水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳

定価: ¥ 14,900
販売価格: ¥ 11,026
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発売日: 2008-03-07
発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
発送可能時期: 近日発売 予約可
傑作シリーズ
日本の刑事ドラマは、演出方法に難点があると思います。
例えば、シリアスな展開の中で、視聴者が飽きさせるのを防ぐために、
コメディー的な要素を挿入するのが定番ですが、それ自体は構わないのですが、
そのコメディー部分の演出と、それまでのシリアスな展開がいささか
かみ合っていないような気がするのです。
相棒は、ミステリーの定番と言えるコメディー要素を取り入れているのですが、
それが自然と話にとけこんでいるような気がします。
要するに押し付けがましくない。
さらに本題のシリアスな部分の演出も、他の刑事ドラマとは明らかに一線を画していて、
刑事ドラマと言っても、今日本で量産されている刑事ドラマとは質が全く異なります。
1クールの作品たちは、どれも個性的なものばかりです。
「せんみつ」、「ツキナシ」、これらは評価が高く、1クールの中で一番面白いと思います。
しかし、酷評だった「悪魔への復讐殺人」。
この重厚感のある相棒ならではの話も、もうちょっと評価されてもいい気がします。
マンネリどころか
シリーズを重ねるごとにキャラやストーリーの魅力が増してるように思えます。
5シーズン幕開けは往年の西武警察のノリで亀山が死んだ?!?
と思ったら、これは杉下が新人の頃に関わり未解決のままだった
名家・御手洗家強盗殺人への導入に過ぎなかった…。
妻を殺し、自らの社会的地位を捨ててまで事件を隠蔽しようとする当主の信念。
敵とも味方ともなりうる小野田官房長官の貫禄。
そして最後は若い頃は刑事役をこなしてきた、あの方の好演が光りました。
心理戦の果てに明らかになる当主ですら知らなかったかも知れない犯人の本当の動機。
理と情が高次元でバランスのとれた本作ならではの素晴らしいラストです。
作品内容に文句はないんだが
商品イメージを見た限りでは、リリース済みseasonと同様のパッケージングのようですが、
せめてこれからリリースされるseasonは、もうちょっと工夫できないもんですかね。
普通のケースにディスク1枚ずつ収めて、ただ紙箱に入れただけのものが 6season 分もたまると
ウサギ小屋の住人(古いか?)としては収納スペースの確保に一苦労。
「時効警察」や「吾輩は主婦である」のBOXように、遊び心に溢れかつ省スペース、出し入れのしやすい
デジパック仕様にすることなどまったく考えつかなかったというなら、それは制作側の怠慢ではないかと。
「いや、それも一案として出たんですが諸事情で見送りに」ってんなら仕方ないですが、
オフィシャルブックの上澄みすくい取っただけ、みたいな貧弱な〈事件簿ブックレット〉なぞ付ける余裕が
あるんなら、もっと基本的なところに目配りしていただきたい。
「コアなファンが多いから、どんな体裁でも出しゃ売れるよ」ってな思惑が見え隠れしてる感じで、
作品内容そのものには文句のつけようがないだけに、DVD化時の詰めの甘さが惜しまれます。
重箱の隅ほじくるようなことばっか書いてますが、それでも買いますよ、BOX全部。
金払う以上、言いたいことは言うよ、ってことでのこの評価です。