍動させる。そんな彼以上にすばらしいのは、キャンジャ役に抜擢された中村ゆり。今回最も泣ける場面は彼女が一身で担い、そこでの気丈な演技は忘れがたい印象を残す。ただ、兄妹の父が体験した第2次大戦での悲劇も重なり、おなじみの曲「イムジン河」も流れるわりに、感動の度合いでは前作に及ばないかもしれない。それ以上にインパクトがあるのが、背景となった70年代の風俗で、とくにキョンジャの目を通した芸能界の舞台裏が面白い。「アイドル水中水着大会」での騎馬戦“ポロリ”など、ある世代には必見のシーンが満載なのだ。(斉藤博昭)

一作目と比較して
前回作”パッチギ”から時代が過ぎて今回作。
たしかに私が若い頃は、”チョン高”の朝鮮人と仲が悪く、ちょっと 寄ると触ると喧嘩していたように思う。
その頃の時代背景と、当時の学生の生き様や、
問題意識を通して・・前回作は心を打たれた。
しかし、なんでまぁ、こんなに大騒ぎして喧嘩するのか・・殴りあうのか。
いまの青年の感覚としては、ちょっと違和感があるのではないか。
監督は、殴り合いを通して、”当時のバイタリティよ、よみがえれ!”と言っているのか。

韓国人と日本人の感覚の違い・意識の違い、すれ違いは、当時大きかったと思う。
それをノスタルジックな思いと、時代や意識に対する問題点、また反省する気持ちも込めて、
「人間とは・・・」という映画にした気持ちは理解できた。

けど今は、韓国と日本の関係は、そこを一歩進んで、互いに協力していこうとする雰囲気が少しずつではあるが芽生えているのではないか。
(サッカーで互いをライバルとして戦い、互いにエールを送る様子にも、すこしずつではあるが、時代の過ちを乗り越えていくのを感じる)

ノスタルジーは、ノスタルジーとして、もう少し次につながるストーリーになっていれば良かったように思うけれど・・(笑)

むしろ、難病をかかえたわが子に対する気持ちや、家族愛は、国を超えたテーマ。
ふつうの生活を幸せと感じる生き方も、いまの時代への提言と感じる。
すでに パッチギは、テーマがそちらに移ったような感じもした。

ただ やっぱり パッチギだから・・・けんかは入らないとおさまらないんだろうなぁ (笑)

わたしの若い頃、チマチョゴリをきた韓国人の女学生・・ かわいかったなぁ (笑)

良かった。
一回観た感想ですが、自分は良い映画だと思います。
自分はこの作品(監督)が伝えようとしている事は人間の
当たり前の事ではないかと見終わった後に思いました。 

民族問題とか関係ないと思いました。

在日の主人公と、日本人の青年との友情。
息子の難病を治したいと願い、危険な事でも何でもする父。
甥の為に芸能界の世界へ入ってゆく叔母など・・・。

これから観てみようかなと思っている方はこの映画のテーマとされている
部分を、あえて忘れて見てみる事をお勧めします!

(自分もこの問題やテーマについて殆ど知識がなく観ました)

他の方もおっしゃる様に、好き嫌いはハッキリ別れるとは思いますが・・・。
それでも自分は単純に良い作品だと思いました。


井筒監督の勇気
キョンジャは沢尻エリカの方が良かったのにという評も聞かれます(私もその一人)が、中村ゆりもけっこう頑張っていたと思います。アンソンの井坂俊哉はなかなか良かったし、藤井隆のコメディアンぶり、シリアスな演技もとても良かった。それに、寺島進、ラサール石井など脇を固める役者たちがピッタリはまっていた。

“愛と平和”などという井筒監督のイメージには合わないようなサブタイトルがついているので、心配してはいたのですが、それは杞憂に終わりました。
キレイ事だけで平和を訴えるのではなく、暴力あり、残酷シーンあり、裏の闇取引あり、と汚いところも堂々と見せてこそ生命力のたくましさを訴えてくる。キョンジャが出自を隠してスターの階段を一歩ずつ上がろうとするも、在日の壁、差別が立ちはだかる。もちろん、決して楽には生きていけない中でも日本に溶け込もうとした屈託のない姿には清々しさを覚えます。それを代弁するかのように、佐藤が在日家族の中に受け入れられていく設定は絶妙でした。

前作は、日朝、在日の問題ももちろんありましたが、少女と日本人青年のロミオとジュリエット的恋愛が中心のパワフルな青春ムービーだった。それに、井筒監督には難病ものは映画の出来不出来でなく、扱って欲しくなかったし、描きたい事があり過ぎて、いささかエピソードを盛り込み過ぎの感じも受けます。
しかし、日本、北朝鮮、在日の人、それぞれに反発を受ける描写もあり、また、果敢にも芸能界最大のタブーにまで斬り込んだ、その勇気を讃えたい。

パッチギ!LOVE&PEACE プレミアム・エディション
井坂俊哉.西島秀俊.中村ゆり.藤井隆
パッチギ!LOVE&PEACE プレミアム・エディション
定価: ¥ 5,985
販売価格: ¥ 4,429
人気ランキング: 773位
おすすめ度:
発売日: 2007-10-26
発売元: Happinet(SB)(D)
発送可能時期: 近日発売 予約可

井筒和幸監督の代表作となった前作。舞台を京都から6年後の東京に移したこの続編では、アンソンとキョンジャの兄妹が「命」を巡ってさらなる試練に立たされる。難病の息子を治療するために東京へ引っ越してきた一家だが、若き父のアンソンは闇取引で治療費を稼ぐしかない。一方、妹のキャンジャはスカウトされて芸能界入り。在日である事実を隠し、持ち前の負けん気を活かして大作映画のヒロインへと昇りつめていく。
メインキャストは前作から一新。アンソン役の井坂俊哉は元サッカー選手だけあって、ケンカの場面もダイナミックに肉体を躍動させる。そんな彼以上にすばらしいのは、キャンジャ役に抜擢された中村ゆり。今回最も泣ける場面は彼女が一身で担い、そこでの気丈な演技は忘れがたい印象を残す。ただ、兄妹の父が体験した第2次大戦での悲劇も重なり、おなじみの曲「イムジン河」も流れるわりに、感動の度合いでは前作に及ばないかもしれない。それ以上にインパクトがあるのが、背景となった70年代の風俗で、とくにキョンジャの目を通した芸能界の舞台裏が面白い。「アイドル水中水着大会」での騎馬戦“ポロリ”など、ある世代には必見のシーンが満載なのだ。(斉藤博昭)

反日映画???
あれだけ他人の映画をコケにして、結局できた映画がこの作品とは・・・。
しかもどう見ても反日映画です。
お国に帰った方がいいんじゃないでしょうか?


駄作!
このレベルの映画さか撮れないで、あんまりでかいことは言わないほうがいいと思う。監督が俳優いじめて楽しむのは構いませんが、日本映画のレベルを下げて欲しくない!レンタルで借りてから、購入を決めて下さい。

平和への思い
この映画はイデオロギー云々じゃありません。確かに差別用語が出たりしますが1970年代に起こった話をしているんで。根本は戦争の無意味さと平和への願いが込められてます。「脱走しても生きて帰って来てくれた父を誇りに思う」というキョンジャの言葉に全てが集約されてます。みなさん是非観てください。

パッチギ! (特別価格版)
塩谷瞬
パッチギ! (特別価格版)
定価: ¥ 2,079
販売価格: ¥ 1,853
人気ランキング: 1235位
おすすめ度:
発売日: 2007-04-25
発売元: ハピネット・ピクチャーズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が、若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画。1968年の京都、高校2年の康介(塩谷瞬)はかねがね敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合の交渉をするはめに。しかし訪れた朝鮮高校で彼は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれし、彼女と仲良くなりたい一心で、『イムジン河』の歌をギターで覚えるが…。
ベースは国籍の違いによる日本版『ロミオとジュリエット』だが、その実二国間のさまざまな世代が織り成すエネルギッシュな群集劇として見事に屹立。また深刻な問題に真正面から取り組みつつも、あくまでもにぎやかでコミカルに進むテイストからは、井筒監督ならではの人間讃歌がうかがえよう。娯楽を機軸に、観る者の意識を啓蒙させ向上させえる、これぞ真のエンタテインメントと断言したい。なおパッチギとはハングル語で“頭突き”のこと。“突き破る”“乗り越える”という意味もある。(増當竜也)

普通の日本映画だとは思いますが
テレビの深夜番組での監督の酷評に共感することが多かったので、かなり期待して見た。

映画の内容は、1960年代終わりの京都を舞台にしており、理不尽な社会背景を写しながら、ある高校生が在日朝鮮人と深く関わっていき、事件が起きる様が描かれている。

監督が何をテーマにして訴えるのかは理解できたと思う。

しかし、内容は全体を通してそれほどではないと思った。

前半の細々したエピソードでは、そのシーン(カット)は必要か?と思うところが多々。

また、監督が今話題のエリカ様を絶賛していたので同じく期待していたのだが、普通にしか感じられなかったし、後半も強引さを感じ、感情移入ができなかった…

期待が大きかったのかなぁ。

もっと理不尽に突っ走って、見終わった後、金槌で頭を殴られたぐらいの衝撃が欲しかったです…



普通・・・
井筒監督と言えば辛口で有名なのでどんな映画を作ったのかなと思い見てみました
う?ん期待したのより上でも下でもないって感じですね ラストは結構好きです
でも人の作品をあ?だこ?だ言ってる割には別にたいしたこと無いですね
よくありそうな日本映画です

60年代のエネルギーが渦巻くパッチギ!
井筒監督の映画にはいつもユーモアがあるが、そのユーモアのせいで、喧嘩のシーンが多いこの映画も凄惨にもならず、明るいトーンを保っている。

グループサウンズのオックス、その赤松愛をまねしてマッシュルームカットにする高校生の松山。
シベリヤ鉄道を使って”フリーセックスの国”スウェーデンへの旅に出た酒屋の先輩(オダギリジョー)は、
髭を生やし髪を長くして帰国し、60年代ファッションの代表、サイケデリックに身を包みながら
「次は(ウッドストック、ベトナム戦争の)アメリカや」と語る。

そんな時代の中で、喧嘩に明け暮れる在日と日本の京都の高校生だが、松山康介は偶然であったリ・キョンジャに恋をする。
事故で亡くなった友人の通夜で、日本がかつて行った酷い仕打ちをはき出す老人に帰れ!といわれた松山はギターたたき割り、川に投げ捨てながらも、どうにかディレクターと約束の放送局に辿り着き、やっとの思いで「イムジン河」をハングルで歌う。ラジオから流れてくる松山の歌を涙ぐみながら皆に聴かせるキョンジャ。

観る者に強い印象を残した、キョンジャ役を演じた沢尻エリカ。
実際には茶色なのだが、黒というより漆黒の様に映る瞳と独特の雰囲気。
久々に”危険な”女優がデビューしたもんだと一際印象的だった。

ともかく感傷はない、明るくズバッと60年代の青春を語ったパッチギ!。
いい映画だなぁ。

パッチギ! ダブルプレミアム・エディション
井坂俊哉.西島秀俊.中村ゆり.藤井隆
パッチギ! ダブルプレミアム・エディション
定価: ¥ 9,240
販売価格: ¥ 6,838
人気ランキング: 1240位
おすすめ度:
発売日: 2007-10-26
発売元: Happinet(SB)(D)
発送可能時期: 近日発売 予約可

戦争で得るもの
そんな物は何もないし、敵対心や傷しか残さない。観る価値が無いと思う人は投稿なんかしないでください。僕等は世界平和と叫びながら対立しいがみ合ってる。つまらないことで。この映画で少しでも感じてほしい。みんな同じ人間!どちらが上なんてない。みんな仲良くしましょう

只今、在日チョ○に大慢性中の捏造キムチムービー(笑)
韓国のでっち上げを、正当化したかったア○いづ○。
何から何まで、史実を完全に無視し、観る価値は当然無い!
朝鮮総連との「ドス黒い繋がり」が噂されただけに、
視点が、在日チョ○系の主張にだけ傾向しきった、
朝鮮総連の、プロパガンダ愚作に成り下がりまくり!
さすが「文化人ワースト3」に選ばれただけの事はある。
お前ら神に祈れよ、見放されて無ければ良いがな!(笑)
それにしても「文化庁支援のお墨付き」ってどうなってんのよ?

岸和田少年愚連隊
ナインティナイン
岸和田少年愚連隊
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,242
人気ランキング: 6334位
おすすめ度:
発売日: 2000-11-01
発売元: 松竹ホームビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

中場利一の自伝的同名小説を原作に、かつて『ガキ帝国』で島田紳介・松本竜介を起用して一般映画デビューを果たした井筒和幸監督が、今度はナインティナインを主役に描いたオモシロ過激な青春グラフィティ。
1970年代、大阪・岸和田で喧嘩に明け暮れる不良少年チュンバ(矢部浩之)と小鉄(岡村隆史)を中心に、荒々しくも魅力的な面々の姿が群像劇として描かれていく。猥雑な世界観の中、キャラクターの躍動感から哀愁まで漂わせることに長けた井筒演出の真骨頂ともいえる快作。登場する人物のすべてがなぜか愛おしくなってくる。これがデビューとなったチュンバの恋人役大河内奈々子も初々しい。なお本作の成功により、以後中場原作ものは「岸和田シリーズ」として続々と製作されていくことになった。(的田也寸志)

面白いよ。
神奈川に最も近い東京と言われる、偏狭の犯罪都市町田に生きる僕には
関西の岸和田でくすぶるティーン時代の青春というのは肌合い的に理解できるものです。
そこにあるのは、土着的な出来の悪さ。
そんな岸和田の町を舞台に主役を務めるのは、お笑いのナインティナイン。
彼らは本当にハマリ役で、井筒監督のキャスティング能力が光ります。他にもサンダとガイラの兄弟、小林稔侍による地元のケンカオヤジ、山本太郎による高校の元番長、、、と魅力的なキャラクターばかり。
全編ケンカのシーンばっかのこの作品にそもそもモラリズムだとかは存在していません。
あるのはケンカだけ。そういう、どこにも行き着かぬ青春を実にうまく切り取った作品です。

井筒さん、、あんたは偉い。
ダンジリ祭りで有名なデープな大阪岸和田。不良の悪餓鬼の中学生時代、高校生時代、そして大人になった頃までを描いています。矢部浩之が主人公のチュンバ、その子分の小鉄を岡村隆史、その他愛すべき奴ら。井筒さんよく考えて撮っています。好きなのは、チュンバのおかん秋野暢子、裁判所へ行く前、[今日はひよこで行くからな、、、]そして、係り員の前で[この子本当は優しい子ですねん、お祭りで買ってきたひよこが死んだ時も、、、]死にそうなくらい笑えました。笑福亭松の助のおじいちゃんの[鉄板、持って行け]、電車止めたり、映画館で画面に対して文句言う怖いカオルチャン(小林稔侍)、全ての意味でじゃりんこチエを越えています。でもこんな人達まだ関西では、ようけいたはるんでしゃろ。ワシがモデルや、、と言うてるおっちゃん、絶対いたはりますわな。

いいやん
この映画好きです。決して完璧ではないんです。演技とか中のことも、でも好きです。前半の中学生のときの明るい印象から高校に入ってからの暗い印象とか巧いな―と思います。ただりょーこについてはどうかなみたいな。でも好きです。

パッチギ ! スタンダード・エディション
塩谷瞬
パッチギ ! スタンダード・エディション
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,441
人気ランキング: 16427位
おすすめ度:
発売日: 2005-07-29
発売元: ハピネット・ピクチャーズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が、若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画。1968年の京都、高校2年の康介(塩谷瞬)はかねがね敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合の交渉をするはめに。しかし訪れた朝鮮高校で彼は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれし、彼女と仲良くなりたい一心で、『イムジン河』の歌をギターで覚えるが……。
ベースは国籍の違いによる日本版『ロミオとジュリエット』だが、その実二国間のさまざまな世代が織り成すエネルギッシュな群集劇として見事に屹立。また深刻な問題に真正面から取り組みつつも、あくまでもにぎやかでコミカルに進むテイストからは、井筒監督ならではの人間讃歌がうかがえよう。娯楽を機軸に、観る者の意識を啓蒙させ向上させえる、これぞ真のエンタテインメントと断言したい。なおパッチギとはハングル語で“頭突き”のこと。“突き破る”“乗り越える”という意味もある。(増當竜也)

どうしようもない世界の中にもときおり奇跡が起こる
例えば2007年に日本に生まれた子供はそれから数年間の未来の記憶と、それ以前の記憶を持たない。しかし、その子供は生まれながらにして過去連綿と続いてきた「日本人」という歴史を背負っている。物理的にはひとつの体だが、集団的な記憶としての「日本人」の構成要素の一部としてこの世の中に生まれてくる。これはどうしようもない。

そういう既に決まっているたくさんの約束事の中に僕らは生まれてくるのである。当然、その中では個人としての独立性というものはほとんどない。集団的な記憶の中で成長してゆくからである。既に対立している場合、対立し続ける。自分の意思とは関係なく(考える前に意思が存在してしまう)そういう世界だからだ。

物語は京都で生きる在日朝鮮人学校の生徒と日本の高校生の抗争が舞台になっている。過去侵略者だった日本と朝鮮の代理戦争のような形で京都の町を舞台に戦いが繰り広げられる。主人公は日本の高校生だ。高校生は朝鮮人学校の生徒に恋をして次第に朝鮮に興味を持つようになる。朝鮮分断の不幸な歴史を歌った「イムジン河」がとても切ない。

どうしようもない過去の記憶と若さという衝動の中で繰り広げられる生のドラマをとてもよく描いている。高校生と朝鮮人学校の生徒の間で生まれてくる友情の切なさがとても繊細で心に響く。


ニートとオタクの時代だからこそ
当時の彼氏が大興奮して見せてくれたのですが、正直・・?
感想を聞かれたので、「朝鮮人が強制連行された歴史や日本での地位の弱さや苦しみがよく描かれていて、何も知らない若い子たちに与える影響は大変意義深い。」と絶賛しましたが、正直暴力やトイレシーンなど下品な場面があまりにも多く、女性の私には厳しかった・・
しかも今はニートとお宅の時代、こんな元気な若者像は今の子たちには想像の範疇を超えているでしょう。
ただやはり、根底に人権問題があり、強くアピールしている点で大きく評価します。

余計なものがなければ・・・・・。
恋と喧嘩に明け暮れる、痛快でセンチな青春ジャリ映画。これで、余計なものが入ってなければ、本当に素晴らしかったのに・・・・・惜しいね。ある意味、団塊世代の限界を露呈?

