草刈正雄

定価: ¥ 4,935
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発売日: 2004-09-24
発売元: 角川映画
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どこのチームにも属さない一匹狼の二輪レーサー北野晶夫(草刈正雄)。誰よりも速く走ることしか興味はない彼にとって、言い寄ってくる美女の群れも、栄光へ到達するための道具でしかない。ただひたすらに世界のチャンプをめざす男の行きつく先は…。
大藪春彦原作の同名ベストセラー小説を、角川映画の時の総帥・角川春樹が自らメガホンを握って初監督したハードボイルド・バイクレース・アクション映画。徹頭徹尾クールでスタイリッシュなジゴロ風のヒーローを草刈正雄が見事に演じきっているが、そこには原作の持つ「汚れた」要素は微塵もなく、むしろ英語タイトル「THE LAST HERO」の方が似つかわしいテイストになっている。レースシーンも従来の日本映画ではありえなかった迫力だが、描写のことごとくはシンプルに統一されており、そこには俳人の顔も持つ角川監督の志向も大いに反映されているとみていいだろう。(的田也寸志)
汚れた英雄
嬉しくって思わず買っちゃいました。
ローズマリーバトラーの主題歌は今でも好きで、ホンダでオンロードの高速コーナーに突っ込んでいく時や高速での切り返しで、時折頭の中でこの曲がリフレインしてリズムを取っていたりします。
早速20年ぶりに見てびっくり。当時はロードレースの映画として結構満足して見ていたのに、今の目で見ると映画ファンとしては映画としては出来が悪くて、元大藪春彦ファンとしては原作の「汚れた」が全く描かれておらず薄っぺらすぎると感じ、ライダーとしてはレースシーンも近年の進んだ撮影技術では冗長に感じられ画像的には迫力不足だと冷静に見つつも、熱いものがつぎつぎにこみ上げてきました。
しかし、それはバイクに親しんだ者の時代へのノスタルジーで、画面を疾走するバイクを北野として見ているのではなく、平や木下として見ての感傷でした。エンドクレジットのレース関係者の懐かしい名前、名前、ここで最後ジーンときてしまいました。
けなしているのか、評価しているのかって?私がこの映画を勧めることが出来るのは、当時を知っているライダーだけど、彼らは皆当時見ているはずだからね。20年たって評価の軸は変わるけど、当時バイクが好きだったなら何度も見れるよ。
ある意味駄作!ある意味最高!
この時代の角川映画は、どれも良くも悪くも時代をそのまま切り取った感がある。 当時の安っぽさというか、詰めの甘さとでも言うか・・・。今だったら、およそ企画の段階で無理だろうと思うが、当時の角川は作ってしまった!
映画的には竜頭蛇尾なんですが、何度か見直すといいんですよ・・・これが!まずは映像的にものすごく意識して作られてる事に気がつきます。ワンシーン、ワンシーンが実に綺麗に見えるんです。最近の日本映画では見ないですねー。その代わり、どこの国なんだろうと思うシーンもあります・・・。あの少年のキャラもいらないような気もします・・・。
しかし、難しいですねこの映画は。レースシーンの臨場感は栄光のルマンにも負けない造りだと思いますし、音楽の使い方もフルっぽいけど実に良い!でも実況はいらない・・・(笑)。
もしかしたら伝説的なレース映画になったかもしれない。でも無駄も多い・・・。やはりこの時代ならではの映画だと思いました。莫大な制作費をかけて、CGを使わないリメイクを、角川さんがとってくれたらと・・・むずかしいか。
昔のレースシーンがすべてです
この作品は、原作とはかけ離れているし、映画作品としても?です。しかしながら、かつてのロードレースの雰囲気、特に今は見ることの出来ない「押しがけ」スタート、ワークス入りした頃の平忠彦(選手)や、まだヤマハにいた頃の木下(選手)の元気な走りを見られる という意味では、かなり貴重な作品といえます。(木下選手の、あの首をひねった様なコーナリングフォームが懐かしい!)また、レースの雰囲気を丁寧に表現しようとした姿勢は感じられますが、デッドヒートの3台が併走するのは、映像としては美しいけれど、あり得ないなぁなどと改めて思ってしまいました。かつての雰囲気を想い出したい人は、見て損はないと思います。