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嵐が丘 デラックス版

嵐が丘 デラックス版
松田優作
嵐が丘 デラックス版
定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 4,935
人気ランキング: 13775位
おすすめ度:
発売日: 2005-12-22
発売元: ジェネオン エンタテインメント
発送可能時期: 通常4~5日以内に発送

映像は素晴らしいが・・・残念!

一見して吉田喜重監督の映像に対するこだわりが伝わってくる作品。映画全体にいかにも日本的な陰々とした雰囲気が充満していてかなり好み。富士太郎坊でのロケ場面は、画面に山の斜めのラインをうまく撮り込んでおり、さびしい荒野の不安な感じが良い。また、館セット内のシーンでは、柱や梁で垂直水平に画面を区切るショットが多く、明暗のコントラストも鮮やかにキリッと引き締まった感じ。物語の陰惨な展開を十分予感させてくれます。「もともと持っている狂気を増幅するように演出した」と監督が語る主役の演技は、松田優作の般若のような激しさや、田中裕子の能面のような妖しさがこの映像とマッチ。こだわりの吉田ワールドに触れるだけでも一見の価値はあるかもしれません。が、安っぽい髑髏の模型を見せすぎて台無しにしてしまっているところが玉に瑕で残念(すぎる)。

う?ん?
★★松田優作と吉田喜重がタッグを組んだ作品で楽しみにしていたのだが、失敗に終わった。松田優作の持つアンユイな個性から発する科白が棒読みに感じたのは、私だけだろうか?挑戦する気持ちだけを汲みたい。

能の足裁きですかね
松田優作、田中裕子の主人公二人を、三國連太郎、萩原流行、石田えりら芸達者な役者さんたちが固めて、吉田監督の世界を作り上げています。
おどろおどろしさにやや食傷する面もありますが、これだけ緊張感のある日本映画も近頃はあまりないように思うのですが。

個人的に構造が似ているように思うのはヘルツォークの「ノスフェラトウ」でしょうか。過去の作品に触発されつつ、その中に文化人類学的要素を加えることで映画に奥行きが加わっています。

ただ、そんなややこしいことを考えなくとも、キヌ役の田中裕子が家屋を歩く時の立ち居、扇子で顔を隠しながらの受け答えなど、日本的な美学を随所に見せてくれます。
このまんまの流れで源氏物語を作って欲しかった位にその美しさは秀逸です。

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