パッチギ ! プレミアム・エディション
塩谷瞬
パッチギ ! プレミアム・エディション
定価: ¥ 5,985
販売価格: ¥ 5,137
人気ランキング: 10832位
おすすめ度:
発売日: 2005-07-29
発売元: ハピネット・ピクチャーズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

『ゲロッパ!』の井筒和幸監督が、若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画。1968年の京都、高校2年の康介(塩谷瞬)はかねがね敵対する朝鮮高校に親善サッカー試合の交渉をするはめに。しかし訪れた朝鮮高校で彼は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目ぼれし、彼女と仲良くなりたい一心で、『イムジン河』の歌をギターで覚えるが……。
ベースは国籍の違いによる日本版『ロミオとジュリエット』だが、その実二国間のさまざまな世代が織り成すエネルギッシュな群集劇として見事に屹立。また深刻な問題に真正面から取り組みつつも、あくまでもにぎやかでコミカルに進むテイストからは、井筒監督ならではの人間讃歌がうかがえよう。娯楽を機軸に、観る者の意識を啓蒙させ向上させえる、これぞ真のエンタテインメントと断言したい。なおパッチギとはハングル語で“頭突き”のこと。“突き破る”“乗り越える”という意味もある。(増當竜也)

つまらないし、下品
喧嘩のシーンばかりの映画、しかも喧嘩の発端になったのは日本人の差別的な行動。そして喧嘩で負けまくる日本人。復讐心から団結した日本人の不良集団が、在日朝鮮人の一人をボコボコにして、怪我をした在日朝鮮人は道路に飛び出して、結果死んでしまう。葬式で泣きじゃくる在日朝鮮人。日本人が悪者としての雰囲気を強く出すなか、葬式にきていた日本人の主人公に、在日朝鮮人のじいさんが強制連行のことを話しだし、帰れと言う。被害者は朝鮮人で悪いのは日本人という、くだらないプロパガンダ映画です。

強制連行というものはなくて、在日朝鮮人は朝鮮からの稼ぎ移住者だということを知らない人々は、こういうプロパガンダ映画で感動しちゃうんだろうなぁ。

何度も見ないとわからない、繊細な表現
先日、朝鮮学校の女生徒がチマチョゴリではなく、セーラ服を着ているのを見かけて驚きました。数年前、各地でその制服が切り裂かれたニュースが頭をよぎります。
前の方が、この映画を政治的な論争に巻き込みたくないと書かれていますが、私も全く同感で、映画はただただ人間の物語として見つめるべきだと思います。同じように、今、ごく普通にマジメに暮らしているだけの女子中学生や女子高生たちには、政治の事など何の責任もない話です。そこにいるのは、ただただ一人の少年少女たちです。
この映画は60年代の設定ですが、この物語は、今現在も、また今に至るまで・・・私達の身近にたくさん実在したであろう、無名の若者たちの心の物語だと、私は思います。

このDVDを買った方には、是非一度、女の子の主人公キョンジャのシーンだけをつなげて見て頂きたいです。短いカットに、実に言葉少なく、繊細に17歳の少女の心の動きが表現されています。そして想像して頂きたいのです、ラストにつながる自転車で橋を渡るシーン、この17歳の女の子にとって、その橋を渡る事がどれほど勇気を必要とする行動であったかを・・・

まあまあか・・
ストーリー全体としてはそこそこかと、双方の立場から描いてるし。
ただ若手中心なので、若干台詞回し等言わされてる感が出てます。そこを前田吟さんなど名脇役と呼ばれる役者さんがうまくごまかしてるかな・・・と。

主役のシーンで「おっ」と思ったのは、大人達に叱責されて通夜の席から「彼」が立ち去ったあとの二人の場面。
「日本人は私の親の代にひどいことをした。でも私の好きになったのは日本人の男の子」みたいな感情ですかね。と「あの子が好きだけど、僕ひとりでは民族間の感情は変えられないのか」みたいなことでしょうか。どちらも泣きのシーンなんですけど、あの歳ぐらいの役者さんでは上手かな。

あとは音楽とうまくマッチしてます。ただそこは監督の意向もそうだけど製作面のファインプレーかも。

ゲロッパ ! GET UP スペシャル・エディション
西田敏行
ゲロッパ ! GET UP スペシャル・エディション
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 20611位
おすすめ度:
発売日: 2004-04-09
発売元: ハピネット・ピクチャーズ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

歯に衣つけぬ発言の数々で人気の映画監督・井筒和幸が、その威信にかけて演出した笑いと涙のエンタテインメント快作。収監を数日後に控えた組長・羽原(西田敏行)は、やり残した2つの事があった。ひとつは生き別れてしまった娘かおり(常盤貴子)に再会すること。もうひとつは大好きなジェームズ・ブラウンの名古屋コンサートに行くことであった。かくして弟分の金山(岸部一徳)は若い衆に命令する。「今すぐJBをさらってこい!」。
前半さまざまなエピソードがガチャガチャと同時進行していくあたり、めまぐるしいほど元気印の井筒節全開だが、それらがクライマックスですべて一気にまとまり、ついにはホロリとさせてくれる心地よさといったらない。『のど自慢』『ビッグショー!~ハワイに唄えば~』に続く井筒大衆歌謡映画路線として捉えてみても、日本人のアメリカに対する愛憎がJBの歌を用いて見事に描出されており、『ゲロッパ!』を熱唱する西田敏行の姿は、いつしか観客の心を潤い豊かなものにしてくれるのだ。(的田也寸志)

単なるコメディーでないミュージカル
いや??素直に楽しめますね。奇想天外なストーリー展開。
人情味溢れる展開
そして人間関係の機微。
最初は単なるコメディーかと思いましたが、自然に引き込まれてしまい
目頭が熱くなります。
音楽もダンスも皆上手だし、子役の演技も凄い。
何気に寺島しのぶのタクシー運転手とか、藤山直美の主婦役とかが映画を
ピリッとさせますね。

井筒監督のコメディー映画傑作です

 笑いありそして、エンディングは涙溢れる傑作です。

 主人公西田敏行(羽原)は逮捕され5年間刑務所で暮らすことになる。羽原組のメンバーは逮捕される前に組長を満足させたいと必死になるコメディーだ。

 組長はジェームズブラウンの大のファン。岸辺一徳(金山)は何と、ジョームズブラウンを誘拐し、親分に会わせようと企てをする。奇想天外のコメディーです。

 また、物語の途中、羽原に実の娘がおり、逮捕前に会いたいという思いにかられる。その思いを、皆が叶えようとする姿は笑いをそそるが、感動も覚える。
 
 井筒監督のコメディー映画傑作です。



さすが井筒監督!
僕好きやわ?、こういう映画。

わらけて、ほろっと涙流れて、
体が自然に動きだしてしまうような楽しい映画。

コメディは理屈なく楽しくなくっちゃ!
一つ一つのシーンにちゃんとネタが仕込まれてて、休む暇がない!

西田敏行がゲロッパを歌うとこは圧巻ですね。
エンディングロールへの流れも秀逸でした。

終止僕の目は細かったです。

宇宙の法則
古尾谷雅人
宇宙の法則
定価: ¥ 4,935
販売価格:
人気ランキング: 23397位
おすすめ度:
発売日: 2004-01-28
発売元: ユニバーサル ミュージック
発送可能時期:

東京でデザイナーとして活躍していた良明(古尾谷雅人)は、父親の死をきっかけに故郷へ戻り、家業の機屋を継ぐ決意をする。しかし兄の一也(長塚京三)は機屋の存続に反対し、母親の君子(馬渕晴子)は悲しみのあまり、機織り機械をすべて売り払ってしまった。やむなく良明は、違う道で機織りと関わっていこうとするが……。
『ガキ帝国』『ゲロッパ!』など、とにかく元気のいい動的魅力にあふれる映画を作り続けている井筒和幸監督が、珍しく静の魅力を醸し出す青春映画の秀作。淡々とした映像美の中、青春期の終わりと現実への認識を痛感する若者の姿がさりげなくもリアルに捉えられている。宇宙の法則という一見ミスマッチな題名も、映画を観終えると容易に理解できる構造になっている。今は亡き古尾谷雅人の代表作の1本としても、ずっと記憶の中に留めていたい作品である。(的田也寸志)

胸を焦がす、いとしい作品
「宇宙の法則」というタイトルからして、
SFものかと思うかもしれませんが全く違います。
静かに、主人公を巻き込んで物語は流れて行きます。
本当に静かな映画ですが、勢いのある映画です。
運命に翻弄されて流されてしまっているような主人公に思えるのですが
決して流されてはいません。
宇宙の法則に気付いた主人公は、運命の流れを受け入れ
共にながれてゆく、そんな映画です。
エンディングで流れるスターダスト・レビューの「1%の物語」
この作品の中で、音楽はエンディングのこの1曲しか流れません。
観終わるころには熱い涙がこみあげてきます。
残りひとつの物語に、あなたも胸を焦がしてしまうと思いますよ。

二代目はクリスチャン
志穂美悦子

定価: ¥ 3,455
販売価格: ¥ 3,455
人気ランキング: 23563位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-20
発売元: 角川ヘラルド映画
発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送

志穂美悦子の美しさは古さを感じさせません
往年の名作。
今見ると、ストーリーがごてごてしていて、すっきりしていない。
やくざ、警官、キリスト教、親子、恋愛などがごったまぜになっているせいか。

他方、志穂美悦子の美しさ、岩城滉一のいいかげんさは古さを感じさせない
永遠の輝きを放っていると感じた。

無法松の一生
阪東妻三郎.園井恵子.沢村アキオ(長門裕之)
無法松の一生
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 3,496
人気ランキング: 16853位
おすすめ度:
発売日: 2007-09-28
発売元: 角川エンタテインメント
発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送

無法松はやっぱり阪妻版!
 私は日本映画史上最高の俳優は三船敏郎だと思っている。高峰秀子も私の中でベスト3間違いなしの女優だ。

 三船版はカラー映画でノーカットだ。

 映画最大の見せ場といっていい無法松が小倉の祇園太鼓を叩くシーンも、阪妻より三船のほうが断然みせる。そして上手い。

 それでも「無法松の一生」は阪妻版にとどめをさす。

 三船敏郎の無法松も悪くはない。だが彼の持ち味と無法松のキャラクターは段差がありすぎる。私が考える三船の持ち味がもっとも濃厚に出ている作品は「酔いどれ天使」「白痴」「羅生門」あたりだ。(これらが三船のベスト作品というわけではない。)

 三船ファンは彼の代表作に無法松を上げないだろう。だが阪妻ファンの多くは無法松を彼の代表作に上げる。無法松は世紀の大スター阪妻畢生の演技だった!

 
 「無法松の一生」をみるたびに、わが身を反省してしまう。

 無法松は無学だった。小学校すら出ていない車引きだった。文字すら読めない。知識も少ないし、価値観のモノサシも少ない。だが彼は自分がもっている価値観のモノサシをきちんと守り、そこから外れることはせず、厳しく自分を律して生きていた。

 私は彼よりモノサシの数だけは多い。だがナーナー状態で、すべてにおいて合格ラインを低く設定している。しかもその低い合格ラインすらしばしば守れないでいる。

 ほんの一瞬かもしれない。それでも「無法松の一生」は、自分の生き方を反省させ、「日本男子はやっぱり、こうでなくっちゃあ」と思わせる何かがある。

 ちなみに私は小倉生まれだ。高校まで小倉で育った。

画質が悪すぎ
 「無法松の一生」は、戦時中は軍の検閲、戦後はGHQの検閲を受け、合計実に二十分近くものシーンがカットされた短縮版という形でしかフィルムが現存していない。吉岡夫人を演じた園井惠子さんは劇団の巡業先の広島で被爆し、三十三歳の短い命を落とした。彼女の出演した映画は唯一「無法松の一生」だけである。彼女のはかない美しさは、キズだらけのこの短縮版のはかなさと同一である。
 しかし、このDVDの粗悪な画質はどうにかならないのだろうか。フィルムのキズはしかたがないが、役者をロングでとらえた画になると顔の輪郭が不鮮明でピントがぼけているようにしか見えない。発売元は角川映画だが、はっきり言うが、角川から出ている古い映画のDVDは画質が粗悪なものが多すぎる。ライザ・ミネリの「キャバレー」も角川から出ていたがひどい代物だった。いったいどんなリマスタリングをしているのか知らないが、デジタル修正などは全く行わず、フィルムからそのままテレシネしただけのもののようにみえる。今日では、五十年以上前の映画をソフト化する時には、フィルムのダメージを考えればデジタル修正は欠かせない。作品が映画史に名を残すほどの作品であればあるほど、メーカー側は作品の偉大な価値に対して敬意を払い、フィルムに刻まれた情報の全てを後世に残すべく、愛情を注いで商品化すべきではないのか。本来ならこのような粗悪なDVDは誰にもすすめないが、悲しいかな園井惠子さんを見れるのはこの角川盤だけであるから、すすめないわけにはいかない。

無法松の一生
稲垣浩
無法松の一生
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,158
人気ランキング: 4506位
おすすめ度:
発売日: 2004-08-27
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

小倉の人力車夫・松五郎(三船敏郎)は喧嘩っぱやいが人情に厚い名物男。そんな彼が陸軍大尉の家族と知り合いになり、大尉の戦死後、未亡人よし子(高峰秀子)とその子どもに愛情を持って奉仕し続けていくが…。
名匠・稲垣浩監督が戦時中の1943年に監督した名作を、同じ脚本(伊丹万作)でカラー・リメイクしたヒューマン映画。戦中の作品は軍部の検閲によってカットを余儀なくされており、その無念の想いを15年後の日本映画黄金期にぶつけたものでもあった。旧作と比較しても甲乙つけがたい秀逸な出来栄えで、58年のヴェネツィア国際映画祭ではグランプリを受賞。三船の豪快かつ純粋さ際立つ名演はいつまでも忘れがたい余韻を残す。なお同作は、その後63年(東映)と65年(大映)にもリメイクされている。(増當竜也)

おとこの生きかたとして
懐かしい映画。
昔の映画も すてたもんじゃない。
歌にも謳われた無法松。
小倉の祇園太鼓をたたく無法松を
子どもの頃見た映画のシーンを
よくおぼえている。
三船敏郎もなかなか かっこいい ^^
けど 昔見たのは 白黒で別の人が無法松を
やっていたような気がする

男はこう生きないといけない。
これもまた小倉
「無法松」とおそれられていた車引きの松三郎のお話。
美しい話し。短い時間。100分余し。
これで、十分板東妻三郎の魅力を引き出している。
明るい映画??
いや、あまりにも切ない映画である。
ラストは最高だ。

見終わった後、また最初から見たくなる!
何故かって?会いたくなるんですよ、松五郎に。
このまま松っつあんにサヨナラしたくない!!
っていう感情になってしまうんですよね。
この映画は語るところたくさんありますが、
私は團伊玖磨氏の音楽こそ大いに語りたいところです。
戦前バンツマ版とは違うスコアを團氏が書き下ろし
ているんですが、これがもう松の純粋さをそのまま
音にしたような、穢れのない美しい旋律なんです。
サントラがあったら欲しいなあ・・・
聞いただけで泣いてしまいそうです。
また、出演もこの時代を代表する役者がワンサカ出ており、
邦画ファンにはたまらないところ。ま、邦画ファンはみなさん
見てらっしゃると思うので、若い世代にこそ、見てもらいたいですね。
日本の、あまりに日本的な感動大作です!!

風林火山
三船敏郎
風林火山
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,158
人気ランキング: 13014位
おすすめ度:
発売日: 2004-12-23
発売元: 東宝ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

三船敏郎率いる三船プロが、井上靖の原作を巨匠・稲垣浩監督で映画化した大作。武田信玄の懐刀である稀代の戦術家・山本勘助の生き様を通して、戦国時代の人間群像と闘いを描く。勘助に三船、信玄に中村(萬屋)錦之助が扮する他、佐久間良子、中村賀津雄、志村喬、田村正和といった豪華キャストが顔を揃え、クライマックスの川中島で信玄勢と闘う上杉謙信役で石原裕次郎が登場。セリフなしのゲスト的な出演ながら、強烈な存在感を残す。
単なる時代劇ではなく、勘助と信玄、勘助と由布姫、信玄と謙信等、登場人物たちの心理、行動と人間関係を丁寧に描写しているあたりが出色。もちろんおびただしい数の人馬を動員したスケールの大きな合戦シーンも充分に見応えがあるが、闘いに身を投じることでしか己を表現出来ない、時代に翻弄された男たちの葛藤こそが最高の見どころに違いない。若き日の緒形拳が、飄々としたいい味を見せる。佐藤勝の音楽も爽快に鳴り響く。(斉藤守彦)

勘助の淡い心と戦の厳しさを痛感
 僕が小学生の頃の映画で、劇場で見ると長い映画だと思いました。その後、原作を読み、山本勘助を中心においたストーリー展開を考えるようになりました。
 戦のシーンはさほど多さを感じませんが、ラスト・シーンで勘助が目に矢を射られて討ち死にしていく場面が鮮烈です。それまで諏訪姫との物語が切々と綴られていただけに、凄い衝撃を受けましたね。
 啄木鳥(きつつき)戦法で勝利を得たと思っただけに、勘助の落胆と代償に命をかけるという武士魂を強烈に印象付けた作品です。
 ちなみに、双対に海音寺潮五郎原作で角川春樹監督の「天と地と」を見ると、上杉謙信と武田信玄の両面から川中島の合戦を楽しむことができますよ。


役者の存在感が成り立たしめた大作。
この映画は、主演・山本勘助に三船敏郎、武田信玄に中村錦之介(後の萬屋金之助)、上杉謙信に石原裕次郎・・・という、当時の日本映画界を代表するそうそうたる三人が顔を揃えた大作でした。
中でも、主役の三船敏郎の最期のシーンは、何度見ても感涙にむせびますが、特筆すべきは、やはり、その大俳優というものの存在感・・・。
三船敏郎の山本勘助は、普通、あそこまでとんとん拍子にうまく行くはずもないのに、その挙措のすべてにある重厚さで、それが、うまく行くことに、いささかも非現実性を感じさせない。
一方で、中村錦之介扮する武田信玄もまた、その存在感は誰も不平を言えないほどに、家中を圧倒していることに対しても、何の違和感も感じない・・・。
しかし、それよりも、私が特に印象に残っているのが、セリフは一切無い石原裕次郎の上杉謙信でした。

石原裕次郎扮する上杉謙信が、川を挟んで、武田軍と対峙したとき、馬を駆って行軍中に、川向こうの武田方を睨むシーンがあったのですが、見るからに映画俳優・・・って感じのやさおとこの美男子とは違う、その男臭さに、思わず、「本当の上杉謙信という人は、きっと、こういう人だったんだろうな」と鳥肌が立ったことを覚えています。
その意味では、やはり、役者の粒の大きさが、これほどまでに映画を成り立たしめるものなのかと思った逸品でした。

スターのオーラ!
大河ドラマ「風林火山」が始まるのでその前に見てみました。
とにかく佐久間良子演じる由布姫がめちゃめちゃ綺麗。
わがままで傍若無人なのだけど、あれだけ美しかったらたとえ戦国の世でも許されてしまうのでは、という位。
山本勘助が職分を忘れて必要以上にメロメロになっているのもあれだったら仕方ないかと思う。
その勘助を演じた三船敏郎、信玄の萬屋錦之助、すごい存在感、まさにスターのオーラ。石原裕次郎さんの謙信、にこりと笑うシーンは抜粋で見たことありますが、これは美味しい役でした。
合戦シーンも迫力があって、本当にお金をかけてる、という映画です。
緒形拳、中村勘三郎、他の出演陣皆若かった!!!


