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生きる

生きる
志村喬
生きる
定価: ¥ 6,300
販売価格: ¥ 5,373
人気ランキング: 16784位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-21
発売元: 東宝
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

無気力な日々を過ごしてきた公務員の渡辺(志村喬)は、ガンで後半年の命と知らされ、恐れおののき、嘆き悲しんだ末、市役所に懇願する人々の願にこたえて公園を作ろうと努力していく…。
黒澤明監督が、人間の尊厳を高らかにうたい上げたヒューマン・ドラマの傑作。そこにはどんな者であれ、人はここまで高められるのだという希望と同時に、ルーティンワークに甘んじる体制社会、およびそこに安住する人々への痛烈な批判も込められている。黒澤映画のいぶし銀、志村喬の代表作。自由奔放にふるまう部下のとよ(小田切みき)との交流の数々もせつなく印象的だ。後半、いきなり主人公の葬式シーンへと飛躍し、周囲の者が彼について回想し始めていくという構成も、実に大胆かつ秀逸。最期に主人公が公園で歌う流行歌『ゴンドラの歌』は、本作の功績によって今ではスタンダードな名曲として讃えられている。(的田也寸志)

稀代の青春映画
この映画は稀代の男性の青春映画である。
若き森田健作も中村雅俊も出て来ないが、こんな見事な青春映画を私は知らない。
主人公の渡辺勘治の悩みは、青春の悩みそのものである。
どう生きるか分からず、暗闇の中で、夜の街を徘徊したり、女性の後を追いまわしたり・・
これは青春時代必ず経験する、青春の苦悩から来る行動であり、若い人を共感させる。
この事を初老の老人がデフォルメして演じる事で、見る者(特に若い男性)に圧倒的な
感銘を残す。これが若い役者でやったら、臭くて見るに耐えない映画になっただろう。
この映画は、最後渡辺勘治がスパーマンになってしまう事。青春の苦悩にある者は、渡辺勘治の
最後の生き方は理想であり、憧れである。私が思うにこの映画を見た若者は、仕事に強烈な生き
がいを見出そうとしたのではないか。日本の経済成長を影で支えたのはこの映画だといえば言い
すぎだろうか。この映画を若い時に見た人は幸せである。日々の生活に疲れた時、この映画を
再び見る事により、忘れかけた青春の活力が戻ってくるから。

余談だが、私の経験では、渡辺勘治のような人が余命を宣告された時、ほとんど静かに死を受け
入れる。それだけ長く生きるというのはしんどいのだ。
最後に一言。「青春は後から思うと甘美であるが、真っ只中にいる人は地獄である。」ゲーテ


★残り時間は・・☆
何度も観て、これからも何度も観るだろうと思う映画です。
そして、観るたびに新しい感動・気付きを与えてくれる映画です。
ストーリーは、ほぼ頭に入っているのに観始めるとグイグイ引付けられ、
いつも一気に最期まで観てしまいます。

この映画は、人生の最期になって自身の生命を輝かすことができた、
幸福な男のドラマであり、
同時にドラマの少ない職場で、30年間退屈な時間を生きつづけ、
妻とは早くに死別し、
愛する一人息子とその嫁からは疎まれた男のドラマでもある。

自身の死期を悟り、残る時間をいかに生きるか、の意義を見つけた
主人公の生まれ変わったような、情熱・命の輝きは感動的であり
「人はいつでも生まれ変わることができる」
という思いを、沸き立たせられると同時に、
「君の残り時間は、どれだけあるのかね?」
と鋭く問いかけられているようにも思う映画です。




ゴンドラの唄
なんと!「生きる」が今日、9月9日9時(夜)に999並びでリメイクされます。
それを讃えてレヴューします。

中学生の頃でしたか、モノクロの映画で、いきなり「レントゲン写真」から映画は始まりました。なぜか、引きこまれ観ていくうちに、主人公は気づきブランコで「ゴンドラの唄」を歌います。
♪いのち 短し 恋せよ 乙女♪

のちに、美輪明宏さんが音楽会で歌うのに出逢い、涙が溢れました。

そう、恋をしていたのです。

今日、999の日に「生きる」を見ることができる。
そう、生きるのに疲れた日を乗り越え、プレゼントな時間。

生きてて良かった。

ハッピバースデートゥーユーが流れたとき、主人公渡辺は生まれ変わりました。
魂が生まれ変わったのです。人は、死ぬ間際でも、いつでもやり直せる。

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