吉岡秀隆

定価: ¥ 3,990
販売価格: ¥ 3,990
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発売日: 2005-11-21
発売元: 東映ビデオ
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不慮の事故によりピアニスト生命を立たれた敬輔(吉岡秀隆)は、その事故で知り合った千織(尾高杏奈)のピアノの才能を見い出し、日本中を慰問演奏で回っている。ある島の療養センターに赴いたふたりは、そこで働く真理子(石田ゆり子)と知りあうが、突然の落雷事故で千織と真理子の心が入れ替わってしまう…。
浅倉卓弥のベストセラー小説を『半落ち』の佐々部清監督のメガホンで映画化したヒューマン・ファンタジー。あまりにもお話が作り物めいていて、そこを突っ込み始めるときりはなく、ある意味ウソのつき方がうまくないのは残念ではあるが、あくまでもファンタジーの形を借りて人間の命の尊さなどを問うものと割り切れば、透明感あふれる映像や主演ふたりの好演などで素直に観ることができるだろう。演出そのものも非常に丁寧である。(増當竜也)
ぜひ、リメイクを
先に原作を読んでいたので、そのイメージと比較しての感想です。
診療所の場所は、山奥の高台。早朝、夜明けの山なみの黒い稜線の向うから真っ赤な太陽が覗き始め、そのほのかな光を浴びて、患者たちの黒い人影の行列が、小さな教会に向かってゆっくりと進んで行く。原作で一番印象的だったシーンです。
映画は、場所を島の海辺に変えていて、その美しい風景がいいという人が多いが、山奥の診療所に起こった神秘、雷鳴や最後に教会からかすかに聞こえてくるピアノの音、月光ソナタの美しい曲の響きとは違和感がある。山間の静寂と、少々の暗さと、そこに差し込んでくる明るい太陽の光こそがこの物語の背景としていちばんピッタリしている。。
配役について。千織は太りすぎだし、可愛さが足りない、もっと小柄で真理子に負けないくらい可愛く、発育が遅れていて幼い感じはするが、賢そうな閃きを秘めている子のイメージ、敬輔の吉岡秀隆も少し違う、もっときりっとした男性、伊藤英明や玉山鉄二のような。西田敏行と平田満は役を逆にしたほうがいい。石田ゆり子は適役で好演、未来と萩原君も悪くなかった。
真理子の離婚の事情、前夫と後添いの妻とその子の来訪は話だけにして、画面で見たくなかった、倉野医師の奥さんもあまり姿を見せないほうがいい。本題から外れたサイド・ストーリーは画面からできるだけカットして、本題に集中してほしい。
原作は、スピリチュアリズム的な問題、「心は体を離れて存在し得るか」「心或いは霊は死後も存在し続けるか」をテーマとした、優れて精神性の高いラブストーリーです。それだけに映画化は難しい。上記の点に配慮しより本質に迫った別仕立ての映画か、テレビドラマをぜひ見たい。
奇蹟あるある大辞典
『稲妻に 思い弾けた 入れ替わり 奇蹟振る舞う 聖母降り立つ』
良い素材があって何故??
良い原作、豪華なキャストがあって、この程度の作品しか出来ないのかと残念に思いました。美しい風景の見せ方も、人物の書き方も、思いも、どれも中途半端でスポットが当たっていません。小説などが原作である場合どこを削るかは制作陣の腕の見せ所です。いくら何でも手の指を亡くした事故シーンはちゃちで、あんなただっ広い場所で雷鳴の中外で遊び続けるのは不自然だし、奇跡もわかりにくい。ましてやいくら吉岡さんが名優といえど、大して引けないピアノを無理矢理簡単な曲を弾かせるのはピアニストとしてのリアリティにも乏しい。(冬のソナタの方がピアノシーン上手に撮っていました)どうしてもテレビドラマのDr.コトーと比べてしまいますがドラマであのクオリティが出せるのになぜ?映画で?・・・と思います。好きな作品なだけに悔しいです。