日本誕生
三船敏郎
日本誕生
定価: ¥ 6,300
販売価格:
人気ランキング: 29118位
おすすめ度:
発売日: 2001-02-21
発売元: 東宝ビデオ
発送可能時期:

『十戒』や『ピラミッド』など聖書や古代史を題材にしたハリウッドのスペクタクル史劇大作に負けまいと、東宝が製作1000本を企画した。監督には、『無法松の一生』や『宮本武蔵』など骨太な作品の巨匠・稲垣浩を起用。出演は、三船敏郎、鶴田浩二、原節子、司葉子、香川京子、草笛光子など、まさにオールスターキャストというのにふさわしい超大作だ。 日本神話の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)にまつわる逸話を中心に、イザナギとイザナの国造り、天照大神の岩戸隠れ、須佐之男命の八俣の大蛇退治などのエピソードを織りまぜながら描いている。ストーリーはおなじみの話の羅列だが、円谷英二による大迫力の特撮のすばらしさは圧倒的だ。なかでも、キングギドラの原形ともいうべき八俣の大蛇の造型の迫力は、最高の見どころであろう。(堤 昌司)

やはり記紀を読むべし
日本誕生というタイトルに合わせて、神話部分をいれたはいいが、俳優達(私には懐かしいが殆ど故人)がばかばかしいがつきあいでやっているのが見え見え。見ている方もばかばかしい。やはり神話など、アニメ以外には映像化するものではない。日本武尊部分は、下腹の出た三船では若々しさもなく滑稽なのだが、せいぜいするだけのことはしている感じはあった。結論としては、日本国の始まりを知りたければ、古代史関連の本で勉強するほかはないということだ、という映画好きの爺さんからのご注意。

日本誕生
三船敏郎
日本誕生
定価: ¥ 4,725
販売価格:
人気ランキング: 35144位
おすすめ度:
発売日: 2007-02-23
発売元: 東宝
発送可能時期:

三船敏郎が女装!
まだ小碓尊の頃の日本武尊(三船敏郎)が、熊襲を討つ場面。
『古事記』にある通り、日本武尊は女装して熊襲の宴にまぎれ込み、隙を見て刺し殺す。
女装した日本武尊(繰り返すが、三船敏郎である)を気に入った、熊襲の兄(すごい鬘と付髭の志村喬)は、自分の隣に座らせ、その顔をまじまじと見ながら、「おお美しい」と言う。
この場面は、黒澤明監督作品でも名高い世界的名優2人をもってしても、いささか無理がありすぎ、苦笑を禁じえない。
熊襲が美しさを愛でて笑顔になっていると言うより、志村喬が自分のセリフに自分で笑ってしまっているように見えてしまうほどの珍場面だと思う。
作品全体も、東宝オールスターキャストの総花的顔見世映画であり、緊張感に乏しい感が否めない。
いっそ、若い世代の皆さんには“三船敏郎が女装する、世にも珍しい場面のある映画”として、トリビアルな話題づくりのためにご覧になる事をオススメしたい。

10歳の頃に観た懐かしい映画です。
団塊の世代と言われている年齢ですが子供の頃観た映画でとても懐かしく購入しましたがそうそうたる方々が出演しているのに改めて驚きました。若い方にはどうなんでしょうか?
やはりおじさん、おばさん向きなのかも?・・・でも良き日本映画で一見の価値があります。
お奨めです。

日本の神話も面白い !?
 あまり目に、耳にすることが少ない日本の神話や古代の話ですが、一度見ておくのも悪くないのでは。ずいぶんと製作も古いですから、特撮技術も今に比べるべくも無いですが、途中に休憩が入るところはなつかしく笑ってしまいました。昔、映画館でみた長時間の映画はそうでしたね。今は亡き俳優も数多く出演しておりその面でもなつかしい。といっても、これは中年以降でないと無理かも。ストーリ自体は展開が遅く、180分と長い映画でしたので、ちょっと退屈しました。

宮本武蔵 DVD-BOX
三船敏郎
宮本武蔵 DVD-BOX
定価: ¥ 14,175
販売価格:
人気ランキング: 42782位
おすすめ度:
発売日: 2005-12-23
発売元: 東宝
発送可能時期:

なつかしいネ???
宮本武蔵は、三船敏郎を始め、萬屋錦之介、中村錦之助、役所公司などなどたくさんの人が演じています。おつうさんも、今回は八千草薫です。
岡田茉莉子も若いです。
今までも何度も見ましたが、久々に見るとまたいいもんです。^^
日本の自然も、いまよりもっと豊かだったよう泣きがします。
さて、続きもみよーっと ^^

これはかなりの名作!
宮本武蔵はどうしても中村錦之助の武蔵と比較してしまいますが、この宮本武蔵はまた違った魅力を放つ素晴らしい作品だと思います。吉川原作を多少変えていますが、かえってストーリーの流れが良くなっています。一乗寺の決闘の名目人を清十郎に変えているのもむしろ話がしっくりときます。子供を斬ったと責められることもなく、またオババの復讐などといった余計な話も省かれているので、密度の濃い内容になっています。三船の武蔵は凛とした風格があり迫力十分で巌流島の決闘の緊張感は凄いものです。個人的には、三十三間堂の闘いでの武と美を対比した演出がとても心に残りました。非常に味わいのある「宮本武蔵」だと思います。

絶品!“鶴田”小次郎
本作では鶴田浩二演じるところの佐々木小次郎。
これが驚くほどいい。

言わずと知れた剣の達人で武蔵最大の敵役。この設定は当然だが、本作で白眉なのはそのキャラクターの造形である。

あまりに強すぎるがゆえに世間から受け入れられない孤独。
それでも自らの剣を極めることを宿命づけられた彼の天才としての生き方は、ニヒルであり、どこか破滅的だ。
そこまではよく描かれる小次郎像であるが、本作はそればかりではない。
そんな孤高の天才としての自らの宿命をうけいれつつも、武士としての礼節を重んじ、対戦相手や女、つまり自身より弱いものへのいたわりも忘れない。
そんな彼のストイックな姿は高潔で凄味を感じさせるものであると同時に、常にどこか一抹の寂しさも漂わせている。
小次郎が発する言葉のひとつひとつ、それを独特の説得力ある台詞まわしで語る鶴田浩二の演技も絶品だ。
まさに、男が惚れる男として描かれている本作の佐々木小次郎は、完全に“三船”武蔵を圧倒している。

巌流島の決闘の迫力や、そこからつながるラスト・シーンの情感も、まさにこの佐々木小次郎像あってこそ導かれるものであると思う。

…が、作品全体としての出来は、決してほめられたものではありません。
特に、武蔵とお通の離れてはくっつきを繰り返すメロドラマ的部分のしつこさや、第二部(「続・宮本武蔵 一乗寺の決闘」)のもたつき加減は観ていてなかなかキツイものがあります。


阪妻-阪東妻三郎の生涯/Bantsuma-The Life of Tsumasaburo Bando
阪東妻三郎
阪妻-阪東妻三郎の生涯/Bantsuma-The Life of Tsumasaburo Bando
定価: ¥ 4,179
販売価格: ¥ 4,179
人気ランキング: 49407位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-02
発売元: ビデオメーカー
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

A great introduction to silent films
Anyone with an interest in Japanese silent films would find this DVD to be not just entertainment but a great source of information as it shows excerpts scenes from a number of masterpieces that the actor has performed in. It gives great insight into the real character of the man known as Bantsuma.

待ち伏せ
三船敏郎
待ち伏せ
定価: ¥ 4,725
販売価格:
人気ランキング: 57540位
おすすめ度:
発売日: 2005-12-23
発売元: 東宝
発送可能時期:

日本映画1971年・最盛期の記録として貴重な作品。
5人の偉大な俳優が登場するが、男4人は今や死去し、生き残っているのは浅丘ルリ子だけ。
制作は世界の三船敏郎。5人の豪華メンバーを集めた。三船本人、勝新太郎、石原裕次郎、中村錦之助、そして浅丘ルリ子。
ストーリーのナンセンスさはどうでもいい。
とにかく、日本映画のヒーローたちが総揃い。
三船は歴史的作品を作ったのだ。『用心棒』、『椿三四郎』の、三船は存在する。今の時代にこの映画を観る者としては、ただ感謝のみ。当時の英雄 勢揃い。それだけで十分。ありがとう。

ハードになりきれないハードボイルド時代劇
時代劇の作品で言えば、「用心棒」の三船敏郎、「座頭市」の勝新太郎、「宮本武蔵」の萬屋錦之助、「城取り」の石原裕次郎と主役級の男優スターを並べて作られた70年代の時代劇。
指示に従ってある場所に行き、事の成り行きを見届け斬るか斬らざるかを判断しろという依頼を受ける三船のシーンから始まり、何ともハードボイルドな感じを醸し出しているが、浅丘ルリ子が三船に同行するようになってからハードボイルド色が徐々に薄れる。目的の峠の近くにある宿にいわくありげな人々が集まる設定や彼等の素性や何故ここにやってきたかという点ではサスペンス色が復活する。しかし、峠の宿に集まった面々の行動やその場に来た経緯など(それがわかるシーン)がかなり人情話的でその場の緊張感がなくなってしまうのが非常に残念だ(特に石原裕次郎が峠に着たいきさつなどはまさに一つの人情話としてしっかり出来上がっている)。宿に集まった面々の誰かが対決するのかと考えていたが、人情話のあとではその展開も無理があり盛り上がりに欠ける展開となってしまった。
もう少し、余分な点を削ぎ落としてハードボイルドに仕上げた方が楽しめたのではないかと思う。ただ、これだけの男優陣を配すためには、一人一人にきっちりお話を作ってあげないといけなかったのだろういうスタッフの苦労も伝わってくる。ただ、作品としては消化不良の感が否めない。

いつも思うのだが、三船は「用心棒」のキャラ(呪縛)から逃れられないのだろうか。この作品でも彼だけが、過去の役のキャラを引きずっていた。

オールスターをよくもここまで!
作品的に、黒澤の「用心棒」や「座頭市」には劣るけど、あの映画産業斜陽を転がり落ちている1970年という時代に、人気のピークを過ぎた名優たちが、最後の意地を見せてやろうと集まったという事実。その苦労と葛藤の様子が、あの峠の茶屋という場で繰り広げられた物語内容と重なり、すごいことを成し遂げたなあ、と感嘆するのは私だけではないはず。娯楽作品ながら、黒澤も使いこなせなかった勝新を使い、あれだけの役者たちをまとめあげた稲垣浩監督に敬意。アラはあるが、主役級の彼らが全員すでにこの世にいないことを考えると、今では貴重な最後の娯楽時代劇であることはまちがいない。おまけに三船美香の母が新人として茶屋の娘で出演。三船の最後の頑張りを見よ!

士魂魔道 大龍巻
市川染五郎(六代目)
士魂魔道 大龍巻
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 61003位
おすすめ度:
発売日: 2005-12-23
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

自由奔放 面白し
星由里子、久我美子、久我美子の3人が抜群。
それぞれが、自由奔放、美貌、魅力、タップリ。

ストーリー展開も、ダイナミック。
敗戦から、立ち上がる野生の強さに溢れ、頼もしい。
三船敏郎、市川染五郎[6代目]、見所タップリ。

稲垣、三船、コンビ。
無法松の一生と比較するのも、一興。

東宝特撮 空想科学箱 DVD-BOX
佐原健二
東宝特撮 空想科学箱 DVD-BOX
定価: ¥ 16,800
販売価格:
人気ランキング: 36102位
おすすめ度:
発売日: 2007-02-23
発売元: 東宝
発送可能時期:

もう少し良心的になってほしい
 これは過去にジュエルケースで出た『地球防衛軍』・『日本誕生』・『ガス人間第一号』と、待望のDVD化となる『透明人間』の4セット・ボックスである。

 盤の方は旧・3作は過去のままだったので、映像特典やオーコメの変更はなく代替ユーザーにはありがたいだろう。
 
 ただ悔やまれるのは、コストダウンが目立つ事。
 過去の作品にあった解説書が、すべてチャプターリストのみに変更{新規の『透明人間』を除く}。
 また『地球防衛軍』のジャケットデザインも、樋口真嗣監督の物から別の物に変更されている{オーコメはジャケットデザインについても触れられている}。「大人の事情」もあるだろうが、もう少し権利問題でも奮起しほしかった・・・。

 初心者や気に入った作品のセット購入では価格的にはお買い得だが、もう少し良心的な企画開発をしてほしい。

 私も代替購入をしたが、やや辛い評価をせざるをえなかった・・・。

東宝特撮映画最盛期の名作
このボックスには私の好きな作品が2つ入っている。「地球防衛軍」と「ガス人間第1号」である。
「地球防衛軍」は私が生まれる前の作品とは思えないほど、特撮に迫力がある。今見ても全然古さを感じさせない。公開当時、シネマスコープで見た人はあまりの迫力さに度肝を抜かされたことだろう。東宝特撮映画の名作中の名作である。
また、「ガス人間第1号」は土屋嘉男扮する主人公がガス状態になる特撮がすばらしい。ストーリー的にも良く出来ていて、のちのテレビドラマ、「怪奇大作戦」を生むきっかけになったのではないだろうか。
はっきり言って、このボックスは昔の東宝特撮映画好きには堪えられない商品である。


確かに
透明人間はともかく「空想科学」とくくるなら、やっぱり「地球防衛軍」は「宇宙大戦争」とペアになるべき作品だと思うし、或いは「変身する人間たち」パックとでも称して「透明人間」「美女と液体人間」「電送人間」「ガス人間第一号」「マタンゴ」(笑)なんていうBOXも考えられるはずなのに、このラインナップは「ジュエルケースで出したのの再販」という狙いが見え見え。
「巨大生物?」共々、もうちょっと考えて商品を企画して欲しいところ。

青い山脈
原節子.池部良.伊豆肇.木暮実千代.龍崎一郎.若山セツコ.杉葉子.薄田研二.藤原釜足
青い山脈
定価: ¥ 1,000
販売価格: ¥ 1,000
人気ランキング: 6414位
おすすめ度:
発売日: 2007-08-20
発売元: Cosmo Contents
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

左翼的…
戦前、戦中の日本を否定する左翼的傾向が剥き出しの作品。そこに気付くと、作品のプロットが面白くもなんともなくなる。だが…

若き原節子の、なんと美しいこと! まるで女神を見るようだ。それを見るだけでも、このDVDの購入価値はある。それにこの価格は嬉しい。

また逢う日まで
岡田英次.久我美子.滝沢修.河野秋武.風見章子.杉村春子
また逢う日まで
定価: ¥ 1,000
販売価格: ¥ 1,000
人気ランキング: 4899位
おすすめ度:
発売日: 2007-08-20
発売元: Cosmo Contents
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

独立プロ名画特選 DVD-BOX 4 社会編
高橋恵美子
独立プロ名画特選 DVD-BOX 4 社会編
定価: ¥ 12,600
販売価格: ¥ 11,340
人気ランキング: 16744位
おすすめ度:
発売日: 2005-01-28
発売元: BSフジ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

正統的な社会派日本映画。さすが今井正監督と思わせる。
3本収録されているが、おずれも戦後日本が生みだした「社会派」(いまは死語と思うが)の名作。いずれも「差別」の問題をテーマとしている。混血児への差別、そして、長い歴史をもつ「部落」の人たちへの差別。「橋のない川」は2部に別れているが、この問題を扱った映画としては「破戒」とならび日本映画の名作選に入る作品だろう。60年代に制作された作品と記憶している。俳優陣も北林谷栄、伊藤雄之輔はじめ、新劇界(これも死語かなあ)あげてのキャスティングで素晴らしい。いまはどの程度残っているのか定かではないが、すくなくともこの映画が制作された時代にはハッキリ差別が残っていたと思う「橋のない川」は明治末から昭和初期までのなかで、奈良の小さな村の部落民の差別に耐える生活と主人公が成人し、差別問題に取り組んでいく成長過程を描いている。1部、2部で4時間半近い大作だが、名匠・今井正監督の手腕は飽きさせない。いまではこんな映画があったことすら40歳以下の人たちは知らないのではなかろうか。日本の歴史を学ぶ側面もあり、是非、若い人たちに見て欲しい。

青い山脈 前・後篇
原節子
青い山脈 前・後篇
定価: ¥ 8,400
販売価格: ¥ 8,400
人気ランキング: 28279位
おすすめ度:
発売日: 2004-08-27
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

地方の高校生・寺沢新子(杉葉子)のもとにラブレターが届いたことから、町全体が大騒動に発展。新子は信頼する島崎先生(原節子)やボーイフレンドの六助(池部良)らの協力を得て、事態を対処していく。
石坂洋次郎の同名小説を名匠・今井正監督のメガホンで、前後篇仕立てで映画化した青春映画の代名詞的名作。戦後まもないころの学生や人々のモラルなどがユーモラスにつづられるとともに、そこには民主主義という自由の時代が到来したことをさわやかに告げる心地よさもみなぎっており、敗戦直後の人々の心を昂揚させ大ヒットを記録した。主題歌も今やスタンダード・ナンバー。後に幾度となくリメイクされているが、やはり時代の空気をもっともリアルに感じさせる点で、本作に勝るものはない。なお、クライマックスで青年たちが海に向かって愛を叫ぶシーンは原作にはなく、映画オリジナルのものである。同年度キネマ旬報ベスト・テン第2位。(的田也寸志)

戦後の明るさに満ちた腐朽の名作
何度も映画化された石坂洋次郎原作の「青い山脈」だが、リアルタイムで観ていない私も、戦後まもなく制作されたこの「青い山脈」がベストだ。この種の映画では珍しくキネマ旬報のベスト10の2位。名匠・今井正監督の作品は戦後民主義の申し子のような映画だ。話としてはたわいないものだ。しかし、映画全体に「希望」という空気が溢れている。眩しいような原節子の美しさ、池部良の六助も爽やかで。素直な気持ちで楽しめる。こんな時代もあったのかと時の移り変わりを感じるが、なんど観ても清々しい気持ちになれる。懐古的な価値ではなく、日本映画腐朽の名作と言ってよい。それにしても、もう少し安くならないものか。

意外と観ていない人が多いので、観てみてはいかがでしょう。
シリアスな展開の中にもに明るさのある映画です。主題歌と後半の冒頭の二葉さんの歌が有名ですが、内容は「恋愛」についての封建制打破というようなテーマが中心。
そのドラマの進行過程で「家のため」「国家のため」という言い訳で枠にはめようとする、という戦争の反省も組み込まれていて、「もっと自由人たれ」そしてそれは「甘えちゃいけない、自分の力、価値判断で生きるのだ」という大きな、かつ根源的な主張をも表現するのです。まさに「艱難汝を玉にする」という恋愛ドラマですよ。
そして登場人物の中に流れるヒューマニズム、そのことがラストの海岸の丘の上での2組の愛の「告白」に結実するとき、そのドラマの美しさが輝きます。
追記:竹の子先生にバラを持ってお見舞いに行くときの原節子さんのちょっとはにかんだようなしぐさ、顔のかわいらしさは特記すべきものです。あと音声は古い映画の割にしっかりと録音されております。聞き難い事はございません。映像もきれいです。

『青い山脈』
学園青春映画の原典と云うべきこの作品。
石坂洋次郎の原作は終戦直後の新聞小説と云うこともあり、いかにも大時代的な理想主義ではあるのだが、その明朗な青春群像の魅力は世代を越えて受け入れられ、また数回リメイクされたこともそれを証明している。 
特に吉永小百合を主演に据えた日活版は、脚本も大幅に手直しし、現代的に若返ったと話題になって大ヒットしたのだが、やはり最高傑作は原作に忠実な今井正監督版。
封建的な旧制女学校を舞台に繰り広げられる若き叫び、美しき師妹関係、効果的に流れる挿入歌の「恋のアマリリス」・・・、50年以上の時を経て夢のような物語の新鮮さは失われたかもしれないが、昭和24年公開の『青い山脈』はクラシックとも云うべきてりさえみせる。
なにより魅力的なのは出演者。
島崎先生を演じる原節子は気品さえ感じさせ、池部良はまだまだ新鮮、健康的な杉葉子は新時代の女性像に相応しく、小暮実千代は珍しくコミカルで魅力的。竜崎一郎の演技は達者とはいえないが、原節子とのコンビは絶妙で、今井正のキャスティングの的確さを示している。この作品でもっとも輝いているのは眼鏡をかけた若山セツコ。彼女の演技力は特筆すべきもので、『青い山脈』の成功は少なからず若山セツコにあると思う。
未見の方には時間を経たものだけがもつ”新鮮”な感激が味わえるでしょうし、再度御覧になる方には今一度、若山セツコさんの可憐な姿に注目していただきたいと存じます。

ひめゆりの塔
津島恵子
ひめゆりの塔
定価: ¥ 3,150
販売価格: ¥ 3,150
人気ランキング: 34834位
おすすめ度:
発売日: 2007-06-01
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

悲劇のごく一部でしかない
宮城先生(津島恵子)が、学徒隊員に「アレの時は、どうしてるの?」とたずねる場面がある。
答えた女子学徒は、米軍による凄まじい艦砲射撃に対する恐怖から、生理不順に陥っていた。
こうした細かい描写は、印象に残る。
しかし、今日から見れば、沖縄戦における悲劇のごく一部しか描いていない(いちおう、1944年10月10日の空襲で旧那覇市街は壊滅していた事を示す描写などもあるが…)という印象を受ける。
沖縄戦の全体像を描くような大作映画は、望み得ないのだろうか?

