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伊丹十三DVDコレクション スーパーの女

伊丹十三DVDコレクション スーパーの女
宮本信子
伊丹十三DVDコレクション スーパーの女
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 2,468
人気ランキング: 4480位
おすすめ度:
発売日: 2005-09-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

売れないスーパーマーケット「正直屋」の専務・小林(津川雅彦)は、ある日幼馴染でスーパーおたくでもある井上花子(宮本信子)と再会し、正直屋改革のために花子を雇う。花子はスーパーに関する知識を駆使して、数々の障害にもめげず正直屋を建て直そうと努力していくのだが……。
伊丹十三監督が久々タイトルに「女」を冠させて繰り広げていくコミカルなエンタテインメント映画。スーパーにまつわるウンチクが次々と披露され、主婦層ならずともスーパー利用者は必見といった情報映画としての側面も強まっており、その意味では伊丹監督作品らしいテイストになっている。特に良いスーパー悪いスーパーの見分け方といったノウハウは、現代の食事情の先駆的なものとして注目すべき点も多い。ラストにはカーチェイスまで用意されており、伊丹監督らしい観客への濃いサービス精神がいかんなく発揮された作品である。(増當竜也)

伊丹十三・・惜しい才能をなくしました
ある本がきっかけで、この映画を再度鑑賞することに。
その本では、「顧客指向・現場指向とは何か?を知るには、
この映画を観るのが一番わかりやすい」と絶賛していました。

昔はそんなことはまったく考えず(当たり前)、娯楽映画として
楽しく観た記憶があります。

でも今回観てみて、伊丹十三という才能のすごいところに
関心することもさりながら、宮本信子の芸達者と気迫に圧倒されました。
夫婦ではないけれど、これも芸達者、津川雅彦夫との
夫唱婦随の活躍には、脱帽です。しばらく低迷していた頃の邦画の復活は
実は、伊丹作品から始まったのかもしれませんね。

映画を観ながら「三谷幸喜が作ったら、どんな映画になったかな」なんぞと
いう考えがよぎりました。それは、脇を固める演技人の新鮮さ、リアルさ、
庶民感覚の雰囲気を上手にかもし出している、演出に反応したせいなの
かもしれません。
しれません。

集団劇の面白さが光った作品
伊丹十三監督作品の中では比較的地味な部類の作品ですが、完成度は非常に高いと思います。例によって、スーパーマーケットの仕組みを徹底的に調べ上げて作ったストーリーの面白さもさることながら、各売り場の主任やスタッフに芸達者を集めて、個性的な芝居をさせているのがとても良いと思いました。個人的には、高橋長英の鮮魚売り場主任、あき竹城の惣菜売り場主任、三宅裕司の野菜売り場主任、矢野宣の副店長などが光っていましたね。「安売り大魔王」に移籍するか、「正直屋」に残るかを全従業員に選ばせるクライマックスは、なかなか見せる芝居でした。

お客の柴田理恵の好演が見逃せません。
本当にお客様の立場に立って商品を売るということは、非常に難しい。小さなスーパーはいつも生きるか、死ぬかの挑戦に立たされている。商売がうまくいくなら、自分の命をけずってもやるのがほんとうでしょう。一点。今でも活躍している、お客様、柴田理恵の存在。厳しくも、正直に、まさしく、舞台の「正直屋」ではないですけれども、いいものはいい、悪いものは悪い。改善するべきものは改善する。この評価の好演も見逃せません。また、悪役の伊藤四郎の徹底さが光ります。

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