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おもひでぽろぽろ

おもひでぽろぽろ
今井美樹
おもひでぽろぽろ
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 3,759
人気ランキング: 5461位
おすすめ度:
発売日: 2003-03-07
発売元: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

時は1982年、27歳のOLタエ子が山形の義兄の実家へと一人旅し、そのさなかにかつて小学校5年生だったころの自分を回想していく。岡本螢と刀根夕子による原作コミックは、小学校時代のみを描いているのだが、高畑勲監督は新たにOLのヒロインを設定し、ふたつの時代を行き来させながら、ひとりの女性の生きざまを露にしていくと同時に、彼女が行き着いた村で行われる有機農業の美徳を説きながら、田舎と農業を礼讚していく。 デビュー作『ホルスの大冒険』ですでに農耕のすばらしさを描いた高畑監督らしい設定ともいえるだろう。一方、小学時代は少女が空をかけ上がるといったファンタジックな処理も多分になされている。声の出演は今井美樹と柳葉敏郎。ベット・ミドラーの『ローズ』を翻訳したエンディング・テーマを都はるみが歌うなど、音楽効果も凝っている。(的田也寸志)

ハートマーク最高
ああいったことは、宮崎駿には絶対に出来ない、高畑勲監督ならではの荒唐無稽さだと思います。TVアニメ『アルプスの少女ハイジ』で、牧場をハイジが駆け回る、それに呼応するかのように、ヤギたちが飛び跳ねるシーンの荒唐無稽さに通じるものがあります。物語の内容云々もあるけれど、個人的にはあのシーンが観られただけでも本作を評価します。

共感できる場面は多い
人は人生の内で何度か自分を見つめ直すときがあると思うし、見つめ直す勇気も必要だろう。
ここでのタエ子は、蝶の青虫からの‘さなぎ’を例えにして言っていたけれど、OL暮らしに疲れた彼女の農業体験は、きっと自分を大きく成長させる機会となったに違いない。さまざまに交錯する、むしろ恥ずかしくて思い出したくもない思い出さえ焙り出して、自らの糧としようとする彼女のひたむきさには共感できる部分も多い。ラストシーンの展開はちょっと強引かもしれないけれど、タエ子と同世代の人間として(私は男だけれど)、あれこれ考えさせられることもあったし、昭和40年代初頭の風情もたっぷりと描かれ、自分の小学生時代が本当に懐かしく感じられた。

ただ、時には違和感があったシーンもちらほら。
その1.休暇を願い出るタエ子に対して、会社の上司が「失恋したの?」と問いかけるシーン。今だったら、あんなこと言えばセクハラじゃないかな。
その2.タエ子の頬が腫れ上がるほど殴る父親。これは同じような娘を持つ父親として絶対に許せないし、劇団で演技をしたいと願うタエ子を頭ごなしに「だめだ」と言うのも解せない。

思えば、この映画が公開された時期は「魔女の宅急便」や「となりのトトロ」のすぐ後のこと。どちらかと言えば地味なこの作品はあちこちで比較されて可哀想だった。この映画は賛否いろいろあるだろうけど、私としてはもっともっと評価されていいと思う。

懐かしい。ただただ懐かしい。
この映画の評価は多分世代によっても違ってくるんじゃないでしょうか?

「ひょっこりひょうたん島」「おはなはん」などを知っている人間にとって、これらのテーマ曲が流れてくるだけで、感涙物です。
懐かしい昔話を久しぶりに出会った同級生としているようで、評価は甘甘になってしまいます。

ただよく分からないのは小学校の思い出話が何故有機農法と繋がるのか?

ジブリアニメってこの頃はやたら自然回帰みたいなテーマを中心にすえていました。
特にこの映画ではそれを真っ向から語り、それがあまりにも説教じみていてウザサを感じました。
同じやるんでももう少し工夫すればいいのにとか思ってしまいました。
真面目なのはいいけれど、こんな余裕のない男と結婚するんじゃ、後々タエ子さんも大変だなァ・・・・

ただラストシーンは個人的に大好きです。
画面に被さってクレジットタイトルが流れ始めますが、もう終わりだと思って見るのを止めないで下さい。

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