海軍特別年少兵
地井武男
海軍特別年少兵
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 33548位
おすすめ度:
発売日: 2007-07-27
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

親子でも是非
以前、TVの放映を見た時は少年の気持ちで見ていました。まるでクラブ活動の用な場面も有り、ウンウンと共感したりもしましたが、結局は死も辞さない殺人訓練なのだと複雑な気持ちで見終えました。あらためてこの作品を見返して、今度は大人の視点から見れました。もう亡くなりましたが、私の父は母子家庭で貧しかったらしく、空に憧れ予科練へ弟は海に憧れ特年兵へと出兵し、終戦を迎えました。家と妹を空襲で失い、兄二人はシベリアに抑留され本当に大変な戦後だったらしいです。放映当時、父が三國連太郎さんのシーンで大泣きしておりました意味がようやく理解出来ました。子供の憧れや家庭の貧乏さを逆手に取り、下級将校に仕立て上げ、最前線へ送るという大人が生き残りたいばかりの予科練、特年兵制度に憤りを感じ、戦争とは?教育とは?見れば見る程、また知れば知る程、考えさせられ、涙が溢れる素晴らしい作品です。単に子供が戦争に参加させられて可哀相だな…では終わらせず、是非親子でも見て頂きたいです。

反戦映画の傑作
東宝映画8.15シリーズNO.1の傑作であり、名匠今井正監督の最高傑作でもあります。

わずか14歳で海軍に志願し、硫黄島の戦闘で散っていく少年兵達の物語です。
この映画で一番驚くのは、反戦映画なのにイヤな人間がほとんど出てこないこと。(同じく反戦映画監督の山本薩夫作品にははっきり「いい人、悪い人」の区別が付いています。)
地井武男演ずる鬼教官工藤はもちろんの事、一見エリート臭漂うやな奴に見える山中教官、貧しい少年兵(中村まなぶ。現在の中村梅雀とは、全然気付きませんでした。実に上手い役者です)の飲んだくれの父親にいたるまで、その実はいい人なのです。

そしてもう一つ、今の戦争映画と違って、少年兵達の顔がいかにもそれらしいこと。
二重まぶたでパッチリした目の少年兵はなど一人もおらず、みんな一重まぶたでドン臭い顔をしています。
このあたりも非常に素晴しい。
一重であるがゆえにその真摯なまなざしに大人たちが戸惑うのがよく分かります。

「なして(同級生の)タクちゃんには勧めたのに、俺が志願してはいけねえんだ?」と息子に問い詰めらて答えに窮する校長先生。
自分を育てるために苦界に身を落とした姉を楽にしてあげようと志願する弟。
ご馳走をおなかいっぱい食べられて海軍に入って本当に良かったと笑う貧農の息子。

そんな少年兵たちを、子供なのだから「愛」で持って導こうとする吉永教官と、子供とはいえ兵隊なのだから「力」で持って鍛えようとする工藤教官。
そのふたりの思いのぶつかり合いがラストまで続きます。
捕虜にしても何としても助けたい吉永と兵隊として一緒に死んでやろうとする工藤。
「助けようとするなら何故彼らを軍人にしたのです!」
地井武男の心のそこからの叫びが胸を打ちます。(音楽が大仰なのがちょっとしらけますが・・・)

そして要所要所で少年兵の家族との思い出がさりげなくインサートされます。
母親役の荒木道子、山岡久乃、奈良岡朋子らの好演も会って泣けることは必至です。
そしてどの少年兵も目がキラキラと輝いて、どんよりした現代の少年達の目とはえらい差です。

けれども、「本当に幸せなのはどちらなのか?」
そんなことを問いかけているような作品です。



悲惨な少年兵の末路
こういう海軍にいわば子供のような年少兵がいたことはこの映画で初めて知った。それぞれの少年たちの家庭事情から始まり、教官との交流が描かれやがて戦場へ。なまっちょろいヒューマニズムなどは吹き飛ぶような感じが印象的。主人公の少年は「橋のない川」でもちらりと出演していた。また中村まなぶは今の中村梅雀で、この当時から芸達者で、その演技は絶賛されていた。

にごりえ
久我美子

定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 31943位
おすすめ度:
発売日: 2004-10-22
発売元: エースデュースエンタテインメント
発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送

いとしいとしというこころ
表題作の「にごりえ」が注目されがちだが、現在ではもう描かれることはないだろう形の戀を、余韻を残して表現した「十三夜」が秀逸。
身分違いの結婚をした娘、彼女に華族様の良き妻であることのみを要求する父親、娘に同情しつつ何も出来ない母親、不穏な空気だけを感じ取っている弟。こう書いてしまえば現代でも十分ありそうな感じだが、この明治時代に彼らを縛っていた目に見えない何かは、もう私たちの時代には残っていないのだ。
思いがけず初恋の人との再会を果した夜は、ただ息子のためだけに死んだまま生きることを選択した夜でもあった。一緒に月の下を歩いたこの夜を最後に、彼らの人生が交わることは今後一切ないのだろう。忍耐するが故の儚さ、切実さ、美しさをこの映画に見ることができる。
しかし録之助役の芥川比呂志は第一声でただの車夫ではないことが分かる。さすがと言うべきなのだろうか。

3話オムニバス

明治おんなの生き様を、古い話として看過するのはたやすい。
けれど、生活であれ、恋であれ、夢であれ、秘めた情念のあり方
に時代の移ろいは無いものと知れる。

ほぼ樋口一葉の原作どおりにすすむ「にごりえ」の、杉村春子は
どうだ。白髪の老女役しか知らなかった私には、日本にこんなに
うまい役者さんが昔からいたのか、というため息をもたらす。

白黒邦画はほとんど擦り切れビデオの見回しなので、文化的価値と
してのDVDは貴重品ですらある。

また逢う日まで
岡田英次
また逢う日まで
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 41290位
おすすめ度:
発売日: 2004-09-25
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

自然に涙が
ガラス越しの接吻の場面が 有名ですね。
はじめて観ましたが ラストのシーンで自然に涙が出ました。
戦争中、このような家族もあったのだろうな。また男と女の出会いとすれ違いも
あったのだろうなぁと古き時代に思いを馳せて観ました。
今の時代にそぐわない映画なのかもしれませんか でもやはり美しい。

恋愛のひとつの完成された形の表現
まあ、ひょっとした出会いでお互いを意識してそれを具体的に恋愛として果実をもたらせると言う単純な流れです。その単純な流れ、かつ恋愛の形としては普遍的かつスタンダードなものだと思います。
岡田英次さんの演技が女々しい感じもしますが、反戦のメッセージも込まれているのでしょう。
久我さんと家庭を持とうとして話す会話の中での二人の提案に真摯なお互いの思いやりを感じて愛情の結びつきの理想形を感じました。その後の二人の抱擁に至っては美しい。それが悲劇の前の絶頂だったんですね。最後に至っては強烈な反戦メッセージとなってその美しさを浮かび上がらせるのですが。恋愛映画としては良いと思います。今から思うとこの当たり前の恋愛ドラマが占領軍の「性の解放」の流れのもと出来上がったと言うのも皮肉です。本当のキスシーンとかですね。久我美子、岡田英次さんの主役の二人はぜひ観て欲しいと思います。

婉という女
岩下志麻

定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 50921位
おすすめ度:
発売日: 2004-10-22
発売元: エースデュースエンタテインメント
発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送

縁がない女
我が岩下志麻ベスト3の1本(他の2本は「影の車」の甘さと「この子の七つのお祝いに」の怖さ)。個人的には、この女優の演じる役柄には常に「内に秘めた情念」とか「静かな狂気」が漂っている感じがするし、現在、母と鬼を併せ持つ女優はいないということを思うと、篠田作品は勿論、本作や野村芳太郎作品など、70年代の出演作で堂々たる主役で素晴らしい仕事をされていたんだなあと今更ながら感服します。

ここに泉あり
小林桂樹
ここに泉あり
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 47691位
おすすめ度:
発売日: 2004-12-24
発売元: エースデュースエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

音楽映画
これは今の群馬交響楽団設立の経緯を描いた音楽映画。山田耕筰がカメオ出演しいるのが貴重な映画でもある。例によって今井監督は主演者たちを突き放して描いているが、最後まで希望を失わないという点では爽やかな印象を残す。一部「オーケストラの少女」を真似たところがあるという指摘はあるが、それはあまり些細な事柄かと私は思う。それよりも岸恵子のライバル役の草笛光子が登場するシーンが全くないことが重大である。どうやらTV放映の時に削除されて行方不明になったとのことだ。約30分の部分でどこからか出てくればいいと念じているのだが......。

ゆきゆきて、神軍
奥崎謙三
ゆきゆきて、神軍
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,242
人気ランキング: 6843位
おすすめ度:
発売日: 2007-08-24
発売元: GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(D)
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

これだけの人は二度と出ない
このドキュメンタリで、なにが凄いかというと、奥崎氏と向き合い、それぞれの 人の内面が現れてくる(ってか、奥崎氏がそこまで追及せずにはおかない) ところ。人間の極限を経験した人たち。忘れて立ち直ろうとした人と立ち直るために掘り起こさなければ気のすまなかった奥崎氏。社会的体面より個人の贖罪を追及する(日本人にはめずらしいけど、俺には尊敬できる)奥崎氏の姿勢。

奥崎氏の厳しい追求に対して、率直に告白する人(止めようとする奥さんを厳しく制したりして、あの人が一番立派に見えた)や 堂々と嘘をつく人、最後までしらをきりとおしたり、のらりくらりとその場 逃れをしたり、救急車に乗ってまで逃げてしまう人(でも、あの人も奥崎氏と 堂々とやり合って根性あった)。

そればかりじゃない。家族もすごかった。奥崎氏の振り上げた拳を必死で(適当な言い訳言いながら)抑えようとしたり爺ちゃんのおしっこの 心配したりしてなんとか間に入って助けようとする息子の嫁さん(?)。 爺ちゃんが殴られそうになってずいと間に入って助太刀しようとした高校生 くらいの孫(?)。告白しようとするご主人を、ヒステリックに止めようと してたしなめられる奥さん。

奥崎氏はもちろん、奥崎氏の奥さんも含めて、市井のこれだけの人が傷ついているさまを見せた反戦ドキュメンタリ。戦争体験者がなくなってしまう前に、よくぞ製作してくれたと感謝したい。没収されてしまったというニューギニア篇が実に惜しまれる。

ヤマザキ!天皇を撃て
「ヤマザキ!天皇を撃て」と叫びながら一般参賀客の中から昭和天皇に向けて
パチンコ玉を打ったアナーキスト・奥崎謙三を追ったドキュメンタリー。

原一男のドキュメンタリー映像の中で、自分自身を激しく演じていく奥崎。
それはどんどんエスカレートしていき、やがて画面の中で殺人未遂にまで進む。

「何故彼はそこまで突き進むのか?」「黒豚、白豚って一体何のこと?」等々、
奥崎謙三に感染すると、もう誰も頭から振り払うことは出来なくなってしまう。

映画「太陽」のレビューで私は物足りなさを書いたが、日本人はこちら側から
「天皇」を考えた方がいいのかも知れない。

晩年、出所した奥崎謙三は色々なサブカルチャーに「いじられた」。
しかし、自らの戦争総括という信念で、映画自身をいじり倒したこの作品は、
キネマ旬報1位という評価どおり、今でもバンバン我々の心を撃ち込んで来る。

カンゾー先生
柄本明
カンゾー先生
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,053
人気ランキング: 10276位
おすすめ度:
発売日: 2004-05-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

戦時下の岡山県で「開業医は足だ」をモットーに診療を続ける赤城風雨(柄本明)は、どんな病気も肝臓炎と診断してしまう「カンゾー先生」と呼ばれる医者。「このままでは日本中に肝臓炎が蔓延し、国が壊滅してしまう」との危機感を抱いた彼は、診療の傍ら肝臓炎ウィルスの研究に精を出す。そんな折り看護婦として雇われているソノ子(麻生久美子)が、負傷した脱走兵・ピート(ジャック・ガンブラン)を診療所に匿ってしまう。
今村昌平監督の作品は人間の生き様を鋭く洞察するその視点から、やもすれば陰湿な作風になりがちだが、本作に関しては、からっとした爽快な作品に仕上がっており、戦時中という時代を生き抜いた人々の滑稽さと大らかさを巧みに描いている。イマヘイ監督、撮影当時72歳という年齢が信じられないほどの軽快な演出に加えて、「日本人全員の頭が肝臓炎になってしまう」といった鋭い社会批判まで盛り込む絶妙なバランスは、前作「うなぎ」から脚本に参加している、子息の天願大介の手腕も生かされていると見た。(斉藤守彦)

元気の出る映画!
昭和20年の混沌とした時代背景の中で軽妙に人間模様が展開されていく…
際立っているのが何といっても体当たりで頑張った麻生久美子ちゃんの演技でしょう♪ 卑猥ではないのにエロチックな場面が、そこかしこに散りばめられていて素晴らしい作品に仕上がっています。人情味あふれる内容の中にピリッと効かせたスパイスのような麻生久美子ちゃんのHなシーン!
理屈ぬきで楽しめます♪ ぜひ、ご覧になって下さい。

とやかく言わず・・・麻生久美子
この作品自体ももちろんすばらしいが、なんと言っても麻生久美子ちゃんの裸が売りである。
その若い乳房と、もう少しでヘアーが見えそうな裸の下半身。それが作品を締まったものにしている。奥菜恵レベルではこうはいかない。

美しい瀬戸内の光景は生命力の象徴か
映画「楢山節考」を観て、今村昌平監督作品は過度な現実描写が多いと思っていた。本作ではこの印象がなりを潜める。
この作品は美しい映像と官能的なエロスが特徴だ。前者は瀬戸内(岡山)の光景であるし、後者は主演女優の描写だ。
舞台は第二次世界大戦末期の瀬戸内であり、人々の生活に溶け込んだ瀬戸内と、様々な色を見せる自然としての瀬戸内の両面を映像として映し出す。また、官能的な映像もあるが、必要以上に過激なものではない。とても綺麗なものだ。(ただ、家族で観る映画では無いと思うが。。)
一方で、主人公の開業医の生き様も良く描写されている。戦争中ということもあり、肉親と離れ離れに暮らす寂しさ、さらには、日々接する患者達の生死を含めた人間模様がそこにはある。生命を意識しながら、現実的に生きる様には、文字どおり「生命力」を感じる。官能的なシーンが多く登場することは、「生命力」を追い求めた結果なのかもしれない。
総評すると、力強い作品だと言える。「生きることの尊さ」と、生き物の持つ「生きようとする力」を認識できる。この映画のテーマは「生きること」である。

幕末太陽傳
フランキー堺
幕末太陽傳
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 10082位
おすすめ度:
発売日: 2002-11-22
発売元: 日活
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

明治維新まであと5年という幕末の日々。品川の遊郭で大判振るまいの佐平次(フランキー堺)は実は一文なしで、居残りとなって腰を落ち着けることに。もう一組の居残り組は高杉晋作(石原裕次郎)をはじめとする勤王の志士たち。佐平次は彼らと仲良くなり、やがては廓(くるわ)の人気者になっていくが…。
川島雄三監督の代表作ともいえる傑作時代劇コメディ。落語の『居残り佐平次』をベースに『柴浜の革財布』『品川心中』を挿入させたストーリーを、太陽族やヒッピーなど当時流行した風俗とも照らし合わせながら、キレの良いテンポみなぎる演出で見事に描きこんでいる。全編軽快な中、時折ふとのぞかせるニヒリズムもぞくぞくさせる。個性的面々の好演も面白く、主演フランキー堺はキネマ旬報男優賞を受賞。(的田也寸志)

久しぶりに堪能
これまでこの映画は、何度かテレビで放映されたものを見ましたが、年齢が上がると共に色々分かってきました。特にこの数年は、しばらく聞かなかった落語を聞き出したため、この作品の随所に見られる有名な古典落語の設定や歌舞伎の名台詞?「首が飛んでも動いてみせやしょう」(鶴屋南北『東海道四谷怪談』)―も良く分かり、よりいっそう、楽しめました。
なお「商品説明」に「柴浜の革財布」とあるのは、「芝浜の革財布」の誤り。1957年当時、「ヒッピー」などは影も形もありません。

落語ブーム(らしい)の今、もっと観られてもいい傑作
川島雄三作品。これは素晴らしい。1957年の作品だが全く色褪せていない。傑作。全く「もたれず」3回も観てしまいました。
幕末の品川の遊廓「相模屋」を舞台に、居残り佐平次、高杉晋作、女郎たちの様々なストーリーが展開される。
居残りというのは遊廓の勘定が支払えない時に客がやったそうです.文字通り部屋に居残って篭城すること。居残りは「下下の下下(げげのげげ)」と廓では嫌われた。
フランキー堺が本当に素晴らしい。僕自身これほどまでとは思わなかった。佐平次のクレーバな所、ピカロな所、江戸っ子なところ、そして動きの素晴らしさ。運動量の多さ(カメラは縦横無尽にそれを追う)。着物を着る仕草。どれもがピタッと決まっている。芸者を揚げているときに、芸者から太鼓のバチをうばって、それをクルクル回す(このあたりはジャズドラマーらしい)。台詞回しに少し落語家口調が入っていたりする。
全体的に明るい映画だが、佐平次が結核を病んでいて、それが映画に陰影(とうか凄味)を与えている。
板頭(その廓で最も人気のある芸者)のおそめを演じた左幸子は野太い声が「品川女郎」を演じるのに適しており、絶品である。「青べか物語」、「飢餓海峡」での演技は、本作でのアクトが踏み台になっているのだろう。この人元々体育の先生だったそうだ。
他にも「相模屋」主人の金子信雄、その妻山岡久乃(川島作品の山岡は絶品である)、若旦那徳三郎に若い(!)梅野泰靖(芦川との風呂場でのシーンが素晴らしい。特に第一声が。ラヂオの時間では千本のっこのマネージャー役)、小沢昭一(若旦那への第一声が素晴らしい)、殿山泰司(太った殿山ははじめてみた)、岡田真澄、芦川いずみ(可憐)、高杉役の石原裕次郎、小林旭(台詞がわかんない)、二谷英明、菅井きん(上手い)、杢兵衛大尽役の市村俊幸(これは凄い)、南田洋子(きれい)など豪華な役者陣が脇を添えていて、アンサンブルも強力だが、それでもフランキーの素晴らしさが群を抜いている。これは本当に凄いと思った。
役者陣は時折芝居がかった口調をするがそれが上手い。三味線の合いの手が入るところはタイミングが絶妙。この「呼吸」は今出来ないだろう。
脚本は落語から着想をえている。いくつもの噺(4つか5つ)を使っており、それらのエピソードの集積からこの作品は出来上がっている。佐平次がそれらのエピソードにからみつつ進行する。どのエピソードも非常に良く出来ている。落語から上手く「頂いている」という感じ。
物語の最初の方に57年当時の品川が映る。それから、幕末の品川に変る。こういう手法は後の「青べか物語」でも使われている。遊郭という室内を主な舞台にしているが、後年の大傑作「しとやかな獣」も団地の一室が舞台だ。
それからカメラが下から上へ上がる動きをする時、やけに気持ちいい感触を受けた

フランキー堺が凄みさえ感じさせる演技。異色の時代劇。
異色の日本映画といえるかもしれません。川島雄三というと「さよならだけが人生だ」という言葉を思い出します。かっこいい監督でしたね。あまりにも早い死でしたが、監督の代表作。当時の日活オールスター出演ですが、佐平次を演じるフランキー堺が渾身の演技で、その存在感が他を圧倒しています。時代は幕末、品川の遊郭を舞台に石原裕次郎扮する勤皇の志士高杉晋作なども登場しますが、映画としての面白さは文無しで大尽遊びをして「居残り」になった佐平次がプロを差し置いて活躍する遊郭の世界を描いた部分でしょう。フランキー堺の持ち味が十二分にでており、この役は彼しか思いつかないくらいです。ユーモアあふれた演技になかにも死の病、結核をわずらっているものの凄みを感じさせ、フランキー堺にとっても代表作といえるのではないでしょうか。

松竹ツインパック「配達されない三通の手紙」「復讐するは我にあり」
栗原小巻; 小川真由美; 松坂慶子; 緒形拳; 倍賞美津子; フランキー堺

定価: ¥ 6,930
販売価格: ¥ 5,128
人気ランキング: 7828位
おすすめ度:
発売日: 2007-10-26
発売元: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
発送可能時期: 近日発売 予約可

黒い雨 デジタルニューマスター版
田中好子
黒い雨 デジタルニューマスター版
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 18110位
おすすめ度:
発売日: 2004-07-23
発売元: 東北新社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

1945年8月6日。矢須子(田中好子)は瀬戸内海の小舟の上から原爆の強烈な閃光を見て、その直後空から降り注ぐ黒い雨を浴びて被爆した。戦後、叔父(北村和夫)は何とか矢須子を嫁がせようと腐心するが、被爆のことが先方に知れるたびに破談されてしまう。そのうち、矢須子の身体にも徐々に異変が…。
井伏鱒二の同名小説を『復讐するは我にあり』などの名匠・今村昌平監督が、持ち味の脂ぎったタッチを抑えに抑え、モノクロームの映像と静かな語り口の中から戦争と原爆への怒りを露にしていく名作。「正義の戦争よりも不正義の平和のほうがいい」と嘆く叔父の台詞が胸を打つ。田中好子は本作でその年の主演女優賞を総なめする熱演。武満徹の音楽も秀逸である。(的田也寸志)

