野村宏伸

定価: ¥ 4,935
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発売日: 2004-01-28
発売元: ユニバーサル ミュージック
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河合美智子さんが心に沁みます
ゴダールの「カルメンという名の女」をイメージさせる黒とブルーを
貴重にした映像
透明な哀しみの音楽。(大貫妙子さんだったかと。ちょっと坂本龍一さんのシェルタリングスカイのテーマ曲に似てる気がします。)
颯爽と歩く河合美智子さんがとにかく美しくて沁みます。
夜更かし映画館やワイドショーでのほがらかで楽しい河合美智子さんを見てファンになってから、この映画ビデオで見たのですが、シリアスな美智子さんの演技はとにかく沁みます。
楽しい映画ではないですが、甘さを排除したクールで苦い恋愛映画。
恋愛映画を全くといって見ない私が深く感銘を受けた傑作です。
僕は・・・
この映画を見て静岡から縁もゆかりもない札幌の大学に進学し札幌の女の子と恋をしました。札幌は僕にとって青春の街です・・・札幌のポプラの樹木言葉は『青春の輝き』です。もう十年も前のことですが・・
愛と性の切なさを淡々と凝縮した秀作
大学進学目前に偶然映画館で見た映画でした。当時はすぐ裸になる展開に違和感を感じましたが、札幌の風景の美しさとラストの割り切れなさに「こんなもんなのかな男と女って」という印象だけが残りました。
大学に進み、何回もの出会いや別れを経験し、愛と性の割り切れなさや刹那さに苦悩するにしたがい、無意識に自分がこの映画の世界に堕ち込んでしまったと初めて気づいたのは、卒業直前に当時の彼女と札幌を旅行したとき、彼女が「河合美智子似って言われる」とベットでつぶやいた時。自分の青春のテーマが知らぬ間にこの映画になっていたと気付かされました。
演技など決して褒められた映画ではありませんが、逆に二人の素人っぽい淡々さが切ない印象を強烈に与える秀作です。