仲代達矢

定価: ¥ 4,725
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発売日: 2006-02-24
発売元: 東宝
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マザコンの犯罪心理学者・桔梗信治(仲代達矢)は、溝呂木博士(天本英世)率いる人口調節のために無駄な人間を抹殺する“大日本人口調節審議会”の殺し屋たちに命を狙われるはめに。しかし悪運が強いのか単に偶然か、桔梗は彼らをことごとく撃退し、やがて自分の身体に隠された秘密を知ることになるのだが…。
岡本喜八監督が残した全39作品中きわめつけのカルト映画として知られるサスペンス・アクション・コメディ映画の怪、いや快作。原作は都筑道夫の『飢えた遺産(なめくじに聞いてみろ)』で、岡本監督は全編ブラックユーモアに満ちたマンガチックなテイストでこれを押し通したものの、試写を観た会社上層部は恐れをなして半年間オクラ入り。その後、宣伝もろくにされないまま1週間の封切りで一旦姿を消したものの、後の名画座上映で映画ファンの圧倒的な支持を集めて奇跡的に甦ったという、いわく付きの作品である。尋常な精神の持ち主がほとんど出てこないのもグロテスクだが、妙にすっとぼけた味わいがそれを巧みに緩和し、実は娯楽映画としてきちんと万民が堪能できる仕上がりになっている。岡本映画の闇(!?)の魅力を知る上でも欠かせない作品ともいえるだろう。(増當竜也)
仲代達矢×天本英世!
詳しいメッセージ性はよくわかりませんが、単純なブラックユーモアとして楽しめました。最後まで正体不明な主人公、悪の科学者が似合う天本さんなども魅力的であるが、私が一番印象的であったのは、団令子の、馬鹿な人たち許せなかった!、といった一言が強い!買って観てください!
スラップスティック?
★★★★★冒頭から怪演する天本英世!異次元のようなセットから始まる。突然仲代達矢の登場!サスペンスコメディーかと思ったら、スラップスティックコメディーだった(笑)見事に見ている者を裏切る惚れ惚れするほどの、岡本喜八監督の傑作映画である。「ああ爆弾」ほどはちゃめちゃではないが、公開当時はお蔵入りになったとか。今見ても充分楽しい。この映画と鈴木清順監督の「殺しの烙印」から、あの「ルパン三世」が生まれた事をご存知の方も多いと思います。
ブラックユーモアに溢れた傑作
他の作品と雰囲気は違えど岡本作品です。仲代のとぼけた演技、団のお色気、マッドサイエンティスト・天本の怪演!はまり過ぎです。OP、EDのアニメーション、美術のセンス、カメラワーク(肉塊越しに仲代たちを捉えているショットは紛れもなく喜八の刻印!)、カッティングの妙、すっとぼけた煙に巻くラスト(笑)。お洒落で、粋で、チープさ加減も含めて、相変わらず面白いです。こういう作品を楽しんでしまう我々観客の心理までも皮肉っている訳ですから、いやはや何とも…。