「死ぬその日まで私は美しくありたい」
 感動した。今年、この作品をDVDで見て、この作品が公開されて18年もの間、この映画を観なかった自分を恥じた。今村昌平監督(故人)に心からの敬意を表したい。
 このDVDには、1989年に、日本国内とカンヌ映画祭などで公開された『黒い雨』全篇に加えて、公開直前、今村監督があえて完成作品に収めなかった19分の未公開カラー部分が収められて居る。1989年に公開された『黒い雨』は、全篇が白黒で、主人公の矢須子(田中好子)が原爆症と思はれる症状に陥り、トラックで病院に運ばれる場面で終はって居る。この未公開のカラー部分は、その矢須子(田中好子)が、生き延びて、原爆投下から20年後の昭和40年(1965年)に、四国の霊場を巡礼として歩くと言ふ、原作には無い物語を、今村監督が、当初付け加える積もりで撮影された物だが、今村監督が、迷ひに迷った末、完成された『黒い雨』から削除した物である。その未公開カラー部分の深さは、神が人間を見守る様な視線で主人公と戦後の日本人を描いて居る。
 うらぶれた巡礼の姿に身をやつした矢須子(田中好子)は、この未公開カラー部分の中で、こう独白する。??「死ぬその日まで、私は美しくありたい。たとえ偽りの美しさであっても。全てを捨てた筈なのに、私は、まだ、自分を捨て切れないのだろうか?」??この独白の後、主人公は、死んだ人々の幻影に対面する。
 被爆者の生を、「死ぬまで美しくありたい」と言ふ「女」の視点から描いたこの巡礼の場面と独白は、女を描き続けた今村昌平監督でなければ創造し得なかった物だと私は思ふ。

(西岡昌紀・内科医/2007年8月6日=広島に原爆が投下されて62年目の日に)

じんわりとした怖さ
ズルズル皮が剥け、焼け焦げた死体、目を背けたくなるような画の数々。…などを勝手に想像していたので気合いを入れて観始めたのだけれども、そういうシーンはほとんどなく(あっても、モノクロで上手く生々しさを隠している感じ)、原爆のあとの後遺症を淡々と描いた作品。

 それでも、なんとなくジンワリとした恐ろしさが伝わってくる。知っている人達が次々と死んでゆく怖さ。ラストは、ヒロインの生存がほとんど絶望的と判っていても、もしかしたらという奇跡の訪れの思いにすがりつかずにいられないような気になった。


残酷さのなかに
一分の隙もない完璧な作品。痛切を極める武満の音楽。目を背けたくなるほどリアルな被爆者の描写(しかし実際はこんなものではなかったろう)。被爆後5年たっても、被爆者たちの戦争は終わっていなかった。いつやってくるかわからない死の影におびえながら、日々を送る被爆者の姿が、原作の持つユーモアとペーソスを織り混ぜながら、淡々と描かれていく。映画のラスト、重篤に陥ったヒロインの矢須子(田中好子)を抱きかかえて病院に付き添う悠一の姿に、監督の人間に抱いたわずかな望みを感じた。

キューポラのある街
吉永小百合
キューポラのある街
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 4799位
おすすめ度:
発売日: 2002-11-22
発売元: 日活
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

鋳物の街、埼玉県川口市。そこに住む鋳物職人の娘ジュンが、父の解雇に始まり、貧困、進学、組合、差別など、さまざまな社会問題に直面する。しかし決してめげることなく、まっすぐに青春を堪能していく姿を感動的に描いた、社会派青春映画の名作である。
寡作で知られる名匠、浦山桐郎の監督デビュー作である。だが諸問題を過剰表現することは決してなく、あくまでも日常的にとらえていることも、好感のもてる一因となっている。高度経済成長で浮かれる当時の日本の裏面をそこはかとなく活写した作品として、社会風俗的な歴史資料価値も高い。
これが初主演となった14歳の吉永小百合は、当時の史上最年少でブルーリボン賞女優主演賞を受賞し、以後大スターへの道を躍進することにもなった。(的田也寸志)

韓国ドラマ・映画ファンに捧ぐ その2
戦後日本に残った朝鮮の人たちがどのような想いで生きてきたかを巧みに表現している名作です。
主演は,当時16歳の吉永小百合,彼女はこの作品で国民的美少女から本格的な女優へと脱皮しました。
脚本は今村昌平,監督は浦山桐郎が担当しました。
キューポラとは,鋳物工場の屋根から飛び出ている煙突のことで,舞台となったのは,鋳物の街として有名な埼玉県川口市です。
頑固な職人気質の父を持ち,貧しい生活の中で高校進学を目指す石黒ジュン(吉永小百合),その親友が在日朝鮮人の金山ヨシエという設定です。
昭和37年といいますと,東京オリンピックの2年前,戦後復興を成し遂げた日本が,更なる高度成長に向けて突き進んでいた頃のことで,高度成長は子どもたちだけでなく職人たちにもおちこぼれをつくってしまいました。
こういった層の人たちは高度成長をめざす日本社会から取り残されがちで,親友のヨシエたちは帰還事業により北朝鮮に帰国することになります。
経済大国日本は技術革新についてこれない人を置き去りにしながら,多くの犠牲の上に成り立っているのです。
当時の在日朝鮮人に対する差別は尋常のものではなく,朝鮮半島から来た人たちが当時どういう暮らしをしていたのか,日本人として彼らとどのように接するべきなのかを含めて,現在の韓ドラファンの皆さんに是非とも見ておいていただきたい作品です。

時代の息吹
良くも悪くも、時代の雰囲気が、新鮮に感じられる作品。

貧乏でも前向きな人々。
幻の地上の楽園。
労働組合は貧乏の特効薬か。
職人魂は永遠か。
時代を経て、謎は、深まる。

永遠の真実は、吉永小百合の魅力のみか。

時代を切り取ること
原作は早船ちよの小説で、昭和34年から35年にかけて雑誌に連載された。映画の公開は昭和37年で、「所得倍増」が叫ばれた時代と重なる。
昭和35年の全国高校進学率は約58%であり、主人公のジュンのように父親の収入が不安定な場合は、全日制高校への進学はまず無理であった。「格差社会」と言われる今より(むろん一家庭当たりの子供の数も違うが)、むしろ高校進学のハードルは高かった。

「無知蒙昧!」「職業に貴賎なし!」「自己中心主義!」。ジュンが頑迷な鋳物職人の父親へ与える強烈な言葉のパンチである。しかし映画は、友達のヨシエがパチンコ屋でアルバイトをしている本当の理由をジュンが知らないことも、自分の母親がやむなく飲み屋で酌婦をしていることへの理解に欠けていることも暴いている。「自己中心主義」に至っては、羽目外しとその代償、その後の登校拒否から、言行不一致は明らかである。
ジュンが改心したきっかけは二つある。一つはヨシエ一家の一家離散の修羅場を目の当たりに見たこと、もう一つは働きながら学ぶ(定時制高校へ進む)という第三の選択肢を見つけたことである。
家の経済状況が好転したのに「あたいは父ちゃんに頼りたくないから定時制高校に行く」と啖呵を切るジュン。「親父は駄目だから」と親には内緒で新聞配達をする弟のタカユキ。現代の親と子の「体たらく=過保護と依存」ぶりからは考えられないことだが、当時としては十分あり得ることだった。

この映画が40年以上の風雪に耐えて生き残っているのは、60年代前半(昭和35年頃)の時代を見事に切り取っているから。単に風景だけでなく、その時代に生活している人の風習、行動、考え方(今見直すと全て正しいとは思えないが)まで描いているからである。

楢山節考
緒形拳
楢山節考
定価: ¥ 3,150
販売価格: ¥ 3,150
人気ランキング: 11826位
おすすめ度:
発売日: 2007-06-01
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

セプテンバー11 DTS版
ショーン・ペン
セプテンバー11 DTS版
定価: ¥ 2,625
販売価格: ¥ 2,625
人気ランキング: 5801位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-27
発売元: 東北新社
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

今村昌平 DVD Collection にあんちゃん
長門裕之
今村昌平 DVD Collection にあんちゃん
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 10478位
おすすめ度:
発売日: 2004-02-25
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

子供たちに見せたい作品
舞台は昭和30年代の佐賀県です。主人公は親はなく兄弟と暮らしています。絶望的な状況ですが何故か明るいのです。これはコミュニティーが機能していたからです。昔は近所の人が色々と気を使ってくれました。夕方になると縁台では将棋が始まり子供たちは花火をして楽しみました。この作品ではなつかしい30年代の昭和が保存されています。子供たちに見せたいDVDです。

お金が無くても希望がある!!
ベストセラーになった、二番目のお兄ちゃんのにあんちゃん。どん底の経済背景と差別的な社会背景の中、更に親まで亡くなってしまった。兄弟達は、自立した生活は当然できず、これでもかと絶望的な環境になっていく。かなり現実的な映画でした。しかしながら二番目のおにいちゃんの激しいバイタリティーには希望がありました。
是非、多くの人に観ていただきたい作品です。

二番目のおにいちゃん
この映画は、主人公の兄弟の長兄が入院中に何度も繰り返し読んだ10歳の妹の日記を元に制作された映画です。長兄は、何故、何度も読んでしまうのか次第に不思議に思い、妹が書いた日記がこころに響いてるからだと気付きました。長兄は、出版社に妹の日記を送り本の出版、映画制作となったようです。
因みに本はベストセラーになったそうです。
経済環境・社会環境が厳しい時代背景で、社会人として世の中にデビューできない長兄。
小学生の弟と妹。自力で家族を維持していくことができず、バラバラになる家族。自助努力のみでは、どうしようもない世の中で、10歳の妹の目線で描かれた作品。
現在の私達にすれば、絶望的な感覚ばかりになってしまいそうな中、二番目のおにいちゃんの『にあんちゃん』は、強烈なバイタリティーで、生きぬいていこうとしています。環境は絶望的でも兄弟愛と希望のある作品でした。
ご覧になっていない方や、ご存知ない方は、是非おすすめします。

女ZEGEN衒
緒形拳
女ZEGEN衒
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 22751位
おすすめ度:
発売日: 2004-05-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

世間の評価は地味なんだけど
世間的な評価は今村作品の中でも最も地味に扱われているように思われるが、個人的には大好きな一本。
明治から昭和初期にかけフィリピン等南洋の国々で大規模な女郎屋を営んだ、村岡伊平治という奇っ怪なる人物の伝記をもとにつくられた作品である。

とにかくこの伊平治という男がおもしろい。
明治の後期、一攫千金を夢見て生まれ故郷の島原から香港に渡るが、ひょんなことから陸軍中尉・上原と出会い、彼と行動をともにするうちに「忠君愛国」「富国強兵」といった当時のナショナリズムの思想的影響を受ける。
そして、その彼がまたまたひょんなことから
彼の地で遊女として働いていた幼馴染のしおと再会し、地元民に虐げられている彼女の同僚の遊女たちを救出、その彼女たちとともに自ら女郎屋を営み始める…。こんな風に話は進んでいくのだが、いかんせん彼の中で、ナショナリズムという思想と女衒という商売がトンチンカンな発想でむすびついたものだから事態は滑稽千万、その生き方はところどこで爆笑を誘いつつ、時代の波に翻弄され悲劇へとむかっていくことになる。

その結果としての行動や発想はとんでもないものだが、伊平治というこの男、こうと思ったら真っしぐら、直情型で行動派、大儀を重んじ細かいことには拘らず、それでもって人情にも厚い。そして、そんな彼とともにそれぞれの悲しみを背負いつつ女たちは逞しく生きていく。彼らの破天荒で猥雑でバイタリティ溢れる姿は可笑しくもあり、哀しくもあり、愛しくもあり、切なくもあり、とにかくエネルギッシュで魅力的だ。

こんな題材を今村が撮って面白くないわけがないではないか。
伊平治を演じる緒方拳も相変わらず素晴らしい。


ただの年代記
今村昌平作品としては、見る必要もない凡作。ただし、20代の役を演じるときの緒形拳さんが本当に20代に見えるのが、凄い。演技力? 撮影の力?

赤い橋の下のぬるい水
役所広司
赤い橋の下のぬるい水
定価: ¥ 5,040
販売価格: ¥ 5,040
人気ランキング: 25537位
おすすめ度:
発売日: 2002-05-02
発売元: バップ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

リストラに遭ったサラリーマン笹野(役所広司)は、ホームレスの老人タロウ(北村和夫)が生前語っていた“金の仏像”を探すべく、能登半島を訪れ、そこで不思議な女性・サエコ(清水美砂)と関係をもつようになる。彼女は、男女の交わりの際に“ぬるい水”があふれ出る特異体質でもあった…。
Hでもなくスケベでもない、まさに“助平”といった日本古来、いや人間そのものが持ち合わせる原初的な性の大らかさを高らかに歌い上げる、巨匠・今村昌平監督ならではの大人のファンタジー。それはすなわち、優れた人間讃歌にもなり得ており、男と女をつなぐ“水”の美学は、そのままセックスがもたらす生命の美しさと力強さに直結していき、ひいては“助平は世界を救う”とでもいった、人間の真の幸福をも問いただしてくれる傑作。(的田也寸志)

かわいい^-^
清水美砂が、ほんとにカワイイですね。
拙者は、とてもほのぼのします。
役所さんは、イイ思いしますね。
役得とは、こういう状態ですね。多分^^;

それほどヒットしなかったが実に面白い映画
それほどヒットはしなかったが、個人的にはパルムドールの「うなぎ」より
この作品の方が大人のユーモアが随所に効いていてずっと面白いと思う。
基本は馬鹿馬鹿しいエロチックファンタジーだが、考えさせられる部分も多く
重厚な今村昌平作品の中では異色の存在。
それだけにぜひ一度目を通して欲しいと思う。決して損はしません。




大人の寓話。素晴らしい作品
子宮回帰という言葉があるが、大量の水の中でのセックスに溺れる中年男性という構図は、男はいくつになっても心の奥底にそういう願望が眠っているということを表しているのだろうか。非常に面白い設定で、かといってエロさは感じない。時にコミカルではあるけど、むしろ暖かさを感じるそんな大人のための寓話である。テレビの子供向け恋愛ドラマに食傷ぎみの方にはオススメの作品。テレビではけっして見られないでしょうね。

神々の深き欲望
三國連太郎
神々の深き欲望
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 24937位
おすすめ度:
発売日: 2004-07-23
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

素晴らしい!
この時代の今村昌平を語るならば、大島渚、吉田喜重、岡本喜八、増村保造、実相寺昭雄、若松孝二、鈴木清順等の作品群を見た上で語って欲しい。本作品も大島渚「儀式」増村保造「氾濫」と並ぶ傑作である事がよく解る。人間の醜さ、根源が写し出されている。当時の性模写は若松孝二「天使の恍惚」、実相寺昭雄「曼陀羅」等の作品群からみれば、解りやすく気楽に見られる。今村昌平の作品は難解か?吉田喜重「エロス+虐殺」「煉獄エロイカ」、岡本喜八「ああ爆弾」、鈴木清順「殺しの烙印」からくらべれば解り安い。テーマの重さならば、大島渚「飼育」増村保造「清作の妻」「赤い天使」程過激ではない。

60年代の今村昌平
 わたしが映画青年になりたての60年代末には、今村昌平は既に
高名な映画作家でした。それは、『にっぽん昆虫記』、『人類学入
門』そして本作と、この時期連打された彼の作品群が、虚脱状態に
なった60年安保以降の精神状況にある可能性を発信し続けていた
からだと思います。つまり、それまで重視されてこなかった人間社
会での性や生理をリアリズムで描き切ることで、新しい歴史動因の
所在を暗示していると受け止められたのでしょう。ただ、これらの
作品群、映画としては重喜劇を志しており、映画としての面白さは、
それが達成されているかどうかに係ります。
 その点では、主人公(左幸枝)が実の娘(吉村実子)に出し抜か
れ、愛人を奪われる『にっぽん昆虫記』はともかく、主人公(小沢
昭一)と成人した愛人の息子(近藤正臣)達との関係が不鮮明な
『人類学入門』や、一度は島の娘と契った技師(北村和夫)が、そ
のことを忘れたように忠実な会社人間として再登場する本作は、滑
稽さが足りず、わたしはいまひとつ興をそそられませんでした。少
なくともこの時点の今村は、師匠格の川島雄三を超えていなかった
と思います。
 なお、当時彼とフェリーニを対比した批評(倉橋由美子「映画対
文学 市民対庶民」)を目にしました。今思うとこれも的が外れて
います。同じネオ・リアリズモの系譜で探すなら、イタリア人のエ
ートスを掘り下げていたヴィスコンティこそ対比の相手として相応
しかったのではないでしょうか。

1960年代の神話としての沖縄??太陽と海の存在感が強烈
 沖縄の離島を舞台にした、一つの神話である。太陽と海の存在感が圧倒的である。そして、その海と太陽に、黛敏郎の音楽がマッチして居る事は、驚きである。と言ふより、『豚と軍艦』もそうであったが、黛敏郎の音楽が、今村昌平監督の映画にマッチして居る事は、黛敏郎と今村昌平監督が、政治的には近いとは思えないだけに、驚くべき事である。
 物語は複雑で、正直言って、私には良く分からない所が有る。??ちょっと、『砂の女』に似た所が有るかも知れない。??そして、この映画で描かれる南方の離島が、言葉を含めて、沖縄の文化を正しく反映した世界であるかは、大いに疑問である。しかし、1960年代の日本の知識人が、沖縄にいかなるイメージを持って居たかを回顧する為には、興味深い作品と言えそうである。言い換えるなら、1960年代の一つの神話として観るなら、この映画は、それなりに興味有る作品だと、私は、思ふ。(だから、余り真剣に見ない事である)又、好き嫌いは有るだろうが、この映画の性描写は強烈な物で、1960年代の日本映画に、こんな性描写をする映画が有った事は、若い人には、驚きなのではないだろうか。

(西岡昌紀・内科医)

幕末太陽傳 コレクターズ・エディション
フランキー堺
幕末太陽傳 コレクターズ・エディション
定価: ¥ 6,300
販売価格: ¥ 6,300
人気ランキング: 9703位
おすすめ度:
発売日: 2005-10-07
発売元: 日活
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

裕ちゃん、食われたね

邦画傑作選に必ずリストアップされる快作。

フランキー堺が漕ぐ小船に、高杉役の石原裕次郎が乗っている。
本作全編に漂うテーマが小船の上でのやり取りに潜まされている。
経済高度成長と左翼学生が騒いだ当時、その時代の空気をシンクロ
させたのであろう。

不思議な脚本で、色も恋もチャンバラもない時代劇。ただ唯、権力や
生命に対する「未練への抗力」といったものを居残りさんが体現して
まわるという、胸のすくような反骨のドラマ。

フランキー堺が完全にスタータレントを食っている。大学教授として
演劇論を教えていると聞くが、本作への評価こそがその資格を与えた
と言って良いと思われる。


日本映画にスターがいた頃
「さよならだけが人生だ」と言った川島雄三監督の1957年の作品
まだ「役者」という職業が特殊だった時代だからか豪華な配役なのです
石原裕次郎、小林旭、岡田真澄に菅井きん、南田洋子など、いまでこそ名優と言われる人ばかり
その中にあってジャズドラマーのフランキー堺の怪演がハマり過ぎてる...

