岸田今日子

定価: ¥ 3,990
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発売日: 2005-10-29
発売元: 松竹
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16歳の少女(高橋洋子)は、男出入りの激しい母(岸田今日子)との生活や学校がいやになり、家を飛び出して四国お遍路の旅に出た。途中出くわした痴漢からご飯をおごってもらったり、旅一座に加わってレズビアンを体験したり、やがて熱を出して倒れた少女は、中年の坂の行商人(高橋悦史)に介抱されるのだが……。和製クロード・ルルーシュと当時呼ばれていた斎藤耕一監督が、そのセンスをいかんなく発揮させた青春ロード・ムービーの傑作。少女の旅をまるでスケッチのように綴りながら、少女から大人へと移り変わっていく不安定で多感な思春期を麗しく表現していく。母へあてているかのようなヒロインのモノローグ構成や、高橋洋子のみずみずしさ。彼女が田園風景を歩く姿そのものが、既に映画そのものとして屹立している。吉田拓郎の名曲『今日までそして明日まで』も映像と見事にマッチングし、さわやかな感動の余韻をいつまでも観る者に残し続けてくれる。(増當竜也)
高橋洋子が輝いている
この映画,テレビで放送されるたびに見ていた。原作も何度となく読み返した。しかし,原作は絶版。出版されたことも奇跡的だったかもしれない。それが名脇役と初々しい新人女優と,センスある監督と,拓郎歌のコラボレーションでいい味の日本映画になった。私は基本的に日本映画は好きではない。あまり,見る価値を感じない作品が多いからだ。しかし,このころはいい映画が結構あった。これもその一つ。名作とは呼ばれないかもしれないが,いい映画だ。高橋洋子はもうスクリーンに表れないかもしれないが,それでもいい。おそらく最も輝いていた彼女の姿がここにあるからだ。脇を固める名優に囲まれて輝いている。
吉田拓郎のフォークソング
1972年と言うからもう35年も前の作品になるのですね。高橋洋子が、2000人のオーデシォンからヒロインに選ばれ話題になりました。あの当時ドラマで見慣れていた岸田今日子が、母親役を好演しています。三国連太郎、当時の岸田の夫であった中谷昇も好い演技をしています。素九鬼子氏の原作ですが、今では全く知る人も無くなりました。全編に流れる詩的な映像と、吉田拓郎の主題歌「今日まで、そして明日から」葉、今も耳に残っています。四国巡礼の映像を見ると、隔世の感があります。人間砂漠、望郷を撮った斉藤耕一が監督。人生は、旅に喩えられますが、旅もまた人生なのです。心の重みを、日本人の感性で描いた名画です。高橋悦史も渋い演技で、色褪せない邦画の名作です。
高橋洋子 好きになりました!
久しぶりに邦画の面白さを知った。さすが2000人の中から選ばれた主役の高橋洋子 その演技が実に愛しく、いじらしい。同年代なのか懐かしさがこみあげて来ると同時に苦くもあり、また楽しかった青春時代のあの頃(1972年)に思わずタイムスリップしてしまった。
挿入歌 吉田拓郎の「今日までそして明日から」がまた堪らない。-旅は人生みたい 人生は旅みたい- ぜひ鑑賞して欲しい映画である。