ビートたけし

定価: ¥ 4,935
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発売日: 2000-05-21
発売元: 松竹ホームビデオ
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体調を崩していた大島 渚13年ぶりの復帰第1作。司馬遼太郎の短編をもとに、幕末の京都を舞台に、かの新選組を男色の視点から描いた異色時代劇だ。新選組に美少年剣士、加納惣三郎が入隊してきた。隊士たちは彼の美貌に惹かれて、隊内の雰囲気がおかしくなってくる。組織を揺るがす男色はまさしく御法度であった。
加納役は故松田優作の長男、松田龍平であり、彼の美少年ぶりは際立っているが、加納に惚れる隊士に浅野忠信、加納が憧れる沖田総司に武田真治と、彼を取りまく美貌の剣士たちが、松田をしっかり支えている。また、土方歳三のビートたけしをはじめ、近藤勇の崔洋一、隊士のトミーズ雅、坂上二郎など異色の配役ながら、新撰組隊士らしい骨太の面構えが並んでいるのも、この映画の見どころの1つだ。(堤 昌司)
面白いですが、男女で注目する点は若干違うでしょう。
座頭市などが音楽や闘いも派手なお祭り的な作品なのに対して、
こちらは割りと静かめ。
なかなか歴史を感じさせるフィクションとは思えない内容です。
ただ一応言っておきますが別にBLとかそう言うのではないので、
一部の方はそこは期待せず・・。
こう言う話の場合どうしてもキャストには賛否両論となってしまいがちで、
キャストの人選に関してはかなり好みがはっきり分かれるかもしれません(特に女性の方は)
そこばかりが本題ではないので(・・・ほぼ本題ですが)
あまりそこに注目しない方は全く問題ないですけど。
それからやはり闘いのシーンは少ないです。
侍活劇とかじゃないのでバトルは期待しないで下さい。
あと私は衆道の気はないのであまり参考にはならない感想ですが(笑)
加納が奪い合ってでも手に入れたい美少年と言う風には思いませんでした。
「青い春」の次に見てみました
当時、どこにでもいそうなにきび面の中学生に過ぎなかった松田龍平を見出した大島渚監督の眼力はすごい。物語が進むにつれ、だんだん妖しく見えてきたのは不思議だった。
でも、15、6歳であのベッドシーンはありなんだろうか(布団だったけど…)。私が母親なら嫌だな。
ところで、関西人としては、トミーズ雅の存在がうれしかった。一服の清涼剤という感じ(加納惣三郎の誘惑に屈しなかったし笑)。武田真治演じる沖田総司があくまでもさわやかな好青年であったのにも必然性があったのが最後にわかった。
とても丁寧に贅沢に作られた映画で、繰り返し見ても十分楽しめると思う。
たしかに武田真治はハマリ役です
隊内規律の滅法厳しかった新選組の 「局中法度 = タブー」のひとつである男色をテーマにした作品。
これがデビューとなった松田龍平は、当時若干15才だが、凄みのある美貌と台詞棒読みのぎこちない演技とのアンバランスさも手伝ってただものではない一種よこしまな色気を発散している。時代の徒花ともいうべき新選組のなかで、つかのま咲いて散った毒の花にふさわしいたたずまいで、クールビューティの萌芽ここにあり、といったところか。この松田龍平演じる加納惣三郎が、サバイバルのための本能としてその道の魔性ぶりを発揮し、隊内に混乱を引き起こしていくわけだが、邪悪な毒花のような惣三郎を「陰」とすると対照的に「陽」として登場するのが武田真治演じる沖田総司で、さほど出番は多くないのだが、この軽妙にして邪気のない天才剣士をさっぱりと演じている武田真治は、司馬遼太郎の原作のイメージにぴたりと合っている。
原作は、新選組の盛衰記である「燃えよ剣」の番外編として書かれた短編集「新選組血風録」のなかの一編だが、視点のユニークさをポイントに書かれたこの短編を100分の長尺にしてしまったのは冗長、という感が否めない。