古典落語や当時の流行をベースにしてるので少し勉強してから観ると楽しさ倍増!?
勉強が苦手な人は、宮藤官九郎 の「真夜中の弥次さん喜多さん(映画)」や「タイガー&ドラゴン(TVドラマ)」を観てからの方が楽しめると思います

また川島雄三という監督を知るとガラリと見え方も変わります
ラストのフランキー堺の台詞は進行性筋萎縮症の奇病を患った監督の本音に思えます

人間蒸発
露口茂
人間蒸発
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 31698位
おすすめ度:
発売日: 2004-01-23
発売元: 東北新社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

今村昌平監督が手掛けた劇場用長編ドキュメンタリー映画。あるサラリーマンが失踪し、その許婚が彼を捜し求めていく。ここでは俳優の露木茂が監督の分身として登場し、彼女に付き添いながら取材を試みていくという趣向なのだが、おもしろいのは本作が決して失踪ドキュメントではなく、それを追う女の変貌の記録として屹立していることである。
カメラを向けられ続けていく中、彼女が次第におかしくなっていく様子が、ひとつひとつのリアクションから濃厚に醸し出されていき、いつしか事件の真実を追うといった趣旨からどんどん外れていくあたり、人間の複雑怪奇な内面を目の当たりにしてしまったかのような戸惑いさえ受ける。ここで彼女が変わるのは、事件の流れのせいではなく、あくまでもカメラのせいであるかのようにも思え、それはワイドショー的なニュース映像がはびこる現在の意図的な先駆けのように思えてならない。カメラ、映像、マスコミといった要素がいかに人を変えていくかに鋭く迫った確信犯的意欲作である。(的田也寸志)

ドキュメンタリーへの挑戦
ゴダールやトリュフォーが映画作りを根底から覆した60年代。ドキュメンタリーとドラマの違い等ないと挑戦した今村昌平の傑作である。この映画を語るならば、大島渚「新宿泥棒日記」「東京戦争戦後秘話」藤田敏八「にっぽん零年」松本俊夫「薔薇の葬列」吉田喜重「告白的女優論」を見ていただきたい。

実験作の極みだぜ
記憶、証拠、欲望、裏切り、好奇心、愛、事実、嘘。この映画は何かをハッキリさせる為に始まったはずなのに、むしろそれをもっと分からない物にする結果に終わったような感がある。

一言で言えば、「危うい」。全てが全て一か八かの大勝負的なスタンスで仕掛けられている。通常の頭の持ち主だったら、こんなイイ意味でも悪い意味でも未知数なモンを、映画の題材にしようとは思わないだろう。前衛は命がけやなと、感心させられた。と同時に、今村昌平ってのはやっぱり嫌な人だなぁと思った。

この映画の出演者の何人かは、この映画に人生を随分苦しめられたろうと思う。原一男の「ゆきゆきて、神軍」や、井坂聡の「FOCUS」でも感じたことだが(Focusは完全フィクションだが、ドキュメンタリーを主題にしているという意味で)、ドキュメンタリーの危険性というか、真実を探求する危うさみたいなモンが実に生々しく、描写でなくて、写実されていて、恐い。

終了20分前ぐらいのところで、現実とフィクションが短い間に何度も何度もリヴァースする演出には感動した。監督はこの映画の感想を内容的に「足りなかった」と言っているが、たしかに希望通りきっちりハッキリはしなかったが、逆に深みのある歪みが制作陣の焦燥感と同時に描かれているのは、強烈だ。

なんかロンブーの「ガサ入れ」を見てるような感じもした。だんだん結末がハッキリしてきても、果たして番組その物が虚構(やらせ)ではないのか?というウンザリするほど、裏なる裏に、精神が着いて行くことを拒絶したくなってくる。

ちなみに本編を全部見終えた直後に、特典映像の今村昌平インタヴューを見るとかなり面白い(そんなに長くないし)。逆に本編を見る前にインタヴューの方を見てしまうと、ネタバレしてしまうので、注意。今村監督、安らかに。

ドキュメンタリーもまたフィクション
結婚式の前に突然失踪した婚約者を探す早川佳江という女性。露口茂がレポーターとなり、カメラと共に捜索を続ける彼女を追うが、やがて婚約者の二重生活が明らかになる…。社会における人と人の繋がりの脆さに自分自身をも見失って呆然とする女性…。
しかしこの作品の狙いはむしろ、ドキメンタリー自体の脆さ、成立の不可能性を示すことにあったと思います。
捜索をめぐり激昂する関係者たちは、「はい、カット」の一言で黙り、スタッフが“セット”の障子や襖を片付ける間、おとなしく座っています。そして、カメラが回り始めると、再び猛然と話し出します。彼らは“出演者”になっていると思えるのです。佳江さんはやがて婚約者を探す気力を失い、レポーターの露口茂が好きになったことをカメラに向かって告白します。彼女は“主役”を演じているように思えます。
今村監督は「ドキュメンタリーもまたフィクションなのだ」ということを、この“作品”で鮮やかに示していると思います。

復讐するは我にあり
緒方拳
復讐するは我にあり
定価: ¥ 2,800
販売価格:
人気ランキング: 28625位
おすすめ度:
発売日: 2007-01-27
発売元: 松竹ホームビデオ
発送可能時期:

ふたりの男を殺して逃亡する榎津巌(緒形拳)は投身自殺を偽装して警察の目を欺き、以後も次々と殺人を繰り返していく。やがて彼は浜松に住むハル(小川真由美)の情夫となるが…。
直木賞を受賞した佐木隆三のノンフィクション小説を原作に、名匠・今村昌平監督が映画化した、その名に偽りなしの問題作。現在進行形のドラマに主人公の過去の経歴が挿入され、稀代の殺人鬼と謳われた彼の深層心理が次第にあらわとなっていく。その重大な要素をしめる父親(三國連太郎)との確執は、すさまじい表現力で画に定着されている。また、男ふたりを取り巻く女たちの描写も、さらなる人間の原罪と救済を描くことに大いに貢献。キネマ旬報ベストテン第1位など、その年の映画賞を総なめ。海外でも評価の高い傑作である。(的田也寸志)

日本版ニュー・シネマと呼びたい

いろいろな価値観というものが存在して良い、
とするならば、「納得しがたい異常行動」も
頻発すれば理解を得られる、のかもしれない。

緒方拳演じる主人公の人懐っこいこと、どうだ。
局所、局所で繰り広げられるエピソードは、微笑ましい
美談の連続であるのに、コレがことごとく裏切られていく。

自分を愛してくれる事が憎いのか?、自分に騙される相手
の人の良さが恨めしいのか?

原作が公判に基づいた淡白な記録小説であるのに比し、今村
演出のほうはその常軌を逸した主人公に同情とも愛情ともとれ
る息を吹きかけている。

ほんの少し「私にもそんなところがあるかも」と観客に感じさ
せてしまうところに、今村の狙いがあったのかも知れない。

むかしの面白い邦画をお探しの方に、強くオススメできる傑作。

人間の業の深さ、心の闇を描いた実話犯罪映画の傑作。
今村昌平はきわめてユニークで、ある意味日本的な映画監督だと思う。映画というのは人間を描くことが基本的なテーマだと思うが、この監督ほど人間の本質、日本人の業の深さを執拗に描き続けた監督はそんなにいないのではなかろうか。濃密で、見ている方が息苦しくなり、大抵の作品は見るのにエネルギーを要する。この映画は実際に起きた事件をベースに作られているが、日本の犯罪史上でも特異な事件だった。5件の殺人事件はいずれも衝動的な犯行のように思えるが、最後に自分を指名手配中の犯人と気づいていながら、匿ってくれた「味方」の女までも、その母親とともに殺してしまう。しかも、その女は自分の子を身ごもっていた。この映画を見てもその動機はわからない。犯人の持っていた「心の闇」の大きさを感じる。この映画ではその心の闇を闇のまま観客に提示する。かすかに闇の向こうに見えるのは、父親との確執だ。父親は五島列島出身のキリシタンで、戦後、漁業をやめた保証金で内地で温泉旅館を経営していた。この父親との間になにがあったのか、信仰となにか関係があるのか。なんど見ても重く、ズシンとくる映画だ。人間というものを濃密に描いたこの映画を支えるキャスティングが素晴らしい。犯人役を演ずる緒形拳はもちろんのこと、殺される愛人役の小川真由美、父親役の三国連太郎、妻役の倍賞美津子、そして、忘れてはならない愛人の母親役を演じた清川虹子、いずれも強い存在感とリアリティに溢れた演技で見る者を圧倒し、画面に引きずり込まれた。何度見ても手に汗をかくような、考えさせられる実話犯罪映画の傑作だ。

うなぎ
役所広司
うなぎ
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 34418位
おすすめ度:
発売日: 2001-11-22
発売元: ケイエスエス
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

浮気した妻を殺した罪で8年の刑を終え、仮出所してからは床屋を開き、黙々と働いている主人公・山下(役所広司)。水槽に飼っているうなぎにしか心を開かない彼だったが、自殺未遂した女性・桂子(清水美砂)と知り合い、共同生活を送るようになってから、次第に何かが変わりはじめていく…。
巨匠・今村昌平監督が、吉村昭の小説『闇にひらめく』を原作に久々メガホンを取り、97年度のカンヌ国際映画祭パルム・ドール(グランプリ)を受賞したヒューマン・ドラマの傑作。
従来の今村映画ならではのアクの強さは薄れているが、逆に淡々とした静かなドラマ展開の中からそこはかとない人間への讃歌が、時にユーモラスな味わいをも伴いながら鋭く描かれていく。(的田也寸志)

映画の醍醐味
新聞の三面記事に出てくるような、そのうち名前も忘れられてしまうような、「妻を殺した夫」が、その後どういう生活を送っていくのか。なんとなく考えてじきに忘れてしまうような
想像を映像化した作品がこの作品だと思います。罪を背負い、愛する妻を失って生きる目的もなくなってしまった男が、それでも生きていく自分を「うなぎ」に同化して、うなぎを飼い、うなぎに話しかけたりします。(私は最初おいしいうなぎの話だと思っていました…)最期に男は罪をもう一度償うことになりますがこのラストが好きです。見ている側は主人公にすでに感情移入していますが、それでも、おかした罪は時間をかけて償わなければならないのです。しかし男には既に、すこし奇妙な場所だけど、帰る場所がある。こういう立ち直りかたをしてくれればいいな、という空想的な物語だと思います。

人間という悲しみ・・・
文芸映画作品には私自身あまり興味がないし、どこか原作に負けているような感じを受け、あまりに哲学色が強く反映されて好きになれなかった。しかし馬鹿なようだがパルムドール受賞という面目に負け観るとこれが面白く、癖のある人間物語だった。リアルな描写、いくつも散りばめられたユーモアの虜になりいつしか心が帰依しているのだ。過去からはやはり逃げることができない。いやできる。そんな人間の悲しみと鋭い希望が交錯していくのだ。ある罪を犯した時の人間。その反省しても「しきれない」ジレンマと悲壮は人間だけの悲しみである。今村昌平はそのどうしようもなさを、とても滑稽に、やわらかく描いた。そこにこの作品のすばらしさがある。それでも人間は滑稽である、そんな安心にまた包まれるのである。
役所氏の演技はもちろん、完璧に値したが類まれな存在感を示したのが柄本明である。彼の主人公の過去に痛々しいほど迫る男。その姿は現実という野獣をリアルに感じさせてくれる。
すばらしい人間ドラマだと、後からじわじわとこみ上げてくるまさに名作だ。

不思議な風景
初めて見たときカンヌで何で賞が取れたのか不思議でならなかったが 2回目に見たときに その奇妙で不思議な雰囲気に引き付けられ その理由がわかった気もした。妻殺しの刑務所仮出所の主人公が川ッペリで床屋を開くという設定自体 既に奇妙に歪んだ世界であるし そこに出てくる登場人物も 皆さん田舎の善人という感じでありながら 少し少しずれている。そんな小さい亀裂から 段々 なんとも言えないシュールな雰囲気が立ち上る。なんというか前衛演劇のような味わいすらあり そんなところが欧州で評価を博したかと思う次第。

ええじゃないか
桃井かおり
ええじゃないか
定価: ¥ 2,800
販売価格:
人気ランキング: 41117位
おすすめ度:
発売日: 2007-01-27
発売元: 松竹ホームビデオ
発送可能時期:

わからない
緒方拳、久しぶりの今村作品の露口茂など、キャストはなかなかだが、何を訴えたいのか?さっぱりわからない!

個人的には今村“唯一の”完全なる失敗作だと思います。
これはダメだ。
日本映画が誇るべき今村の作品群の中で、間違いなく最低の出来。というより今村“唯一の”完全なる失敗作であると思う。
初の時代劇にして、2時間半の長尺、両国の町並みを再現した巨大なオープンセットに、個性的な俳優陣と多数のエキストラ。
それら全てが空転し何も生み出し得なかった“壮大な失敗作”といったところであろうか。

幕末の江戸を舞台に争いを繰り広げる幕府軍と薩長軍の武士、両者の間で権謀術数をめぐらす悪徳商人、また彼らに騙され利用され虐げられる下層階級の庶民たち。この3者が、娼家や見世物小屋の立ち並ぶ歓楽街・両国に集い入り乱れて物語が展開していくのであるが、何しろ話を詰め込みすぎ、ひとつひとつのドラマが非常に浅く、そこには他の今村作品がもつ独特のアイロニーもない。
また、これまでの現代劇に於いて毒々しくリアルに庶民の生活を描出してきた今村演出も本作では影をひそめ、逆に江戸が舞台の時代劇、洒脱な滑稽さを持たせたかったのかもしれないがそれもうまくいっているとは思えない。いずれにしても非常に中途半端な印象だけが残る。 

出て来る役者たちもしかりで、泉谷の演じるキャラクターはせっかくの彼の若き外貌にもかかわらず滑稽とも猥雑ともつかぬ大人しいものだし、桃井かおりのだらしないだけの存在感や、倍賞美津子の“いかにも”な役作り、悪役・露口茂の現代人にしか見えないところ等はまるで安手のテレビドラマでも見せられているかのようだ。

姫田真佐久のカメラも本作では一体どうしたことか。
夜間のシーンの多い前半部の引きの画面など、暗すぎて誰がどこで何をしているのかさえ解りづらいということがしばしばである。

赤い殺意
春川ますみ
赤い殺意
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 40480位
おすすめ度:
発売日: 2004-07-23
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

見事!
★★★★★今だに私は「赤い殺意」が今村昌平の最高傑作だと自負する。名シーンは数々あるが、中でも圧巻なのは春川ますみと露口茂が列車に乗り込み、今はもう無い、列車のデッキでの絡み合う映画の手本となるシーン。スクリーンプロセス(今は死語)を上手く使用し、手に汗握る最高の映像を作りあげた。現在はCGを多用しクオリティは上がったが、見る我々があっ!と思う作品が皆無になったのは寂しい。

豚と軍艦
長門裕之
豚と軍艦
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 7630位
おすすめ度:
発売日: 2002-11-22
発売元: 日活
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

米軍基地の街・横須賀のチンピラ欣次(長門裕之)は米軍に寄生しながら暗躍するヤクザ組織に翻弄され、自滅の道を歩んで行く。一方、恋人・春子(吉村実子)は米兵に暴行されるも決して自暴自棄にならず、街を出て川崎へ向かう。
今村昌平監督が、戦後の安保体制の下、混迷しながら欲望の道へと突き進む日本人の姿を基地ヤクザにたとえ、痛切に批判した社会派作品。今村監督作品の特徴でもある「重喜劇」のスタイルを確立した傑作でもある。虚勢ばかり張っているが実は小心者のヤクザ「人斬り鉄次」を、丹波哲郎が好演。また、これが映画デビューとなった吉村実子扮するヒロインが逆境にめげずにたくましく生き延びていく姿は、まさに今村映画ならではの輝きであった。(的田也寸志)

僕としては・・
以前「横須賀住民で『豚と軍艦』を見ていないのは、富良野住民で『北の国から』を見ていないのと同じ」と言われた事があります。(実際は横須賀住民でも、1/3も見ていないと思います)僕が生まれる前の作品ですが・・そこかしこに「ああ・・そういえばあの辺はあんな感じだった」と思える場所が登場します。そのせいもあって 正直「もっとイメージの良い横須賀の映画が出て来て欲しい」という思いと「ちゃんと昔を知って欲しい」という思いと複雑な気持ちになり お勧めして良いのか戸惑います。今村昌平らしいリアルさと風刺と笑いのある素晴らしい映画なだけに この戸惑いを笑い飛ばせないのが本当の所です。

なんか見辛いね。
混沌とした基地の街を撮ったからか、非常に見辛い。ラストの豚の群れはいいなあ。長門はやっぱり桑田似。
同じような舞台背景なら、清順の「肉体の門」のほうが見易かった。

横須賀の街の情景が蘇ってくる。
この映画のことなど、十数年前に衛星で放映されるまでは全くわからなかった横須賀に生まれ育った30代の私ですが、全く見たことのない生まれる前の横須賀の情景が白黒のフィルムとともにとても懐かしい思いを蘇らせてくれました。

フィクションでもなんでもなく、幼い頃まで横須賀の町ってこんな感じだったし、今も、本町辺りではここまでの賑わいはなくても艦が入れば米兵が闊歩している横須賀の街の歴史を振り返るのに一役買っています。



楢山節考
緒形拳
楢山節考
定価: ¥ 4,725
販売価格:
人気ランキング: 29639位
おすすめ度:
発売日: 2002-07-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期:

70歳になった老人は、子に背負われて楢山に捨てられなければならない。そんな山奥の寒村の掟に従い、喜んで神に召されようとする信心深い母(坂本スミ子)と、哀しみとともに母を山へ連れていく息子(緒形拳)。2人の姿を通し、自然への畏怖や人間との共生、そして受け入れざるを得ない人間の業や運命といったものを、アクの強い演出で描ききった巨匠・今村昌平監督の名作。
中央公論新人賞に輝いた深沢七郎のデビュー小説、2度目の映画化だが、木下恵介監督による前作がオールセットの舞台劇のような様式美で描かれていたのと正反対に、こちらはあくまでも写実的だ。カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞するなど、その世界観は海外でも驚異の眼で迎え入れられた。(的田也寸志)

「命」を扱った名作
 赤ん坊が次男なら捨てられる。人間、へび、蛾の交尾シーン、カマキリがカエルを食べるシーン、蛇がねずみを食べるシーンなどもある。笑わせるシーンもあるが、主題は「命」を扱っていてずしりと重い。

 口減らしのために、余分な子供は捨てられ、老人も捨てられる。そんなルールを持った時代や土地がそんなに遠くない過去にあった。

 辰平がおりん婆を背負って晩秋の暗いうちに楢山へ出発してからは無言である。そして山道を登るシーンが長く続く。しかし、全く退屈ではない。これから捨てに行くのである。壊れかけた木橋や、斜面を滑って足の親指の爪が剥がれるシーンなどもある。蔓を木の幹に巻きつけて急斜面を登るシーンもある。背負われたおりん婆は人形なんかでない。おりん役の坂本スミ子が役のために前歯を抜いたとかというエピソードもあり、その力の入れようは凄い。そしてたどり着いた場所には白骨が無数に散らばっている。そしてカラスも。そんな場所におりん婆は自ら背中から下ろせと息子に指図する。しきたりに従ってその運命を受け入れるのである。

 捨てる側も、老後には捨てられる側になる。それを理解している。決して自己中心的な考え方ではないのである。



納得がいきました
現代日本の妊娠中絶率の高さと高齢者自殺率の高さ。
この作品をみて、パズルのピースがつながるように
ミョーに納得がいきました…。

何度も観てます。
私は、今まで観た、邦画のなかで「楢山節考」以上の映画に出会ったことがありません。観る度に、大切な人達のことを考えます。何度観ても、涙がでてしまいます。映画とともに原作の深沢七郎先生の小説もお読みになると、さらにおもしろくなると思います。楢山節考は、昔から言い伝えられている話のように思っている方もいるようですが、これは、すばらしい作り話、深沢七郎先生の小説「楢山節考」を映画化した作品です。作り話だから、すばらしいのです。

飢餓海峡
三國連太郎
飢餓海峡
定価: ¥ 3,150
販売価格:
人気ランキング: 14635位
おすすめ度:
発売日: 2007-06-01
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期:

内田吐夢畢生の作品
 名作中の名作です。オープニングの岩内の火付け強盗のシーンから、三国が海上で仲間を殺して命からがら下北半島の仏ヶ浦に漂着、川内の木材運搬のトロッコで大湊にたどり着いて、娼婦の左幸子と出会って別れるまでの一連の演出のリアリズムと迫力は圧倒的。

 惜しむらくは後半物語が舞鶴に移ってからテンポが上滑りになり、ドラマが軽くなる。責任の大半は若き日の高倉健の生硬かつ未熟な演技にあると思う。後年の任侠映画で確立された寡黙で重みのあるキャラを見慣れていると、ここでの健さんはあまりにも軽い(涙)。「健さん、セリフが多すぎますってば」と思わずツッコミをいれたくなるのは私だけであろうか?

 それでも悲しい運命に弄ばれる左幸子の演技を超越した演技が絶品。伴淳三郎と三国連太郎も執念の力演。沢村貞子や三井弘次もいい味出してます。左が上京してから最初に勤める下町の居酒屋周りのセットも会心の出来です。原作も読みました。水上勉さんには申し訳ないのですが、映画の圧勝です。内田吐夢畢生の作品。これも今じゃ絶対に作れない映画です。日本人ならこれを観ないで死んではいけません!!


