水谷妃里

定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,343
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発売日: 2004-10-29
発売元: 角川エンタテインメント
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1977年、下関の高校生・郁子は、姉妹都市である韓国の釜山との陸上競技会で、韓国人の少年アンテイホウに出会う。お互いひかれあい、文通が始めるが、まだ日本と韓国の間に緊張感があった時代。ふたりの交際は親の反対にあってしまう…。
オーソドックスな青春映画だが、韓国人の男の子に恋をしたヒロインの一途な思いを、彼女の友人たちが一緒に盛り上げようと奔走する姿が可愛らしい。またヒロインの水谷妃里はじめ、上野樹里など若い女優たちのみずみずしさもチャーミング。手をつなぐだけでドキドキしてしまうような恋。70年代のティーンの恋愛ゆえ、幼い印象があるかもしれないが、本来、初恋ってこういうものだったのでは…と、胸を熱くすること必至。また、分断された自国の現状に悩み、自分にできることはないかと考える韓国の少年の言葉に、ノンビリとした日本の若者を恥じるヒロインの姿も印象的だ。「ロミオとジュリエット」のようなベランダ越しのデート、ファーストキスなど、純度100%の初恋の姿には、懐かしさと甘酸っぱさで胸がいっぱいに。監督は『半落ち』の佐々部清。(斎藤 香)
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陸上部員郁子は、自分と同じく高跳び競技をする韓国人の
男の子に出会う。ふたりは七夕に会う約束をするが・・・・・
日韓の間でゆれる恋です、ロミオとジュリエットをベースに差別と偏見に
日本の女性らしく美しく立ち向かう作品です、瑞々しく下関を舞台にして
対岸の釜山との対比も素敵ですが、在日との対立をオブラートに包むような
表現でお茶を濁す演出をした監督をいぶかしげに観ている観客のことを考えると
複雑な後味ですね、素直に見れば美しい作品ともいえます、ひねくれた感想です 笑
上野樹里という女優はこの映画から「スゥイングガールズ」の主演を獲得しました。
邦画青春映画の佳作
細かい点で指摘できる点はあるかと思う。
例えば真理の妊娠騒動の部分は違和感を感じた。そんなにあっけらかんとできるコトかな?
特に田舎の高校生(しかも70年代)に。
でも、それでも全体を通して、邦画青春映画のいい雰囲気を出せていたと思う。(人によってはそれが駄目、と思うかもしれないが)
ラストシーンも、二人の会話は勿論、相手の顔さえ見せないトコがいい。
個人的には「なごり雪」は悪くないと思う。
時代的なもの、そして「去年よりずっと、キレイになった」の詞が、二人のためにある、みたいにも思えた。
韓国との関係も、あれこれ想像はできたので、細かい情報は画面を通じて伝わる部分だけで十分。
これ以上情報を細かくすると、映画の方向性が変わってしまう。
あくまで恋愛(青春?)が中心の良作です。
本当の演技、一生心に残る映画
よく、あの役者は演技派だとか、演技力がすばらしいとかいう。もし役者が自分の実態とは違う役割を巧みに演じるのが演技力なら、この映画に出てくる四人の女子高生の演技力はさほどのものではない。しかし、実際にこの映画を見た人の多くは、四人に魅了される。なぜなら彼女たちの演技がひたむきだから、等身大の自分を演じているから。
醒めた目で見れば、一番うまいのは準主役(真理)の上野樹里である。堅苦しいところが全くないし、ギャグのセンスも光っている。ただ、この映画の「顔」はやはり主役(遠藤郁子)の水谷妃里だろう。走り高飛びがすばらしいだけではない。喜怒哀楽の表情に不自然なところが全くなく、ストーリーの展開にうまくあっている。
ストーリー自体は単純である。下関と釜山の親善陸上競技大会で知り合い、一目惚れで恋に落ちたふたり(郁子とアン・デホ)。一年後の再会を誓い続く文通。双方の親の反対。意気消沈し陸上をあきらめようとする郁子、それを引き止める親友の三人。一年後、競技場で再会できたふたり、一夜限りのデート。そうして、二十数年後の奇跡・・・
映画をみてから、監督があえて知名度や演技力より運動能力を重視してキャストを選んだことを知った。水谷妃里がすばらしいことは既に書いたが、上野樹里の走る姿もなかなかのものである。また、四人の個性に合わせて脚本を手直ししたとも書かれていた。どうりで水谷妃里の表情とストーリーがよくあっているわけだ。
長府の古い町並みと水谷妃里が新聞配達でさっそうと走る姿、郷愁を誘う70年代の歌謡曲と主題曲等、見どころ、聞きどころも多い。70年代に青春を過ごした人でなくてもきっと心に残る映画になると思う。