山崎努

定価: ¥ 4,935
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発売日: 2003-08-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
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銃刀法違反で3年の刑に服すことになったガンマニアのハナワカズイチ(山崎努)は、刑務所の中で穏やかで淡々とした日々を過ごしている。厳しい規則はあるものの、彼にとって刑務所はまるでパラダイスであった…。
花輪和一が自身の刑務所体験をつづった人気コミックを『月はどっちに出ている』などで知られる“戦う映画監督”崔洋一がリリカルに映画化した快作。刑務所という非日常の中で日常を過ごす囚人たちのおかしみに触れるにつれ、2、3日なら刑務所の中で生活してみるのも楽しいかも、という気にすらさせられる。山崎をはじめ田口トモロヲ、香川照之(キネマ旬報助演男優賞受賞)らキャスト陣もそれぞれ好調。登場する質素な食事も、妙においしそうなのであった。(的田也寸志)
物語がないのに面白い
物語的には起伏がまったく無く、淡々と進行していき、「あれっ!」という感じで終わってしまいます。だけど何回みても面白い。刑務所の食事がなんだかとっても美味しそうに見えました。山崎努が独居房で尿意を我慢しながら薬の袋を作っているところなんか、我々の日常でも「よし、ここまでやったらトイレ」なんて思って、変な我慢しちゃうことありますよね。(トイレへ行ってからやればいいのに)
山崎努を中心に俳優陣も皆、好演です。特に村松利史のおかしさ(顔からしておかしい)は絶品です。窪塚洋介の話は必要ないと思いましたけど。
面白い!
これは、声を出して笑ってしまった。刑務所という厳しさや辛さのイメージが圧倒的に強い所での生活を、極めて牧歌的に、ゆっくりとした時間の流れで描いている。もう山崎努、この映画は山崎努に尽きると思う。斜からの視点でローテンションでボソボソと心の声が入るのだが、それが堪らなく面白い。めんどくさいなあと思いながら逆らう事はせず淡々と刑務所での生活をこなしていく彼は、小さな、どうでもいいような所に楽しみを見つけていく。その冷ややかでありながら純粋な視点には、少しハッとさせられつつも、猫じゃらしでくすぐられている様な面白さがある。山崎努の温度は神がかっているといっても良い。それ位凄い。脚本や演出のセンスも抜群で、ジワジワとこみ上げてくる面白さが詰まった傑作である。
一息つきたい人向け
受刑者たちが、まるで親に養われていた子どもの頃のように見えて、
外にいる私たちの方が羨ましくなってしまいます。
たくさん食べ物が出てくるんですが、どれも素朴なおかずやお菓子たちなのに
食に異様な執着を見せる受刑者の目を通してみるので、
観ているこっちまでゴクッと生つばを飲んでしまう感じです。
ありふれた言い方ですが、何でもない事に幸せを感じたくなったら、この作品を観ると良いと思います。