サスペンス映画の頂点だ
映像が凄く暗くて、冒頭からサスペンス・ドラマの匂いが漂っていたが、特に逃亡中の大間から恐山を越えて温泉地の旅館にたどり着くところはなかなか見ごたえがあった。

伴淳三郎が徐々に三国連太郎を追い詰めていくところは、あまりにも単純に追い詰められるところがドラマの時間の制約に尽きるが、どんな犯罪であっても必ず足跡が残っているところを見事に浮き彫りさせているところが凄い。

現代の我々であっても時代を感じさせないで映像にのめり込んで観ることができる
邦画を代表する作品のひとつであることは間違いない。是非、リメイクをお願いしたいものです。

宮本武蔵 愛蔵BOX
内田吐夢
宮本武蔵 愛蔵BOX
定価: ¥ 23,625
販売価格: ¥ 21,263
人気ランキング: 23313位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

最高の武蔵!
今までいろいろな武蔵の映画・ドラマを見てきましたが、これ以上の武蔵に出会ったことはありません。もう40年以上前の映画ですがまったく色あせておらず、将来これ以上のものは出来ないでしょう。まずなんといっても俳優さんたち一人一人の演技が素晴らしいです。特に主演の中村錦之助の演技は神がかったものがあります。健さんの小次郎にはいろいろと辛口な意見がありますが、私は大好きです。確かに原作とはイメージが違いますが、立ち姿が綺麗だし、精悍でハンサム、何より錦之助武蔵とぴったりマッチしてます。最後の巌流島の決闘のシーンは映画史に残る名シーンです。その他の俳優さん達も役に本当にぴったりで感動します。そして脚本は原作に忠実に、かつコンパクトに収まっていて見やすいですし、音楽もいいです。
簡単に言えばすべてが最高、究極の武蔵なんです。全5部作で見応えはたっぷりあるので、時代劇ファンの方はもちろん、そうでない人にもぜひ見て欲しい作品です。

見る時はいつも青春
原作を素直に簡潔に映画化した名作である。
第一作は暴れ者の武蔵が白鷺城にこもって修行を始めるところで
終わる。第二作の冒頭で城主や沢庵和尚に祝福されながら敢えて
剣の道を決意する武蔵。剣の道を歩み始めるに「人生二十一遅く
はない」。すがすがしい表情の武蔵。このシーンを見るたびに志を
新たにさせられる。この後、彼を慕う女性お通を振り切って武蔵は
旅立つ。画面変わって武蔵のライバル・吉岡一門の党首は都で酒色
に溺れている。この硬→軟→硬→軟のドラマ展開のリズムが武蔵の
ストイックな姿をクローズアップする。
最終作、巌流島に向かう小舟の上の武蔵の姿に今でも涙して拍手
する。これ以前以後の宮本武蔵はどれもパロディに見える。

すべての映画の中で最高かもしれない
 自分にとってあらゆる映画(作品)の中で最高です。
この作品を見返す度に勇気付けられ、また日本人でよかったと思うのです。
単なる宮本武蔵の映画という領域は超えており、あらゆる人間ドラマが凝縮されている、40年近く前の作品とは思えないほどの完成度です。
中村錦之助氏の演技(存在)は神がかり的に思えるほどの存在感で見る度ひきつけられ、内田吐夢監督の映像は静と動、わびとさび、アクションシーンの切れ・・・ひとことでは言い表せないほどであり、美しい日本の風景と相まって非常な奥行きをも感じさせます。
同時代に結集されたすぐれたキャスト・スタッフによる大河ドラマのDVD-BOXはまさに未来永劫、本当の永久保存版といえると思います。

人生劇場 飛車角と吉良常
鶴田浩二
人生劇場 飛車角と吉良常
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 23686位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

大正14(1925)年、侠客の飛車角(鶴田浩二)は恋人おとよ(藤純子)をめぐって人を斬り、その逃亡の途中で、老侠客・吉良常(辰巳柳太郎)と出会い、彼の勧めで自首する。しかしその投獄中、おとよは玉の井に身を売り、客の宮川(高倉健)と愛し合うようになってしまう……。
尾崎士郎の名作小説『人生劇場』の第3部『残侠篇』を名匠・内田吐夢監督のメガホンで映画化。幾度も映画化された『人生劇場』の中でも最高傑作の誉れも高い名作任侠映画である。鶴田の演じる飛車角も、任侠と愛の苦悩をにじませた優れもの。また脇に至るまでの東映オールスター・キャストがそれぞれ柄に合った好演。殺陣のすさまじさも含め、任侠映画ファンは一度は観ておくべき作品である。(増當竜也)

内田吐夢の実質遺作にして任侠映画の最高峰
ご存知、尾崎士郎の長大ロマン小説のごく一部(残侠篇)を、日本映画史に名を刻む巨匠の一人、内田吐夢が1968年に監督して映画化した作品。当時すでに東映の定番であった任侠路線という「プログラム・ピクチャー」から、奇跡的に生まれた芸術映画、と呼べるとほどの完成度を誇る。「任侠映画は勘弁」と避けている方も(という自分自身、そんなに好きなジャンルでないし、肝心の沢島正継の『人生劇場・飛車角』すら見ていないが)、この映画に関しては、60年代後半に多くの「学生&インテリゲンチャ」から圧倒的に支持をされた任侠映画という社会風潮を再びフィードバックしてさらに作り込みが行われた芸術的映画、として当時の社会風潮も吟味しながら見ることで、一層魅力が増すので見直してみる価値があると思う(蛇足だが、この物語を長大ロマンとして正しく映画化した作品には、松竹で加藤泰監督による『人生劇場 青春・愛欲・残侠篇』〔72年〕があり、こちらも必見)。内田吐夢は戦前の36年にも「人生劇場」の青春篇を日活で撮っているので、実に30年ぶりの続編にして実質遺作(東宝での宮本武蔵シリーズ番外編『真剣勝負』〔71年〕は完成前に亡くなっているのでこういう表現)となった。レナード(『ザ・ヤクザ』等の脚本)&ポール(『タクシー・ドライバー』の脚本、『MISHIMA』等の脚本・監督)のシュレーダー兄弟は、この映画をよく研究した―とのフォークロアも伝え聞かれる。

たそがれ酒場
津島恵子
たそがれ酒場
定価: ¥ 5,040
販売価格: ¥ 5,040
人気ランキング: 34339位
おすすめ度:
発売日: 2006-10-21
発売元: 紀伊國屋書店
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

様々な人々の人生の断片を凝縮。
公開された年は1955年、昭和でいうと30年、終戦からわずか10年の時の作品である。この時代に懸命に生きる老若男女の人生を、酒場という一つの舞台に凝縮し描いている。予算的な制約もあったであろうが、舞台を一つのセットに限定し、様々な登場人物のエピソードに実際に歌やレコードなどの音楽を随所に挿入することで、全編が淀むことなく展開してゆく。終戦からまだ10年とあって、年配者の人生いずれにも戦争の爪あとが深く残されている一方、若者は未来に向かって生きている。貧しくも互いに助け合い懸命に生きている人々の姿が、心に沁みてゆく作品である。
黒澤作品でおなじみの加東大介や東野英治郎、多々良純などが登場する一方、映画デビュー間もない丹波哲郎や宇津井健の若かりし姿も見る事が出来る。声楽家を目指す青年とその師匠には、実際の音楽家のプロが演じているが、俳優の中に交じってまったく遜色は感じさせない。特筆すべきは、踊り子を演じる津島恵子の美しさ(前年公開された『七人の侍』では農民の娘を演じているが、そのギャップの大きさ!)、そして小杉勇演じる老年画家の味わい深さであろう。

森と湖のまつり
高倉健
森と湖のまつり
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 47669位
おすすめ度:
発売日: 2007-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

日本版ダンスウィズウルブス
高倉健と北海道という組み合わせで一番成功しているのがこの映画だ。
ダンスウィズウルブスがアメリカ先住民を描いた以上に、アイヌの現在を神話的に描くことに成功している。和人としての出自を知らないアイヌ独立の闘志である高倉健の姿はむしろマルコムXを思いださせるかも知れない。壮大なスケールを持っており、ぜひ大画面(ワイド+カラー)で見て欲しい。
原作よりもいい作品になっている。内田吐夢の隠れた傑作だ。

宮本武蔵 巌流島の決斗
中村錦之助

定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 61166位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

宮本武蔵のすさまじさを描いた最高傑作
シリーズ5部作の全てに言える事かも知れないが、本物の武蔵の年齢を考慮し、同年代の主役の錦之助が1年づつ成長していく様子を実際に加味して作られた映画で、内田監督の入れ込みぶりが伝わってくる。それに輪を掛けたような錦之助の気合いの入った演技は、まるで武蔵が乗り移っているかの様にさえ感じる。戦国の世に生まれ、何もないところから兵法一つで名を轟かせ、今も尚人の心に厳然と存在する大兵法者を、真剣に描ききった時代劇の最高傑作と言えよう。

最高傑作!
 私は原作を読んでいないので、この「巌流島の決斗」は 最高の物だと感じました。
 特に最後のシーンは必見です。
ただし、宍戸梅軒はでてきておりません。
あと、又八の出番が少なかったのが 少しさびしく感じました。

強引にまとめた?
時代劇人気が下火になり、製作は予算的にかなり苦しかったらしい。
なんか無理やりまとめあげたような感じで、武蔵の心境の変化が、
とても性急で繊細さが感じられない、と私は思う。
そもそも宍戸梅軒との勝負が省略されちゃってるのが問題だ。

大菩薩峠 第二部
片岡千恵蔵
大菩薩峠 第二部
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 65533位
おすすめ度:
発売日: 2005-07-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

前作の戦いで盲目となった机龍之介(片岡千恵蔵)は、紀州の温泉で自分が斬り殺した妻のお浜にうりふたつの薄幸の女性お豊(長谷川裕見子)に助けられて伊勢古市に身を隠し、彼女の死後は木曾山中で薬売りの後家お徳(小暮実千代)と知り合い、ようやく穏やかな日々を過ごすようになる。しかし、やがて彼の心の奥底に潜む血を求める殺気も蘇ってきて……。中里介山の時代小説を原作に名匠・内田吐夢監督が手がけた三部作の第2弾。ここでは人間の心を取り戻しかけた龍之介が、再び血を求めてさまよう心の彷徨が描かれていく。新たなキャストも増え、それに従いストーリーもより複雑に錯綜していく中、内田監督ならではの重厚かつ虚無的な演出は俄然健在であった。(増當竜也)

大菩薩峠
片岡千恵蔵
大菩薩峠
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 62583位
おすすめ度:
発売日: 2005-07-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

時は幕末。剣客・机龍之介(片岡千恵蔵)は試合で殺した男の許婚お浜(長谷川裕見子)を犯して妻とし、その後新撰組に入隊して京都へ赴く。一方、龍之介に殺された兄の仇を討つべく、宇津木兵馬(中村錦之助)もそのあとを追うが……。中里介山の大長編時代小説を、名匠・内田吐夢監督が映画化。同小説はこれまで幾度となく映画化されてきているが、この内田監督による三部作を最高傑作として讃える声も多い。時代劇の大御所・片岡千恵蔵の机龍之介は刀を殺戮の血生臭い道具とみなす殺気立った雰囲気を全身から醸し出しており、殺陣のダイナミズムも併せて優れた存在感を示している。また、人間のすべての所業を天から見据えた演出の視点は仏教的無常観も濃厚。これには戦後シベリアに長く抑留されていた内田監督の虚無的な死生観も強く影響しているのだろう。(増當竜也)

迫力ある殺陣
 この物語は子供の頃は何とも暗く恐怖すら覚えたものであった。訳もなく人を斬りたがる主人公に共感は今でも持てない。それでも見応えがあるのは人間の弱さを描写しているからであろう。若い兵馬などが魅力的でもあるし、純真な大男(岸井明)などは主人公とは対極なキャラクターだ。
 派手な殺陣はないが迫力がある。島田虎之助が刺客を返り討ちにするところは特に凄い。往年のスター大河内伝次郎の刀さばきが堪能できる。カラミに刀が当たる音まで聞こえる。千恵蔵の竜之介はややイメージからはずれるが、そんなことはどうでもよくなる演出力には舌を巻く。

『理由は無い。斬りたいから斬る!』
『大菩薩峠』は何度も映画化されていますが、この内田吐夢監督版が最も優れていると思います。

名家に生まれながら邪剣に取り憑かれ、意味のない人斬りを繰り返す机竜之介。その凄愴なる転落劇を内田監督は骨太かつ剛毅な演出で描いています。多少強引過ぎるほどですが…。東映時代劇特有の奥行きのない画面や、妙に遠近法のずれたセットや、片岡千恵蔵のトンデモない演技が、かえって竜之介の狂った世界を上手く表現しているし、キッチュな役者陣も彼の出会う底辺のアウトサイダー達にはぴったりです。

「斬りたいから」で人を斬っているうちに次第に悪魔的になってゆく竜之介。幕末が舞台のはずだったのに、途中からは異世界に迷い込んだような雰囲気になってゆきます。無明の闇をゆく彼にはたして救済は訪れるのか?大正?昭和期に書かれたものとは信じられないほど今風の、かなり陰惨で異常な原作を、こんなゴシック・ホラー時代劇ともいうべき娯楽映画に仕立てあげてしまうとは!黄金期の邦画のセンスのよさには感心するしかありません。

不気味な美しさ
この作品が作られた時代を知らぬものとしては、若かりし中村玉緒を見るだけで、ぎょぎょぎょとする。ただ、昔から眼が鋭かったのだと分かる。
市川雷蔵、山本冨士子といった名前しか知らないビッグネームも、今の俳優・女優にはない存在感がある。

大菩薩峠 完結篇
片岡千恵蔵
大菩薩峠 完結篇
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 69032位
おすすめ度:
発売日: 2005-07-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

血に飢えた剣客・机龍之介(片岡千恵蔵)は、妻お浜(長谷川由見子)の死霊に導かれるように、彼女の故郷である武州沢井村を訪れた。一方、龍之介を兄の仇として追い求める宇津木兵馬(中村錦之助)は、ついに大菩薩峠で彼と対決。その峠は、かつて龍之介が老巡礼を斬り捨てた場所でもあり、そのとき遺された孫娘(丘さとみ)は大きく成長し、今では兵馬の恋人となっていた……。中里介山の大長編時代小説を名匠・内田吐夢監督が映画化した三部作の完結篇。膨大かつ未完に終わった原作ゆえに、さすがにラストは無理やりつけた感は否めないが、そこに至るまでの緊迫した重厚な演出と、それに見事応えたキャスト陣の魅力と熱演、そしてシリーズ全体に醸し出される仏教的虚無感は圧倒的なものがある。ぜひ三部作続けて一気に観ていただきたい名作時代劇映画の代表格である。(増當竜也)

宮本武蔵 一乗寺の決斗
中村錦之助

定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 69905位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

死闘・下がり松!
本編は日本映画史上の名作中の名作だろう。
大勢の剣客に囲まれた錦之介が、泥だらけになって必死に、怯える表情さえ浮かべながら逃げるシーンは、テレビ時代劇を見なれた私にはショックだった。抜群のキャメラワークも見事。
本編と「飢餓海峡」が同じ内田吐夢監督と知って感激した。
内田監督の作品をもっともっと見たいと思った。

血槍富士
片岡千恵蔵
血槍富士
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 60476位
おすすめ度:
発売日: 2006-08-04
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

飢餓海峡
三國連太郎
飢餓海峡
定価: ¥ 4,725
販売価格:
人気ランキング: 31694位
おすすめ度:
発売日: 2002-07-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期:

1946年、青函連絡船が嵐で沈没し、乗客の遺体が収容される。しかし、その数が名簿よりも多い。ベテラン刑事の弓坂(伴淳三郎)は、転覆のどさくさで起きた殺人事件と睨み、執念の捜査を続けていく。そして10年後、犯人(三國連太郎)は事件当時の彼を知る遊女(左幸子)と偶然再会してしまった…。
水上勉の同名小説を原作に、巨匠・内田吐夢監督が人間の内に潜む心の闇をスリラー仕立てで見事に描ききった、堂々3時間におよぶ傑作超大作で、そこには自身の人生観も多分に反映されている。
また、16ミリで撮影したモノクロ・フィルムを35ミリにブローアップするなどの特殊な技術処理をも駆使して、戦後・日本の心の飢餓状態を浮き彫りにしていくという壮大な実験作でもあり、一方では日本映画史上のベスト・テンを選ぶ際、黒澤、溝口、小津、成瀬作品などと並び、必ずベスト・テン入りする名作中の名作でもあるのだ。(的田也寸志)

作り手たち入魂の映画・・・日本映画史上の傑作!
映画評論家の故荻昌弘氏が、三国の演技について触れた評論の刺激を受けて、レンタルビデオでみたが、とにかく、ぐいぐいとその謎解きの深い闇世界に引き込まれていった。これほど迫力ある映像と、優れたドラマ性、見事な演技の火花を散らす役者たち、と三拍子そろった白黒の日本映画といえば、黒澤を除けば、他には「切腹」と「日本で1番長い日」ぐらいしか知らない。
三国の、仮面の善人とけだものの本性を持った人物像も凄かったが、脇を固めた俳優陣もよかったからこそ、彼の演技が引き立ったと思う。特に、左幸子の存在感はきわめて大きい。
日本の戦後の焼け跡から、現代までに通低する人間の暗い情念やたけり狂う野望を描くことで、日本の戦後史そのものを実感してしまうようなこの映画の重厚な作りには、感嘆する。


内田吐夢の渾身の力作!!
 名作中の名作です。オープニングの岩内の火付け強盗のシーンから、三国が途中で仲間を殺して命からがら下北半島の仏ヶ浦に漂着して、川内の木材運搬のトロッコで大湊に着いて娼婦の左幸子と出会って別れるまでの、一連の演出のリアリズムと迫力は、圧倒的である。

 惜しむらくは後半物語の舞台が舞鶴に移ってからテンポが上滑りになり、ドラマが軽くなること。責任の大半は若き日の高倉健の生硬かつ未熟な演技にあると思います。思わず「健さん、セリフが多すぎますってば」と画面にツッコミを入れたくなるのは私だけだろうか?前半の重厚さを後半でもキープできていれば、本作は史上最強の邦画になれたかもしれない。映画を作るのって、本当に難しいことなのですね。

 それでも悲しい運命に弄ばれる左幸子の演技を超越した演技が絶品。伴淳三郎と三国連太郎も好演かつ力演。沢村貞子や三井弘次もいい味出してます。原作も読みました。水上勉さんには申し訳ないのですが、この映画のほうがはるかに良い出来です。内田吐夢畢生の作品。必見です!!

こんな作品も日本にはあった 
 久々に見て圧倒されました。八重が犬飼に感じた気持ちは、およそ女が男に持ちうるもっとも強い感情でしょう。その感情には大金をもらって苦界から一時的とはいえ救ってもらった感謝と、男という性を持つ犬飼への動物的な執着と、そしてこの男の身を案じる姉のような愛がある。この三種類の感情は10年の間、彼女を一時も去ることはなかったと思います。そしてそれはいつの間にか彼女の生きる証しのようなものになっていったと察せられます。おそらく八重はたとえ自分が地獄の業火で焼かれることになっても、犬飼を「売る」などということは金輪際なかったに違いない。悲しいかな、犬飼にはたった一度の関係で女というものがそこまでの気持ちを持つことができるなど想像だに出来ないことだったのでしょう。彼女が「犬飼さん」といって現れたとき、犬飼の目にはこの無垢な女の顔が地獄からの使者のように見えたことでしょう。
 この作品は「人間の業」を描いた名作として名高いですが、私が今回感じたのは強烈な女の性です。そしてそれを描ききった水上氏、内田氏、そして左幸子には畏敬の念すら覚えました。
 それにしても本物の人間が登場する邦画を見るには、昔の作品をチェックしなければならないことが多い現状。寂しいかぎりです。







宮本武蔵 般若坂の決斗
中村錦之助

定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 83137位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

トリッキーな意欲作
予定調和を拒否し、常に予想を裏切る会話や展開でシーンが組み立てられており、意表を突く妙味にあふれた演出だ。
ラストシーンの錦之助の絶叫にも注目。この表情ができたから彼は東映のトップになった、と思う。

宮本武蔵 二刀流開眼
中村錦之助

定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 86093位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

武蔵があんまり出ない
柳生の里で二刀流を開眼したあと、武蔵以外の人たちの群像ドラマとなるので、武蔵を見たいという人には不満かもしれない。
佐々木小次郎役の高倉健は、三白眼&棒読みの台詞とド派手な衣装のギャップが、無意味にすごい!絶対、人に教えたくなるぐらいすごい!

