反町隆史.菊川怜.若林麻由美.袴田吉彦.松山ケンイチ.Ara

定価: ¥ 3,990
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発売日: 2007-08-08
発売元: エイベックス・マーケティング
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森村誠一による時代小説を原作に、モンゴルを統一したチンギス・ハーンの波乱の生涯を角川春樹製作・澤井信一郎監督のコンビで描いたスペクタクル超大作。ハーンの母親(若村麻由美)のモノローグでドラマを進めることで、“女たちのチンギス・ハーン”として作品を成立させようとしているあたりはさすが澤井作品ならではの趣向で、女武者クランを演じるAraの凛凛しさも印象に残るが、意外と男たちの魅力が薄く、特に主演・反町隆史から国をまとめるに足るカリスマ性が感じられないのは惜しい。それは角川春樹プロデュース映画ならではの圧倒的カリスマ性の希薄にも通じてしまっている。戦闘スペクタクルシーンも大規模なものだが、モンゴルの緑の大地は殺伐とした光景にそぐわず、映像的にもう一工夫ほしかったところ。また日本人が外国人を演じて日本語で台詞をしゃべるという方法論は、洋画を字幕で観ることに慣れた日本人観客にはもう通用しないのかもしれない。娯楽映画としてそつのない出来栄えではあるが、角川&澤井コンビのファンとしては、この程度で収まってほしくないというのが偽らざる本音である。(増當竜也)
話になりません
お金を幾らかけたとか内容がどうとか語る以前にセリフが全編日本語であることで駄作になってしまった。これによって映画に必要なディテイルがゼロになった。角川さんは何故ヒットしないのか分からないと嘆いてるようですね。こんなんじゃ日本映画も地に落ちますよ。映画はお金かけたら良い作品になるんじゃないですよ。世界から笑われますよ。
モンゴル建国500年を侮辱している
反町、菊川のペラペラな演技で「建国500年」を祝福するとは言語道断です。
モンゴルの人々に申し訳ない。
制作者でもなんでもないが、日本人として謝罪の気持ちをもちたい。
評価で★ゼロが選択できないので★1つになるが、こんなことですら罪悪感がわく。
モンゴルの雄大な風景もあまり出てこず、
役者等のスケジュールにあわせてつくられたとしか思えない、
やる気の無い、もしくは、大河ドラマをつくる能力がまったく無い作品。
日本人がモンゴル人を演じる
角川春樹製作、澤井信一郎監督作品。森村誠一原作。
後にモンゴルを統一し、チンギス・ハーンとなる、ボルジギン族のテムジン(反町隆史)の物語。
12世紀のモンゴル、ある部族の美しい女性が、他の部族の男達に略奪されるシーンから、映画が始まる。
略奪したのは、ボルジギン族のイェスゲイ(保阪尚希)、略奪されたのは、メルキト族のホエルン(若村麻由美)。
そしてホエルンがテムジンを産む。略奪したときに既に妊娠していた可能性を残しつつ……。
『女は子どもを産む道具』、そんな思想が、悲劇を繰り返させる。
成人したテムジンの妻ボルテ(菊川怜)もまた、報復にメルキト族に略奪される。
テムジンは、ボルテを取り戻すことに成功するが、そのときジュチ(松山ケンイチ)を身篭っていた。略奪されていた間に妊娠した可能性を残しつつ……。
略奪した母ホエルンから生まれたがために自分は本当に父イェスゲイの子なのかと悩み、略奪された妻ボルテから生まれたがために息子ジュチが本当に自分の子なのかと悩む。
そんな親子の葛藤の相似性が、ドラマを生む。赦されていながら赦せない、赦されないが故に赦しを請う。そのあたりはしつこいぐらいに描かれている。
思ったよりジュチの登場シーンが少ないことが残念。しかし、今、旬の松山ケンイチは、十分な存在感を放っている。
売りのひとつは広大なモンゴル草原を舞台に、圧倒的な数のエキストラを使用した騎馬戦の大スペクタクル。CGで水増ししていない本物の迫力がある。
しかし、転ぶ、転ぶ、馬が転ぶ。これでもか、これでもか、という感じに、よく馬が転ぶ。戦闘シーンのたびに、たくさんの馬が転ぶ。怪我をしなかっただろうか? そんなことを気にしながら観ていたから、少し勿体無い。
若村麻由美、菊川怜、女優陣が美しい。そしてその運命が悲しい。男中心の社会の中で、男達に翻弄されながらも、強く生きる。やはり男は女に支えられる者なのか。
地味で目立たない袴田吉彦の演技がキラリと光って見えた。