宮本武蔵
中村錦之助

定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 87987位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

新しい武蔵の始まり
錦之助の「野生児タケゾウ」を筆頭に役者は熱演、セット、ロケの映像とも非常に力が入っていて、「新しい宮本武蔵を作るぞ!」というテンションの高さが感じられる。
ストーリーはおなじみのものだが、群像ドラマを目指すべく、武蔵以外の出演者にも丁寧な目線が払われている点に注目。

人生劇場 飛車角と吉良常
鶴田浩二

定価: ¥ 3,990
販売価格:
人気ランキング: 51705位
おすすめ度:
発売日: 1997-09-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期:

内田吐夢の実質遺作にして任侠映画の最高峰
ご存知、尾崎士郎の長大ロマン小説のごく一部(残侠篇)を、日本映画史に名を刻む巨匠の一人、内田吐夢が1968年に監督して映画化した作品。当時すでに東映の定番であった任侠路線という「プログラム・ピクチャー」から、奇跡的に生まれた芸術映画、と呼べるとほどの完成度を誇る。「任侠映画は勘弁」と避けている方も(という自分自身、そんなに好きなジャンルでないし、肝心の沢島正継の『人生劇場・飛車角』すら見ていないが)、この映画に関しては、60年代後半に多くの「学生&インテリゲンチャ」から圧倒的に支持をされた任侠映画という社会風潮を再びフィードバックしてさらに作り込みが行われた芸術的映画、として当時の社会風潮も吟味しながら見ることで、一層魅力が増すので見直してみる価値があると思う(蛇足だが、この物語を長大ロマンとして正しく映画化した作品には、松竹で加藤泰監督による『人生劇場 青春・愛欲・残侠篇』〔72年〕があり、こちらも必見)。内田吐夢は戦前の36年にも「人生劇場」の青春篇を日活で撮っているので、実に30年ぶりの続編にして実質遺作(東宝での宮本武蔵シリーズ番外編『真剣勝負』〔71年〕は完成前に亡くなっているのでこういう表現)となった。レナード(『ザ・ヤクザ』等の脚本)&ポール(『タクシー・ドライバー』の脚本、『MISHIMA』等の脚本・監督)のシュレーダー兄弟は、この映画をよく研究したことが知られている。

キューポラのある街
吉永小百合
キューポラのある街
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 4799位
おすすめ度:
発売日: 2002-11-22
発売元: 日活
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

鋳物の街、埼玉県川口市。そこに住む鋳物職人の娘ジュンが、父の解雇に始まり、貧困、進学、組合、差別など、さまざまな社会問題に直面する。しかし決してめげることなく、まっすぐに青春を堪能していく姿を感動的に描いた、社会派青春映画の名作である。
寡作で知られる名匠、浦山桐郎の監督デビュー作である。だが諸問題を過剰表現することは決してなく、あくまでも日常的にとらえていることも、好感のもてる一因となっている。高度経済成長で浮かれる当時の日本の裏面をそこはかとなく活写した作品として、社会風俗的な歴史資料価値も高い。
これが初主演となった14歳の吉永小百合は、当時の史上最年少でブルーリボン賞女優主演賞を受賞し、以後大スターへの道を躍進することにもなった。(的田也寸志)

韓国ドラマ・映画ファンに捧ぐ その2
戦後日本に残った朝鮮の人たちがどのような想いで生きてきたかを巧みに表現している名作です。
主演は,当時16歳の吉永小百合,彼女はこの作品で国民的美少女から本格的な女優へと脱皮しました。
脚本は今村昌平,監督は浦山桐郎が担当しました。
キューポラとは,鋳物工場の屋根から飛び出ている煙突のことで,舞台となったのは,鋳物の街として有名な埼玉県川口市です。
頑固な職人気質の父を持ち,貧しい生活の中で高校進学を目指す石黒ジュン(吉永小百合),その親友が在日朝鮮人の金山ヨシエという設定です。
昭和37年といいますと,東京オリンピックの2年前,戦後復興を成し遂げた日本が,更なる高度成長に向けて突き進んでいた頃のことで,高度成長は子どもたちだけでなく職人たちにもおちこぼれをつくってしまいました。
こういった層の人たちは高度成長をめざす日本社会から取り残されがちで,親友のヨシエたちは帰還事業により北朝鮮に帰国することになります。
経済大国日本は技術革新についてこれない人を置き去りにしながら,多くの犠牲の上に成り立っているのです。
当時の在日朝鮮人に対する差別は尋常のものではなく,朝鮮半島から来た人たちが当時どういう暮らしをしていたのか,日本人として彼らとどのように接するべきなのかを含めて,現在の韓ドラファンの皆さんに是非とも見ておいていただきたい作品です。

時代の息吹
良くも悪くも、時代の雰囲気が、新鮮に感じられる作品。

貧乏でも前向きな人々。
幻の地上の楽園。
労働組合は貧乏の特効薬か。
職人魂は永遠か。
時代を経て、謎は、深まる。

永遠の真実は、吉永小百合の魅力のみか。

時代を切り取ること
原作は早船ちよの小説で、昭和34年から35年にかけて雑誌に連載された。映画の公開は昭和37年で、「所得倍増」が叫ばれた時代と重なる。
昭和35年の全国高校進学率は約58%であり、主人公のジュンのように父親の収入が不安定な場合は、全日制高校への進学はまず無理であった。「格差社会」と言われる今より(むろん一家庭当たりの子供の数も違うが)、むしろ高校進学のハードルは高かった。

「無知蒙昧!」「職業に貴賎なし!」「自己中心主義!」。ジュンが頑迷な鋳物職人の父親へ与える強烈な言葉のパンチである。しかし映画は、友達のヨシエがパチンコ屋でアルバイトをしている本当の理由をジュンが知らないことも、自分の母親がやむなく飲み屋で酌婦をしていることへの理解に欠けていることも暴いている。「自己中心主義」に至っては、羽目外しとその代償、その後の登校拒否から、言行不一致は明らかである。
ジュンが改心したきっかけは二つある。一つはヨシエ一家の一家離散の修羅場を目の当たりに見たこと、もう一つは働きながら学ぶ(定時制高校へ進む)という第三の選択肢を見つけたことである。
家の経済状況が好転したのに「あたいは父ちゃんに頼りたくないから定時制高校に行く」と啖呵を切るジュン。「親父は駄目だから」と親には内緒で新聞配達をする弟のタカユキ。現代の親と子の「体たらく=過保護と依存」ぶりからは考えられないことだが、当時としては十分あり得ることだった。

この映画が40年以上の風雪に耐えて生き残っているのは、60年代前半(昭和35年頃)の時代を見事に切り取っているから。単に風景だけでなく、その時代に生活している人の風習、行動、考え方(今見直すと全て正しいとは思えないが)まで描いているからである。

飢餓海峡-全集-
若山富三郎
飢餓海峡-全集-
定価: ¥ 10,290
販売価格: ¥ 9,261
人気ランキング: 27348位
おすすめ度:
発売日: 2003-07-25
発売元: パイオニアLDC
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ずっと、観たかった!
飢餓海峡と言えば、内田吐夢、三国連太郎で決まりと思っている人も多いと思うけれど、この浦山桐郎の渾身の作品(一部、恩地日出夫)は、本当にすごいよ!もう二度と見れないと思っていたので、感激しました。TVサイズでは無く、100インチで再生したけど、まったく耐えられるスケールでした。ただ、浦山作品と、恩地作品の落差には、改めてびっくり。全部、浦山で観たかった。映画版には無かった、蓮根畑や、牧場シーンは28年間、ずっと覚えていた名シーンです。テレビドラマのの最高峰だと思います。この際、NHKでやった、高橋功治、宇野重吉、中村玉緒版も、もう一度、観て見たいです。それにしても、飢餓海峡ってすごい小説ですね。3本の忘れられない、名作を生むなんて。

暗室
清水紘治
暗室
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,511
人気ランキング: 31190位
おすすめ度:
発売日: 2005-12-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

木村理恵&芦川よしみ
木村理恵と芦川よしみの懐かしく綺麗も裸体姿を見ました。二十年ぐらいぶりになってか、若かれし頃に買った写真集で見たヌードでしか無かったから、今回購入したDVDは、最高に楽しんで見られました。又、今は、かなり円熟身を増した女優になって舞台やドラマで見られ、活躍している所を見ると変わった演技を比べること必見だと思います。

夢千代日記
吉永小百合
夢千代日記
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 53905位
おすすめ度:
発売日: 2005-01-21
発売元: 東映ビデオ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

残念ですが・・
その昔「新・夢千代日記」シリーズをTVで見ました。松田優作他、脇を固めた人々もたいへん良かったですし、音楽も武満徹が担当して、たいへん情感豊かな世界に仕上がっていました。武満徹の音楽の流れる中、白血病を病む夢千代(吉永小百合)の詠む短歌・語りが入るとゾクゾクしたものです。
それで、この映画の封切りの際、そうした世界に触れたいがために、映画館に飛んで行ったのですが・・期待を大いに裏切られました。「新・夢千代日記」シリーズの出来が良すぎたのだと思います。それを期待して行ったのが間違いだったのだと思います。
ですから、「新・夢千代日記」シリーズを知らない人々であれば、それなりに楽しめるかと思います。

青春の門 自立篇
田中健
青春の門 自立篇
定価: ¥ 4,725
販売価格: ¥ 4,725
人気ランキング: 51648位
おすすめ度:
発売日: 2004-11-26
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

昭和29年、早稲田大学に合格して上京し、赤貧生活を始めた伊吹信介(田中健)は、そこでボクシング部の石井コーチ(高橋悦史)やインテリ娼婦カオル(いしだあゆみ)など、さまざまな人々との交流の中、厳しく迷い多き青春を謳歌していく。そしてやがて彼は、自分を追って上京してきた幼なじみの織江(大竹しのぶ)と再会した…。
五木寛之の大河小説第2作を、前作の映画化と同じスタッフ・キャストで映画化。前作が主人公・信介を取り巻く環境を描いた序章とすれば、今回の『自立篇』こそは本章。浦山桐郎監督は前作以上に当時の風俗に気を配りながら、高度経済成長前の東京の姿と悩み多き若者の姿を対比させている。同年度キネマ旬報ベスト・テン第5位。なお『青春の門』はこの後、東映でも『筑豊篇』『自立篇』の2作がリメイクされている。(的田也寸志)

オメダの青春の門。
佐藤浩市さんとかいろいろな方が信介やってますが煮え切らない感じの田中健さんが一番ですね。ちょっと俺たちの旅のオメダとダブってしまいますが昭和ドラマファンとしてはそこがまたいいんです。

ノスタルジー映画の秀作
1970年には「ゴッド・ファーザー」あたりを始まりとして、当時から20~30年前の時代のことを描いたり、もしくはその時代に流行ったタイプの作品傾向を復活させる「ノスタルジー映画」が一気に開花しました。映画作家自身がルーツを探る映画も増え、ポール・マザースキーが「グリニッチ・ビレッジの青春」を、フランスでもクロード・ルルーシュが「マイ・ラブ」などの秀作を撮り出していました。そんな中で当時、邦画界から出てきたノスタルジー映画の筆頭格に挙げられる秀作がこのシリーズではなかったかと思います。このシリーズ第2作目が公開された当時、少子は高校生でしたが、話題は何かと大竹しのぶさんの大胆な濡れ場シーンだったように記憶していますが、大竹さんの演技には今見ても泣かされてしまいます。久しぶりに見て、本当にいい映画だと思います(特に、あまり評価されていませんが、真鍋理一郎さんの音楽が素晴しいです)。

青春の門
仲代達矢
青春の門
定価: ¥ 6,300
販売価格: ¥ 6,300
人気ランキング: 54864位
おすすめ度:
発売日: 2004-10-29
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

昭和初期の福岡・筑豊炭鉱の落盤事故で死んだ豪気な父・伊吹重蔵(仲代達矢)の血を受け継いだ遺児・信介(田中健)は、義母タエ(吉永小百合)や周囲の人々の慈愛の下、やがて青春の門を通り抜けていく。
五木寛之の代表作ともいえる長編大河小説の第1作『筑豊篇』を『キューポラのある街』などの名匠・浦山桐郎監督のメガホンで映画化した超大作。ここで彼は原作のテイストとは異なるアプローチをいくつか試みており、特に貧困、差別といった戦前戦後の社会問題や風俗性を原作以上に強調しつつ、ひとりの青年の成長を丹念に追っていく。信介の幼なじみ織江役に、当時新人だった大竹しのぶが扮し、初々しくも見事な演技を披露している。いくつかの大胆なシーンを果敢にこなした吉永も、本作で清純派からの脱皮に成功している。(的田也寸志)

文芸映画
うーん、浦山監督は、好きですが、この作品は、ねえ。
オートバイの走りに疾走感がないところに、才能の欠如を感じます。

キューポラのある街
吉永小百合
キューポラのある街
定価: ¥ 4,935
販売価格:
人気ランキング: 116672位
おすすめ度:
発売日: 1998-09-04
発売元: 日活
発送可能時期:

鋳物の街、埼玉県川口市。そこに住む鋳物職人の娘ジュンが、父の解雇に始まり、貧困、進学、組合、差別など、さまざまな社会問題に直面する。しかし決してめげることなく、まっすぐに青春を堪能していく姿を感動的に描いた、社会派青春映画の名作である。
寡作で知られる名匠、浦山桐郎の監督デビュー作である。だが諸問題を過剰表現することは決してなく、あくまでも日常的にとらえていることも、好感のもてる一因となっている。高度経済成長で浮かれる当時の日本の裏面をそこはかとなく活写した作品として、社会風俗的な歴史資料価値も高い。
これが初主演となった14歳の吉永小百合は、当時の史上最年少でブルーリボン賞女優主演賞を受賞し、以後大スターへの道を躍進することにもなった。(的田也寸志)

逆境に負けるな、ジュン
主人公のジュン(吉永小百合)は貧しいが頭が良く、高校進学を目指す中学3年生。そこに父親の失業という不幸がやってきます。周りには幸せな家庭の子供、不良、在日朝鮮人の子供などがいて、その当時の社会情勢が伝わってきます。市からの補助を受けて修学旅行に行こうとする朝、父親が再就職した先の会社を辞めるという。その再就職はジュンの同級生の父親の紹介によるものでした。ジュンは同級生から姿を隠し、修学旅行に行くこともやめてしまいます。さらに飲み屋で嬌声を上げている母親を見てしまいます。学校にも行かなくなり、担任の先生が家に訪ねてきます。負けるな!ジュン!さて、吉永小百合さんの映画にはその美しさを見せるシーンがあって、この映画では同級生宅から町の夕景を眺めるところです。ブラームスの交響曲が流れていて実に美しい。

北朝鮮帰国事業を美化した悪質な映画
 この映画は、当時、日本国内で進められて居た在日朝鮮人の帰国事業を美化、宣伝する映画です。この映画を見て、北朝鮮に帰国する事を決意した在日朝鮮人も居たのではないか?と思ふと、この映画を作った人々に怒りを覚えずに居られません。??この映画が美化した帰国事業によって北朝鮮に渡った在日朝鮮人とその日本人妻たちが、北朝鮮で受けた差別、迫害、の激しさは、言ふまでも無く、日本社会における「朝鮮人差別」などとは較べ物に成らない、すさまじい物です。??この悪質な北朝鮮美化の映画を作った人々を私は許せません。

(西岡昌紀・無党派市民)

愛のコリーダ 完全ノーカット版
松田英子
愛のコリーダ 完全ノーカット版
定価: ¥ 4,935
販売価格:
人気ランキング: 23880位
おすすめ度:
発売日: 2001-06-06
発売元: ポニーキャニオン
発送可能時期:

料亭の女中である定は、吉田屋の主人の吉蔵と相思相愛の仲になる。やがて彼を独占したい一心から、定は吉蔵を殺害。さらに、その男根を切断する。
昭和の猟奇事件として名高い阿部定事件を究極の愛の形とみなし、フランス資本で製作した大島渚監督作品である。そのハードコアな描写に、当時の映倫はじめ国内当局はおののき、結果として画面の原型を留めないほど改変されたものが公開された。そして時を経た2000年、最低限のボカシをほどこした本篇ノーカットバージョンがようやく公開された。鮮烈な官能美の奥から純粋な男女の愛の姿を浮かびあがらせるという大島監督の真の意図が、ここで初めて日本の観客にも理解されることとなった。
優しさこそが美しさであることを体現する、松田英子と藤竜也の存在感もすばらしい。(的田也寸志)

えろい映画です
セックスシーン描写は、平成の基準で見ると
もはやソフトな部類。
でも、全てさらしてしまう昨今のアダルトビデオでは
とても描けないエロさがあります。
しかし、やはり、何事も破壊しなければ(=殺さなければ)
永遠に自分だけのものにはならないということですか・・・

Classic film -- but unfortunately this version is censored
The only uncensored version I know of is the European Nouveau Entertainment release, which you can get through amazon.co.uk (Try this link: http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/B00005IB7T/ref=pd_sim_d_dp_2/202-9247824-3449401).
The Japanese version has the characteristic floating 'UFOs' over the genitalia in the key scenes, which rather ruins it, I think.
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こんな愛の形もあるんだなぁ
こんな愛の形もあるんだなぁと感心した。吉蔵(藤竜也)は度量のある男と同時に可愛らしさがあり、定が惚れるのも納得。
過激な性表現で話題になったが、もっと別の表現の仕方もできたのではと思う。
琴の物悲しく情感あふれる響きが全編に流れ、それぞれの場面によくマッチしていた。最後のナレーションは小山明子の方がよかったのでは?藤竜也のトランクス形の日焼あとはおかしいんじゃないの?

大島渚 DVD-BOX 2
津川雅彦
大島渚 DVD-BOX 2
定価: ¥ 9,975
販売価格: ¥ 8,978
人気ランキング: 32586位
おすすめ度:
発売日: 2006-04-27
発売元: 松竹
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

作家性とは?
★★★★★作家性と言うと、アウトローであり、その監督しか表現できない世界だと思いますよね。でも本当の作家性とはそれでいいのでしょうか?大島渚や吉田喜重の松竹退社後の作品を作家性だと勘違いされているかたが多い。本当の作家性とは、プログラムビクチャーのような、会社からの押し付け作品のなかで、どうしても零れ落ちてしまう監督の個性こそを作家性と言うのだと思います。大島渚の本当の作家性は松竹時代のこの三作品こそが、時代、闘争、革命、犯罪、性を表現した最高傑作に思います。余談ですが北野武監督も、押し付けだった「その男凶暴につき」が一番作家性に溢れていた。その後の北野映画は、海外の評価は高いですが、ただの北野監督の遊び道具です。見る価値無し。黒沢清監督も哀川翔主演の「勝手にしやがれ」シリーズの頃が、押し付け作品の中で、個性を発揮していましたが、今のホラーは清水崇の方が面白い。黒沢清監督も昔に戻って欲しいですね。

大島映画に脈打つ根源的テーマを直截的に描いた作品集。
 60年代から70年代に駆け、時代を疾走した“闘う映画作家”大島渚のBOX集第二弾は、“エロス”と“タナトス”、そして“犯罪”と“想像力”という大島作品に脈打つ根源的なテーマを、直截的に顕在化した作品集だ。日本最大のドヤ街釜ヶ崎を舞台に、社会の底辺で生きる人々の絶望的な環境と、その猥雑でアナーキーな様を活写した「太陽の墓場」、大島映画にしては珍しく夥しいカット数が印象的な代表作のひとつ「白昼の通り魔」は、中期以降の大島作品を支えた美術監督戸田重昌と、脚本家の佐々木守(先日逝去、合掌)が初めて参加した映画でもある。そして、深紅の無地のタイトル・バックに煙草の吸殻が落ち、中央部が焦げて黒点を形成し、まるで、大島映画のシンボリックな“黒い日の丸”を思い起こさせる「日本春歌考」は、荒木一郎や伊丹十三といった異能の才人に、串田和美、斉藤燐、吉田日出子ら自由劇場の面々が出演し、ラストの、首を絞められながらつぶやく田島和子の「真実ねっ」を筆頭に、全編不条理で観念的なイメージが蔓延しているが、極めて刺激的で、正に、“西のゴダール、東のナギサ”と評されたカルト的傑作だ。今回のBOX三部集で、既発のATG作品群を含め、ほぼ全ての大島映画がDVD化されたが、願わくば、更なるリスペクトが進み、「忘れられた皇軍」や「アジアの曙」といったTV作品まで、陽の目を見る日が来る事を願う。

無理心中 日本の夏
佐藤慶
無理心中 日本の夏
定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
人気ランキング: 19687位
おすすめ度:
発売日: 2006-05-27
発売元: 松竹ホームビデオ
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

映画監督って何だ!
小泉今日子
映画監督って何だ!
定価: ¥ 5,040
販売価格: ¥ 5,040
人気ランキング: 32603位